脂性肌の方は、皮脂量が多く水分量も多い場合と皮脂量は多く水分量が少ない場合があります。洗顔料もそれぞれによって適したものを使うのが大切です。洗顔方法も重要ですが、まずは自分の肌に合った洗顔料で朝と夜の洗顔が重要になります。

洗顔後にもっちりとした肌を仕上げる保湿力の高いものや、毛穴ケアが可能なスクラブ入りなど、肌質や肌悩みに合わせた成分を選ぶのも大事です。泡立て不要なものやプチプラタイプなど幅広く商品が販売されておりどれを買おうか迷ってしまいます。

そこで今回は、脂性肌（オイリー肌）向け洗顔料の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは成分・保湿成分・機能性を基準に作成しました。購入を迷われている方は是非参考にしてみてください。

まず脂性肌（オイリー肌）とは、皮脂量が普通肌よりも多く肌がベタついたり、テカリがでたりする肌のことです。さらに、皮脂分泌が過剰なため毛穴に皮脂が詰まりやすくニキビなどの肌トラブルが多い特徴があります。

また、脂性肌と言っても乾燥が原因で皮脂量が多くなるインナードライの場合もあります。洗顔後に保湿せず肌のつっぱり感を感じたらインナードライである可能性大です。それぞれケア方法も変わってくます。

脂性肌の原因は、主に5つあります。それぞれ詳しくご紹介するので、原因を理解して、脂性肌の適切なケアをしていきましょう。

まず、脂性肌の原因に生活習慣の乱れがあります。生活習慣の乱れは主に睡眠不足や食生活の偏りや暴飲暴食などです。睡眠は肌のダメージを防ぐために大切なものなので、睡眠不足になると肌ダメージが蓄積し肌トラブルが起こりやすくなります。

さらに、甘いものや油っぽいものばっかりを食べすぎたりすると血糖値が上がります。その血糖値を下げるためにホルモンが分泌されて、皮脂分泌にも関与しているため、脂性肌に繋がりやすいです。

2つ目に、ストレスも脂性肌の原因として上げられます。ストレスにより、ホルモンバランスが乱れ皮脂分泌を促すホルモンが増えてしまうことで脂性肌になってしまう可能性が高いです。また、肌はストレスがよる症状が顕著に出る部位です。

ニキビなどの肌トラブルにもつながってしまいます。ストレスはなるべく感じない生活を心がけると共に、適度にストレスを発散して溜め込まない工夫をしましょう。

間違ったスキンケアが原因になることもあります。スキンケアも自分に適した化粧品を使わないと逆に肌トラブルに繋がることもあります。皮脂が少ないのに洗浄力の強い洗顔料で洗ったり、皮脂が多いのにベタつく化粧水やクリームの使いすぎも原因になります。

自分に適した正しいスキンケアを心がけると、脂性肌のケアにつながってきます。特に、ピリピリして肌に合わないと感じた化粧品はなるべく使用するのをやめるようにしましょう。

4つ目に、肌の乾燥も原因になります。脂性肌の中でもインナードライ肌の方は、肌が乾燥しており保湿不足が原因な場合が多いです。脂性肌になり肌がベタつきやテカる状態になってしまいます。まずは、脂性肌も保湿して水分量を増やしましょう。

5つ目に、ホルモンバランスの乱れも原因の一つです。ホルモンバランスは増減しながら普段は一定のバランスを保っています。ホルモンバランスは、思春期や女性に多く生理前などに不安定になります。また、ストレスや生活習慣が原因になりやすいです。

男性ホルモンの「テストステロン」や女性ホルモンの1つの「プロゲステロン」などに、皮脂の分泌を促す作用があります。テストステロンは思春期、プロゲステロンは生理前に増加すると言われており、その時期は脂性肌になる傾向も知っておきましょう。

脂性肌の方は、特に自分に適した洗顔料を選ぶことをおすすめします。洗浄力・保湿力・ニキビに特化したものまでさまざまです。

脂性肌（オイリー肌）に適した洗顔料を選ぶ際に、保湿成分や洗浄力など成分に合わせて選ぶのもおすすめです。

脂性肌は、皮脂量が多いので洗浄力が高い洗顔料を使うのがおすすめです。「アミノ酸系」の洗浄力のマイルドな洗顔料では余分な皮脂が落としきれず、肌トラブルの原因に繋がります。脂性肌では「石けん系」の洗浄力の高い洗顔料で、30秒ほど洗顔しましょう。

ただ、洗浄力の高い「石けん系」洗顔料はその分肌の負担も大きくなるので、洗い過ぎには注意しましょう。また、スクラブ入り洗顔などもありますが刺激があるので、スクラブ入りにも注意が必要です。特に、敏感肌の方は避けた方が無難です。

脂性肌の中でもインナードライの方には、保湿成分が豊富に含まれた洗顔料をおすすめします。上記と同様に洗浄力もマイルドすぎると皮脂が落としきれないので、洗浄力と保湿力どちらもカバーできる洗顔料を選ぶとより良いです。

成分的には、「BG」や「グリセリン」が主成分として配合している洗顔料が保湿力もありおすすめ。他にもセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が入っていると洗顔後に乾燥しにくい洗顔料と言えるでしょう。

シミ予防※やくすみケアなら韓国で人気のあるビタミンC入りの洗顔料がおすすめです。ビタミンCは、朝のケアに取り入れると日焼けによって起きるトラブルも防げます。洗顔料と合わせて使える美容液やクリームなども取り入れましょう。

