就職・転職・スキルアップ・話のネタになるものまで、資格にはかなり多くの種類があります。国家資格から民間資格まで、世の中にはなんと3000種類以上もの資格があるとご存知でしたか？

資格は欲しいけれど難しそう、なにを取ればいいのかわからない、お金がかかりそうなど大変なイメージもあるかもしれません。しかし実は試験の実施回数が多かったり、在宅・独学でも取得できたりする資格も増えてきているんです！

そこで今回は資格の選び方やおすすめランキングをご紹介します。ランキングは男女別、取得期間・受験料・実務経験を基準に作成しました。何を取ろうか迷っている方はぜひ参考にしてください。

資格といってもセミナー受講で取れるものから、数ヶ月・数年時間をかけて挑むものまで幅広くあります。目的や状況別の選び方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

今後伸びていく業界・業種に関する資格や、その資格がないと仕事ができない業種は需要が高まります。どんな資格や仕事が該当するか見ていきましょう。

税理士や司法書士など〇〇士とつく職種の多くは業務独占資格と呼ばれ、資格取得者のみが仕事を請け負えます。難易度の高さや、実務経験の有無、取得費用など簡単に取得できる資格ではない分、需要が高い資格です。

介護福祉士・ケアマネージャーなど実務経験からステップアップするための資格も需要が高まっています。介護自体は資格がなくても行えますが、専門知識や技術があると就業場所の幅が広がったり給料面でも待遇アップが期待できたりするのが特徴です。

国家資格の看護師や保育士は景気に関わらず必要とされる職種で、求人数も多いため需要が高い資格です。全国どこでも働けて、出産や子育て後に復職したり、社会人経験後に新たに学んで就業したりする方も多く、幅広い年齢層で役立ちます。

ここではすぐに目指せる資格から自身の経験を活かせるものまで、状況別におすすめの資格をご紹介します。

仕事や子育ての間のスキマ時間を生かして短い期間でも習得しやすい簿記3級・調剤薬局事務・ビジネススキルにもつながるMOS（マイクロソフトオフィススペシャリスト）も人気です。早いものは数日の講習や1ヶ月の勉強期間から習得できるものもあります。

学歴や勤務歴に関わらず誰でも受験・取得可能な資格に対して、実務経験○年以上や大学卒業以上など制限が係る資格もあります。介護福祉士や登録販売者（※）は実際に従事して経験を積んで取得できる資格で、今の仕事からのスキルアップに役立つのが特徴です。

実務経験が必要な資格は誰でも取得できる資格に比べて貴重な人材となるので、求人数が多く需要が高い傾向にあります。今の経験値で条件を達している資格は取得しておくと今後に活かせるためおすすめです。

※登録販売者は受験時の制限はありませんが、登録販売者として就業する際は一定の実務経験が必要となります。

受験資格には指定の学校などでの修業が必須のものもあります。例えば建築士・歯科衛生士・理美容師で、指定機関で学び受験資格を得たあとに試験に合格して初めてその仕事に就業できるものです。

基本的には高校・大学卒業後に専門学校に進学したり、大学や短大で所定の授業や科目を修業する人が多いですが、現在は働きながら夜間学校に通ったり、通信課程で学べたりする分野も増えてきています。

資格取得まで時間はかかりますが、国が指定した資格が多いので就職や転職にも確実に活かしていける資格です。

資格には就職や転職に活かせるもの、趣味の知識を広げるもの、仕事に必要なものなどさまざまです。ここでは使いみち別におすすめの資格を紹介していきます。

仕事でより知識を増やして活用したい、キャリアアップを目指すならITパスポート・TOEIC・FP（ファイナンシャルプランナー）がおすすめです。情報処理・金融の知識・ビジネスでも必要な英語力などは業界で役に立ちます。学生でも取得しやすい資格です。

好きなことを深く極めたい方にはネイリスト技能検定・DIYアドバイザー・食生活アドバイザーなどがおすすめです。趣味を深めて日常生活を豊かにしたり、資格を活かして副業やフリーランスとして活躍したりする方も増えています。

温泉ソムリエ・ご当地検定・夜景観光士など仕事などで直接活かせなくても、持っていると面白い趣味系の資格も増えています。短期間のセミナーや講習で簡単に挑戦しやすいものも多く、資格取得を始めるのにおすすめのポイントです。

調べてみるとあまり耳にしたことがないマイナーな資格も多いですが、他人が知らない知識を習得できたり、新しい趣味を見つけたりする第一歩にもなります。会話のネタを作したい方にもおすすめです。

仕事でキャリアアップを目指す方、結婚・出産・子育て・介護などで働き方を変える方もいます。ライフスタイルの変化が大きい女性によりおすすめな資格をまとめました。

※取得期間は1日1時間勉強した場合の平均期間です。

以下の記事では主婦の方におすすめの資格ランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

転職や独立を選んだりするときにも資格は大きく役に立ちます。より男性におすすめな資格をランキングでまとめているので是非参考にしてください。

※取得期間は1日1時間勉強した場合の平均期間です。

持っていると話のネタにできたり、日常が楽しく豊かになったりする資格が世界にはとてもたくさんあります。是非チェックしてみてください。

資格取得のために時間を割いて勉強するのであれば、効率良く合格の最短ルートを進みましょう。ここでは勉強法についてご紹介していきます。

独学での勉強は自分のタイミングでできるので意思が強い方、計画性がある方におすすめです。現在は教材も市販で多く販売されているので、実際に手にとって自分に合いそうなものを探せます。

もし勉強が続かなかった場合も精神面・金銭面ともにマイナスが少なく、気軽に始めやすい勉強法です。費用を抑えられる反面、教材選び・スケジューリング・わからない問題も自己解決が必要になります。知識量や勉強量が多い資格にはやや不向きです。

独学よりもやや費用はかかりますが、通学が難しいけれどしっかり試験対策したい方におすすめです。教材がわかりやすく大事なポイントもまとまっていたり、オンラインで質問や添削をしてもらえたりとサポート体制もしっかりしています。

国家資格や仕事に活かせる資格から、趣味や日常生活に役立つものまで幅広いジャンルから見つけられるのも魅力です。書店のテキストのみでは理解が難しい資格や、準備物が多い講座や資格は揃って始められます。

最短合格を目指す方、自分で勉強をすすめるのが苦手な方はスクールに通うのがおすすめです。教材も全て揃っていて勉強の進め方・試験対策・添削をしてもらえます。ほかの勉強法よりも費用はかかりますが、その分モチベーションアップにつながるのが利点です。

独学で何年も合格を逃してしまってはもったいないので、時間やお金に余裕のある方や勉強に慣れていない方はぜひ検討してみてください。以下の記事では電子ノート・通信教育の人気おすすめランキングをご紹介しています。是非あわせてご覧ください。

以下の記事では勉強の際に役立つ電子ノート・通信教育の人気おすすめランキングをご紹介しています。是非あわせてご覧ください。

ここまでおすすめの資格を紹介してきました。資格といっても難しいものだけではなく、趣味や興味の範囲から簡単に取得できるものもあります。新たな知識を増やしたい方、就職や転職に活かしたい方は、ぜひ本記事を参考に資格取得に挑戦してみてください。