ジメジメした梅雨の時期などに特に気になるダニ。腕や足を噛まれて不快な思いをした経験がある方も多いのではないでしょうか。ただダニは通常どの家にも生息していて、特に被害を受けていなければそれほど問題はありません。

しかし、ダニが大量発生しているのに面倒だからといって退治せずに放置していると、かゆみや腫れはもちろん、人によっては健康に重大な被害を及ぼす可能性があります。個人では対処しきれない場合は害虫駆除の専門業者にお願いするのが賢明です。

そこで今回はダニ駆除業者の選び方やおすすめの会社をランキング形式でご紹介します。ランキングは、実績・口コミ・コスパ・サービスの4つのポイントを基準に作成しました。どの業者に依頼するか迷われている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ダニ駆除業者はたくさんあるため、まずは地域・被害の対象・実績・口コミ・料金・サービス内容・使用する薬剤を基準とした選び方をご紹介します。

業者によって対応してくれる地域が異なります。全国対応可能なところもありますし、ある一定の地域のみ対応してくれるところもあります。

大手の業者は全国対応可能なところが多いです。全国を対応エリアとする主な業者としては、「ダスキン」、「害虫駆除110番」、「衛生害虫110番」、「ダニ駆除ナビ」、「くらしのマーケット」、「ムシProtec」、「害虫の生活救急車」など大手業者が挙げられます。

何といっても大手の業者は実績や経験をたくさん積んでいるので、安心感・信頼度を重視する方には特におすすめです。

限られたエリアで活躍する地域密着型の専門業者も多く存在し、対応地域内なら即日最短30分で駆けつけてくれるところもあります。ダニは刻一刻と繫殖していくため、早急に対処したい人におすすめです。

たとえば「ホームレスキュー」は関東・関西・東海エリア全域で活躍しており、保証期間の長さや料金の安さで人気の業者です。関東エリアに限定すると「アールズホールディングス」もおすすめできます。対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬です。

「トータルクリーン」は関西エリアで50年以上の実績で人気があり、対応エリアは大阪・兵庫・奈良・京都です。

被害がある場所や物の種類によって最適な駆除の方法も変わってきます。駆除作業には薬剤を使用する場合が多いですが、高熱処理の対応が可能なところもあります。

畳やカーペットは湿気がたまりやすく、湿気の多い場所を好むダニにとっては住みやすい環境です。また畳の原料であるイ草やカーペットの繊維の隙間は、ホコリや食べカスがつまりやすいところでもありますし、小さなダニの隠れ場所に最適と言えます。

そんな隙間の隅々までダニを退治するなら、薬剤散布がおすすめです。この方法は業者依頼でなくとも市販のダニ駆除製品で対処できる場合もあります。しかし業者を依頼の利点は、部屋や被害状況に合わせて最適な判断をしてくれる点です。

場合によって熱処理で対処する場合ケースや駆除後に予防のために防ダニシートを敷く場合もあります。畳は全て張り替えるとなると高額の費用がかかってきますし、カーペットも決して安価ではないので、業者に依頼して駆除してもらう方がベターです。

家の中でもダニが湧きやすいと言われているのが布団やベッド、ソファーなどの布製品です。主な理由としては、ダニは人の皮脂やフケ、髪の毛を餌としていること、人の体温により湿気がこもりやすいことが挙げられます。

布団やベッド、ソファーなどは直接肌に触れるため、心配な方は薬剤よりも熱処理がおすすめです。薬剤によっては人への害が少ないケースが考えられますが、ダニの被害状況が大きいと弱い薬剤では効果がない場合もあります。

業者によっては熱処理で駆除してくれる場合もありますので、直接確認してみましょう。ダニは熱に弱く、60～65℃以上の高熱で死滅しますから効果的です。

実績の多さは経験値を表します。経験が多いとさまざまな被害状況・トラブルに臨機応変に対処できますし、何より信頼性があり安心度が高いです。信頼性や安心感を求める方は、新しい業者よりも歴史が長くキャリアを積んでいる業者を選ぶのをおすすめします。

