※サムネイルで使用した商品画像は同記事内で引用しています。

単語の意味を調べるときには辞書が必須です。紙の辞書ももちろん良いですが、調べたい言葉の意味を一瞬で調べられる電子辞書を使用すればより簡単に素早く言葉の意味を確認できます。電子辞書は中学や高校などレベルに合わせたものなど種類豊富です。

必要かどうかわからない方も多いですが、最近の電子辞書には英検受験・高校受験・大学受験に役立つ機能が備わっており、中高一貫校の方にもおすすめです。しかし電子辞書には最新モデルから中高一貫校モデルまで多くあり、どれが良いのか迷ってしまいます。

そこで今回は50人にアンケートを実施し中学生向け電子辞書の選び方やおすすめ商品を調査しました。調査結果をふまえたおすすめ商品をご紹介します。「カシオとシャープはどっちがいい」「高校生用との違いは？」など、疑問のある方はぜひ参考にしてください。

「中学生に電子辞書は必要かどうかわからない」と悩む方も多いですが、実は中学生にとって電子辞書はあった方が良いアイテムの1つです。中学生向け電子辞書を持っていると、勉強効率の向上に役立ちます。また軽くて持ち運びもしやすく1台あると非常に便利です。

いろいろな辞書が入っているため、国語辞典や英和辞典などをそれぞれ持ち歩く手間を省けます。中学生向け電子辞書は中学入学から卒業まで長く使用でき、利便性も高いので持っておいて損はありません。ただし学校によっては禁止の場合もあるので、確認しましょう。

中学生向けの電子辞書を選ぶ際に重視するポイントについてアンケートを行ったところ、最も多かった回答が「操作性」で約半数の方が回答しました。また「辞書や教科書の収録数」が2番目に多く、32％の方が回答しています。

ほかには価格・機能性・メーカー・サイズなどを重視するなどの回答もあり、電子辞書を選ぶ際は中身を重視しつつ外見や扱いやすさも気になる方が多いとわかりました。以下では上位2つの選び方について詳しく見ていきましょう。

【目次】

• 頻繁に使うからこそ操作性は要チェック
• 欲しい機能にあわせて辞書や教科書の収録数を確認
• カシオとシャープどっちがいい？アンケートではカシオが人気

電子辞書を選ぶ際に重視するポイントで最も多かった回答が「操作性」でした。半数の方が重視すると回答しており、頻繁に使うものだかこそ自分の使いやすいものを選ぶ必要があります。ボタンのサイズやタッチの有無、画面サイズなどをチェックしましょう。

また、ボタンの押しやすさなども意外と重要なポイントです。ボタンが軽すぎるとミスタッチが増え、重すぎると押すのに力がいるので使いにくくなります。時間がある場合には家電量販店などを訪れて実際に触れてみるのがおすすめです。

次に多かった回答が「辞書や教科書の収録数」です。多ければ多いほどさまざまな学習に対応できますが、必要のない辞書が収録されていても意味がありません。自分の学習スタイルに合わせて必要なものが入っているかどうかチェックしましょう。

英検受験なら英語関連の辞書に特化しているもの、漢検受験ならタッチペン搭載で漢字の検索ができるものがおすすめです。中学生の一般的な学習を網羅したいなら、主要5教科すべてに対応したモデルを選んでみてください。

電子辞書のおすすめメーカーについてアンケートを行ったところ、カシオが7割以上の支持を得る結果となりました。また、シャープの電子辞書も人気があります。カシオは機能性・レベル・年齢に合わせて好みのものを選んで使えるのが魅力です。

一方でシャープは、大きいボタンや大画面・タブレット感覚で使えるなどの操作性が高く評価されています。どちらも電子辞書においては人気のモデルなので、カシオとシャープでどっちがいいか迷っている方はぜひ参考にしてください。

男女50人に「おすすめの中学生向け電子辞書」を選んでいただきました。得票数を元におすすめ商品を紹介するので、ぜひ購入する際の参考にしてみてください。

調査概要
調査目的：中学生向け電子辞書の人気調査
実施者：goo編集部
有効回答数：50件
調査対象者：10代〜50代の男女
調査実施期間：2022年1月〜2月

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

本記事では中学生向けの電子辞書に関して紹介しましたが、以下の記事では年令問わず、おすすめの電子辞書の人気ランキングをご紹介しています。ぜひ、本記事とあわせて参考にしてみてください。