※ここでいうシミ予防とは、メラニンの生成を抑えてシミをできにくくすることです。

以下の記事では、ビタミンCを含んだ美容液を紹介しています。ビタミンCの洗顔料と合わせて使えるものばかりなので参考にしてください。

脂性肌の方は、ニキビや皮脂などの肌トラブルで悩んでいる方が多い印象です。そんな肌悩みで洗顔料を選ぶのも1つのコツです。それぞれ悩み別にご紹介していきます。

洗顔で皮脂を落としすぎて、逆に皮脂が余分に分泌されてしまっては意味がありません。ベタつきをスッキリ落とし、肌のうるおいも守ってくれるオイルコントロールタイプ。ベタつきが気になる方におすすめです。

脂性肌でもインナードライでも使いやすいタイプの洗顔料になります。インナードライな方の中には、オイルコントロールタイプでも乾燥する方もいるかもしれません。一度試してみて、乾燥するようならもう少しマイルドな洗浄力のものを選ぶと良いでしょう。

脂性肌の中でもニキビに悩む方は、「ニキビ対策用」がおすすめです。ニキビ対策用には、抗炎症成分（グリチルリチン酸ジカリウムなど）や殺菌作用のある成分（サリチル酸など）が含まれているものが多く、ニキビ予防になります。

ニキビ用でも洗浄力がマイルドなものや高いものそれぞれあります。敏感肌の場合はマイルド系・皮脂が気になるなら洗浄力の高い洗顔料など、自分の肌状況に合わせて選びましょう。洗顔後なるべくつっぱり感の出る洗顔料は避けるのをおすすめです。

インナードライの方は、洗顔後つっぱらない洗顔料がおすすめ。インナードライの場合は皮脂もしっかり落とし、乾燥も防ぐのが大切です。そのため、主成分に「BG」「グリセリン」などの保湿成分が配合されている保湿力のある洗顔料を選びましょう。

使用する洗顔料だけでなく、肌の乾燥には洗顔時間も影響します。保湿力のある洗顔料でもなるべく洗いすぎないよう心がけましょう。個人差はありますが、洗顔時間は30秒前後が適切です。

脂性肌ではなるべく洗浄力のある洗顔料がおすすめ。しかし、敏感肌の場合は「スクラブ入り」や「殺菌作用のある成分入り」の洗顔料などは刺激になる可能性があるため注意しましょう。特にスクラブ入りは肌を傷つける場合が多いので避けることをおすすめします。

敏感肌の場合も、洗顔後に乾燥しないような洗顔料を選ぶと肌への刺激になりずらいです。洗顔での肌トラブルはなるべく無くすよう敏感肌の方はより慎重に選びましょう。

洗顔を選ぶ上で、価格もとても重要になってきます。プチプラにするのがデパコスにするのかそれぞれのポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

プチプラの洗顔料は、気軽にどこでも購入できる・値段が手頃・長く使えるなどのメリットがあります。種類も豊富でオイルコントロールタイプやニキビ・高保湿タイプなどさまざまな洗顔料の中から自分に適したものを選びましょう。

経済的に余裕のない高校生やスキンケアにお金を掛けられない方にもプチプラがおすすめです。自分自身のお財布と相談して、選ぶようにしましょう。

誰しも一度は「デパコスの高い化粧品を使ってみたい」と思った場合もあります。デパコスの化粧品は使用感・効能がプチプラと比べると期待の品質になります。普段使いはプチプラでも特別な日にだけデパコス使いもおすすめです。

経済的に余裕のない方でも自分へのご褒美やデートの前のケア用にデパコスを持っておくとスキンケアのモチベーションも上がります。やはり特別感を味わえるのもデパコスの魅力です。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

脂性肌（オイリー肌）向け洗顔に関するよるある質問をいくつかまとめたのでご紹介します。ぜひ日々のスキンケアの参考にしてみてください。

洗顔時間は、基本的に30秒前後にしましょう。どんな洗顔料を使っていても、30秒を目安に洗顔すると洗いすぎや洗い残しを防げます。特に脂性肌の方は、皮脂量が多くニキビに悩んでいる方が多いので長い間洗顔しがちになるので注意しましょう。

1日の洗顔回数は朝・夜の2回がおすすめです。特に脂性肌の方は、朝も洗顔して夜のスキンケアを落とすことと皮脂をスッキリさせるのが大切です。ニキビに悩む場合も朝洗顔することでニキビ予防にも繋がります。

朝に時間がない方はぬるま湯で洗顔しましょう。朝用にポンプ式の洗顔を使うと泡立てる時間を短縮できるのでおすすめです。

洗顔後の化粧水ですが、洗顔をしてなるべく早くつけることをおすすめします。洗顔後は乾燥するのが早く、乾燥は肌トラブルの元です。すぐに化粧水で保湿することを心がけましょう。特にインナードライの方は化粧水での保湿をしっかりと行いましょう。

また、男性で洗顔後に保湿をせずそのままにする方も多いので、保湿は常に意識しましょう。肌トラブルを防げるはずです。

今回は、脂質肌向けに使いやすい洗顔料の選び方と人気おすすめランキングを紹介しました。洗顔料にはプチプラやデパコスなどで選び方が異なります。自分の肌質に合った洗顔を選び朝と夜にわけてべたつきをなくしていきましょう。