また、家の種類・大きさ・環境はそれぞれ異なりますので、自分が依頼したい内容と似たような条件下での実績を多く積んでいるところをピックアップしましょう。

口コミは実際に依頼した人のリアルな意見が反映されていますので、業者を選ぶ際に参考にしやすいです。良い口コミがたくさん集まっていれば、実績が多く依頼者の満足度も高いと判断するのに役立ちます。

ただネットで簡単に書き込みや閲覧ができる分、事実に反する口コミや極端に業者を悪く言う口コミもありますので、書かれていることを何でも鵜呑みにするのは危険です。信頼性のある情報を取捨選択し、納得のいく業者選びにつなげましょう。

気になる駆除費用の相場は6畳2間（約50㎡）で50,000円程です。しかし被害の場所・規模、駆除の難易度などによって変わってきます。なるべく安く済ませたい方は、あらかじめ数社から見積もりをとって金額を比較してから決めるのが賢明です。

ただし、あまり安すぎても駆除の効果が不安ですし、最初に提示された金額以外にも追加料金等を請求される場合もありますのでその点は気をつけてください。

サービスの質を見極めるポイントとして、事前にきちんと駆除の方法や料金の内訳などを説明してくれるところを選びましょう。危機感をあおって契約を急かしたり、いきなり作業に入ろうとする業者はおすすめできません。

またアフターフォローがしっかりしているかもチェックポイントです。駆除を行った後でも、掃除や対策を怠っていると再びダニが発生する場合があります。そういった事態に備えて無料の保証期間がついていると安心です。

ほとんどの業者で保証期間が設けられていますが、保証期間は短いところで半年、長いところで10年などさまざまですのであらかじめ確認しておきましょう。定期契約が結べる業者もありますので、再発予防に力を入れたい方はぜひ検討してみてくさだい。

使用する薬剤の種類は業者によって異なりますので、赤ちゃんやペットがいるご家庭で安全性が気になる方は直接確認しましょう。プロの業者が使う薬剤は人体や動物に影響のないものがほとんどです。

しかしより安全性を求めるならば「公益社団法人日本ペストコントロール協会」認定の薬剤を使用しているところがおすすめです。

プロの業者にお願いする前に、自分で何らかの対処をしたい方も多いのではないでしょうか。現在は市販のものでも様々な種類のダニ対策グッズが売られています。

バルサンを始めとする市販の燻煙剤は、部屋全体や広範囲のダニの活動を抑制するのに効果的です。ただしダニは分厚いものの内部に隠れる習性があるため、死滅させる効果に関しては過度に期待できません。

もちろんダニ被害を抑えられるならコスパが良くメリットは大きいですが、あくまでもダニによる健康被害を抑えるためのお試しまたは応急処置として活用するのがおすすめです。

自分である程度ダニ対策をしっかり行いたい方は燻煙剤だけではなく、場所や被害状況に合わせて複合的に活用するのがおすすめです。ソファならスプレー・寝具なら乾燥機やアイロンスチーマーなど・カーペットにはダニ取りシートがおすすめできます。

ただし付属の取扱説明書や注意書きをよく読んで、用法・用量を守って使いましょう。またそれだけではなく、ダニの死骸や糞を徹底的に取り除くことも重要です。掃除機や専用のクリーナー、雑巾などを使用して丁寧に除去します。

個人でできる対策としては、こういった小まめな掃除や定期的な換気、除湿などが効果的です。以下の記事でダニ退治グッズの人気おすすめランキングを紹介していますので、ぜひご覧ください。

ここまでダニ駆除会社の人気おすすめランキング15選を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。プロの力を借りて不快なダニを徹底的に駆除し、気持ちの良い快適な生活を取り戻しましょう！