みなと銀行カードローンの審査を受けるに当たって押さえておくべきポイントや、審査に通りやすくするコツについてお伝えします。

カードローンの審査では、過去のクレジットカードやローンなどの利用記録である信用情報の調査があります。そのため、信用情報に問題がないかどうかが重要です。延滞記録や金融事故があると審査に通らない可能性が高まります。

また、他社からの借り入れ状況に問題がないかも調査されます。これは他社からの借入れ金額や借入れ件数が多い場合に問題になります。一般的には3件以上から危険と言われていますので、できれば2件以下に減らしてから申し込むのがおすすめです。

みなと銀行カードローンでは最大で800万円まで借入れできますが、申し込みの際にはできるだけ申込金額を低くするのがおすすめです。人によって返済能力が異なるため、一概には言えませんが、現時点で必要な金額にとどめてください。

これには年収の3分の1までしか借りられない法律が関係しています。銀行カードローンには当てはまらない法律ですが、近年は銀行も自主規制を行っているため、申込金額が多いと審査に落ちる可能性があります。

同時期に複数のカードローンを申し込まないのも審査に通過するうえで大切です。こうした多重申し込みを行うと、いわゆる「申し込みブラック」の状態とみなされ、審査落ちの要因になり得ます。

多重申し込みを行う人は相当お金に困っている状態とみなされやすいだけなく、実際に返済能力に問題を抱えているケースが少なくありません。そのため、銀行やカードローン会社は延滞や貸し倒れの可能性を考えて審査に落とすケースがあります。

申込事項に不備があると本人確認に時間がかかったり、口座の開設ができなくなったりするので、申込内容は正確に記載してください。

みなと銀行のカードローン Qポートネオを申し込むには審査基準をクリアしている必要があります。明らかにされている範囲の審査基準を詳しく解説します。

最初に年齢の基準があり、みなと銀行のカードローンの場合、満20歳以上65歳以下となっています。この年齢の基準を満たしていれば、大学生や専門学生など学生でも申し込めるので、幅広い年齢層の方が申し込みやすいカードローンです。

上限については65歳までとなっています。他社の場合、69歳までとなっているところも少なくありませんが、みなと銀行カードローンは少し厳しめと言えます。カードローンの審査では返済能力が重視されますので、やむを得ない部分かもしれません。

みなと銀行カードローン Qポートネオでは、申込者に安定した収入があるのも審査条件となっています。具体的な収入の額は明示されていませんが、年収が少なくても定期的な収入があれば審査に通る可能性はあると言えます。

そのため、会社員だけでなくアルバイトやパート、主婦の方も申し込めます。自営業や日雇いのアルバイトをしている方も申し込めますが、収入が安定していない場合には審査に通るのが難しい場合もあります。

みなと銀行カードローンを申し込む条件には、保証会社の保証を受けられる点も含まれています。保証会社は「プロミス」カードローンや他社ローンの保証業務を多数行っているSMBCコンシューマーファイナンス株式会社です。

みなと銀行カードローンの審査は、このSMBCコンシューマーファイナンス株式会社によって行われますので、もしこれまでにこの保証会社が審査を行っているカードローンなどで審査に通らなかった場合は、審査落ちする可能性があります。

ここでは、みなと銀行カードローン Qポートネオを申し込みたい場合の申込方法と借入れまでの流れを一つずつ解説します。

みなと銀行カードローンの申し込みはWEB・電話・郵送・FAXのいずれかで行えます。申し込みの際には、運転免許証や健康保険証といった本人確認書類が2点必要になりますので、手元に用意してください。

申込金額が50万円を超える場合を超える場合には、収入証明書類も必要になります。WEBで申し込む場合は名前や生年月日、連絡先などを入力すると、折り返しみなと銀行から電話がかかってくるので、オペレーターに従って手続きを進められます。

申し込み手続きが済めば、あとは銀行と保証会社の審査に移りますので結果を待ちます。審査結果はみなと銀行からの電話で伝えられますが、申し込みを行った時間や審査状況によって結果が出るまで時間がかかる場合もあります。

また、審査が行われる前には申込内容の確認のため、みなと銀行から自宅や勤務先に電話がかかってくる場合があります。担当者の個人名で電話がかかってくるので、カードローンを申し込んでいると分からないよう配慮されています。

審査に通ると契約手続きを行えます。みなと銀行のカードローンは申し込みから契約まで来店が不要なため、大変便利です。

契約が完了すると、今度はみなと銀行でカード発行手続きが行われ、自宅に簡易書留郵便で専用カードが郵送されてきます。カードを申し込み本人が受け取れないと口座開設が取り消される場合もあるので、確実に受け取ってください。

みなと銀行のカードローンでは次の3つの方法で借り入れできます。

・みなと銀行のATMから借入れ

・提携金融機関（ゆうちょ銀行・イオン銀行を含む）のATMで借入れ

・コンビニエンスストアのATM（セブン銀行・ローソン・イーネット）で借入れ

全国のATMで借入れできますが、利用時間やATMによっては手数料がかかるほか、借入れ金額によっては利用できないATMもあります。みなと銀行のATMを利用すると手数料無料の時間帯が多いので、その他のATMよりもお得です。

みなと銀行カードローンで実際に借入れを行った場合、どのようにして返済していくのでしょうか。ここでは、返済方法や返済金額について詳しく説明します。

みなと銀行カードローンの返済方法には次の2種類があります。

１．約定返済

２．随時返済

約定返済は毎月7日が約定日となっていて、約定日の前月25日から約定日当日までの間に、みなと銀行のローン口座に専用ローンカードを使って直接入金して返済する形を取ります。

随時返済の方は、返済時の利息金額以上の希望金額を随時返済できるものです。返済はどちらの方法でも借入れのときと同じで、みなと銀行や提携機関、コンビニエンスストアのATMを利用できます。

約定返済額は下記の表のように返済時の利用残高に応じて変わってきます。

返済時の利用残高と利息の合計が1万円未満の場合は、その合計金額が約定返済額です。また、利息金額が約定返済額を超える場合には、利息金額が約定返済額です。

増額は可能です。ただし、新規借り入れを申込むのと同じ手続きや審査が必要となり、新たな契約書が発行されます。

みなと銀行カードローンに限らず、借り入れを受ける際は必ず残高確認を行い、ご自身の資産状況を把握した上で生活に無理のない範囲の借り入れを行なってください。

今回はみなと銀行カードローンについて詳しく解説してきました。来店不要で申し込みができるほか、みなと銀行の口座を持っていなくても借入れ可能など、手軽に利用できて非常に人気の高いカードローンです。ぜひご利用を検討してみてください。