肥後銀行カードローンにおいて、審査のポイントや、審査を通りやすくするコツについてご紹介いたします。

審査のときには、信用情報をチェックされます。信用情報の中でも、過去の延滞やブラックリストに載っていたりしていないかなどは特に重要です。ブラックリストに載っていたり、過去に長期にわたる延滞を行っていると、審査を通ることは難しくなります。

信用情報から、延滞やブラックリストに載っているなどの情報が抹消されるためには5年程度かかるようです。そのため、過去に延滞を行ったりしている場合は、5年程度経っていることを確認してから申し込むとよいでしょう。

短期間に4つ、5つと銀行や消費者金融にカードローンを申し込むと、支払いが可能なのかと支払い能力を疑問視されてしまいます。そして支払いが難しい状況であると判断されてしまうと、審査を通ることはできません。

信用情報には、カードローンにいつ、誰が申し込んだのかという申し込み履歴が約6ヶ月保存されます。そのため、直前にカードローンを申し込んでから6ヶ月程度経って申し込むとよいでしょう。

カードローンを申し込むとき、質問事項には正確に答える必要があります。メールアドレスや住所、電話番号も正確に入力することがとても重要です。審査結果はメールアドレスにメールで届きますが、誤ったメールアドレスだと審査結果が届かないためです。

また、審査を通った後に電話で手続きの連絡がきます。このとき、電話番号を誤って入力していると、連絡がつかないということになります。万が一連絡がつかないと、申し込みが却下されてしまうのです。

審査を通るためにも、申し込みを行うときは入力した内容をしっかりと確認することをおすすめします。

肥後銀行カードローンの審査の基準にはどんなものがあるのでしょうか？審査基準は厳しいのでしょうか？肥後銀行カードローンの審査基準について詳しく解説していきます。

肥後銀行カードローンは申し込むことが可能な年齢を、満20歳以上満65歳未満と定めています。また、個人であることも審査基準としています。他のカードローンのなかには69歳まで可能なところもあることを考えると、厳しい基準といえるでしょう。

肥後銀行には、「Webカードローン」「カードローンBack Up」「カードローンBEST ASSIST」の3つのカードローンがあり、どれか1つのカードローンに申し込むためにはその他の2つのカードローンと契約をしていないことが条件です。

そのため、肥後銀行でカードローンを申し込むときには、どのカードローンが合っているかを考えてから申し込む必要があります。

肥後銀行カードローンの審査を通るためには、保証会社の保証を受けられることが条件です。保証会社の保証を受けられるとは、保証会社によって返済能力や過去のローンにおける延滞、自己破産がないかなどチェックを受けて保証できると認められることです。

そして保証会社は万が一契約者が返済が滞り延滞を行った場合、代わりに銀行へ支払いを行う役目を担います。肥後銀行カードローンでは、新生フィナンシャル株式会社が申し込みを行った方の審査や保証を行っています。

このことから、過去にカードローンで長期に延滞を行った方、自己破産をした方など信用情報に悪い情報がのっている方は、また延滞を行うのでないかなどと考えられ審査を通ることは難しいでしょう。

肥後銀行カードローン「WEBカードローン」の審査基準には、居住している住所も定められています。それは、住所が九州各県内および東京、大阪の方であることです。ただし、九州内であっても、佐賀県と沖縄県は対象外となっています。

「カードローンBack Up」「カードローンBEST ASSIST」には、住所の定めはありません。

肥後銀行カードローンの申し込みはどこから行い、どのような手順で申し込みを行うのでしょうか？肥後銀行カードローンの申し込み方法と流れについて解説します。

WEBカードローンとカードローンBEST ASSIST、カードローンBack Upはパソコンやスマートフォンなどインターネットを利用して申し込みを行うことができます。インターネットでは24時間365日申し込みを受け付けているので、時間がない方にも便利といえます。

ただし、肥後銀行カードローンは肥後銀行の口座を持っていることが必要となります。そのため、肥後銀行の口座を持っていない場合や、本人確認が必要となった場合は肥後銀行への来店を求められることがあります。

申し込みの後、審査が行われます。カードローンによって審査にかかる日数に違いがありますが、「WEBカードローン」が他の2つのカードローンに比べると審査が短い傾向があるようです。

審査結果は、申し込み時に記入したメールアドレスにメールで届きます。審査が通っていれば、その後肥後銀行ハローサービスプラザからこ契約手続きについて連絡がきます。店舗を訪れた方がより早く手続きを終えることがでるようです。

契約手続きは、肥後銀行の店舗で行う方法と、契約書を郵送してもらい記入した契約書と必要書類を返送することで手続きを行う方法があります。

肥後銀行の窓口や郵送において契約が完了したら、借り入れが可能になり、指定の入金口座にお金が融資されます。また、「WEBカードローン」であればお持ちのキャッシュカードですぐに借りることができます。

「WEBカードローン」を契約した方は、肥後銀行のATM、ローソンATMやイーネットATMなどコンビニエンスストアに設置されているATMを利用してお金を借りることができます。自宅や勤務先に近いATMが利用できるので、肥後銀行の店舗まで行く必要がありません。

「カードローンBEST ASSIST」を契約した場合も、契約後に引き落とし日に残高が不足した場合、補填が開始されます。

肥後銀行カードローンは借りたお金をどのような方法で返済するのかについて、詳しく解説いたします。

「WEBカードローン」は、2つの方法で返済を行うことができます。それは、約定返済（残高スライド方式）と随時返済です。約定返済とは、毎月5日に指定口座から、借入残高で決められている約定返済額を口座振替によって返済します。

約定返済額は、5,000円未満は前月5日現在の貸越残高、5,000円以上30万円未満は5,000円、30万円以上50万円未満は10,000円、50万円以上150万円未満は20,000円などあらかじめ決められています。

随時決済とは、ATMからカードを利用して入金、または肥後銀行の窓口で入金手続きをすることで返済します。

「カードローンBack Up」での返済は、「WEBカードローン」と同じように約定返済と随時返済によって行われます。随時返済では、ATMや窓口でのカードローン通帳への入金によって返済を行います。また、ATMによってカード入金することでも返済が可能です。

ただし、約定返済額は5,000円未満は前月5日現在の残高、5,000円以上30万円未満は5,000円、30万円以上50万円未満は10,000円、50万円以上100万円未満は20,000円、100万円では30,000円であり、「WEBカードローン」とは金額が少し異なります。

「カードローンBEST ASSIST」も返済方法は、約定返済と随時決済ですが、約定返済には2つの方法があることが、他のカードローンと異なる点です。その約定返済の2つの方法には、貸越残高基準方式と極度額基準方式があります。

約定返済の貸越残高基準方式とは、前月5日現在の貸越残高に応じて、決められた金額を指定預金口座からカードローン口座に振替入金することで返済します。極度額基準方式は、コースごとの金額を指定預金口座からカードローン口座への振替入金で返済します。

極度額基準方式のコースには、100万円コース、200万円コース、300万円コースがあります。返済する金額は100万円コースは2万円、200万円コースは3万円、300万円コースは4万円と定められています。随時決済はATMや窓口から入金することで返済を行います。

今回は、肥後銀行カードローンについて詳しく解説してきました。肥後銀行は熊本県では特に身近な銀行として知られています。そんな肥後銀行のカードローンなので、安心して利用できるのではないでしょうか。ぜひ利用を検討してみてくださいね。