最近の中学生向け電子辞書には辞書以外の機能も備えています。例えば英語4技能を鍛えるコンテンツでリスニングもライティングもスピーキングも勉強できるため、英語の授業の予習復習やにぴったりです。検索した単語が、自動で単語帳に保存する機能もあります。

ほかにも暗記テストなども実施される百人一首が収録されていたり、教科書に採用されている現代文や古文が収納されていたりするモデルも多く、さまざまな使い方ができる汎用性の高さが魅力です。

ここではこれまでで紹介しきれなかった選び方の詳細をご紹介します。まだ商品が決め切れていない方はぜひ参考にしてみてください。

【目次】

• 学習のレベルで選ぶ
• メーカーで選ぶ
• 値段で選ぶ
• 大学受験まで使うなら「コンテンツ追加機能」を確認
• 機能で選ぶ
• 快適に使うなら「検索結果の見やすさ」をチェック
• 電源方式で選ぶ
• デザインで選ぶ

購入を考える際に中学生向け・高校生向けでどちらにするか迷う方も多いはずです。ここでは学習のレベル別に選ぶ方法を説明します。

中学校で学ぶ範囲の勉強をしっかりと身につけたい方には「中学生向け電子辞書」がおすすめです。中学生向け電子辞書には、中学校で学ぶ勉強のサポートに必要な知識や教材がしっかりと含まれています。教科書に基づいた内容がはいっているものも多いです。

背伸びをして高校生向けのものを購入してしまうと、参考書と教科書の内容が一致せず使いにくい可能性があるので気を付けましょう。高校受験を見据えているなら中学校で学習する内容の基礎固めはとても重要です。まずはしっかりとした土台を作っておきましょう。

中高一貫校の中学生なら「高校生向け」の電子辞書の購入がおすすめです。中学3年生の後半から高校で学ぶ範囲の授業を先取りして学習する場合もあるため、中学から大学受験を考えている方にも5教科が入った高校生向けが向いています。

中学生向けの電子辞書では、化学分野や生物分野の専門用語の意味が検索してもヒットしない可能性があるので覚えておきましょう。ただし中学生には難しい内容も多いため、レベルに合わず使いにくい場合もあるので留意してください。

学生向けの電子辞書は大きく2つのメーカーから販売されています。ここではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

CASIOの電子辞書は自分の学習レベルに合わせて選べるのが特徴です。中高一貫校へ入学される方や、高校受験に向けた勉強を中学校に入学後すぐに始める方はカシオを選びましょう。辞書以外にも参考書など豊富なコンテンツが入っており充実した学習ができます。

英語学習では自分の進捗状況に合わせて利用できる「トレジムプラン」が搭載されているのが特徴です。ラジオ英会話も収録されているため、英語の学習に力を入れたい方でも便利に使えます。

SHARPの電子辞書はタブレットとして利用できるのが特徴です。タブレット形式にすれば電車通学やバス通学をされている学生も通学中の学習が可能になります。年齢別の種類や機能性も充実していますが、それよりも操作性の高さや大画面が特徴的です。

大画面の電子辞書は操作がしやすく、調べた言葉をサッと確認できます。また、ボタンが大きいので検索する際の押し間違いなどが少なく、スムーズに使えるのも嬉しいポイントです。

電子辞書は決して安価なものではありません。ここでは値段で選ぶ際のポイントを説明します。

値段を抑えたい方は旧モデルの購入も選択肢に入れるのがおすすめです。新型が発売されれば旧型モデルの価格は下がるため、1～2年前に発売されたものが安い値段で購入できるようになります。数年前のものでも基本の機能は備わっているため、十分使えるはずです。

しかし、学習指導要領や辞書改定のタイミングには気を付けてください。旧型だと改定される前の学習指導要領に則ったコンテンツや、改定される前の辞書が搭載されている場合もあります。

2022年版などの新しいモデルは高価ながら機能性が十分に備わっているのが魅力です。例えば最新の「2022年モデル」の電子辞書には、2020年に実施された英検を基に作成された英検受験のための機能が搭載されています。

英検の受験を考えている方にとっては、辞書以外にも最新機能がついているのはお得です。購入時点で最も新しい電子辞書を購入しておけば、3年後に控える高校受験の直前に販売される新しいモデルとの機能差も少なくなります。

電子辞書には中学生向けと高校生向けのものがあります。大学受験まで長く同じものを使いたいなら、学習レベルに応じてコンテンツを追加できる機能が搭載されたモデルがおすすめです。コンテンツを追加すればハイレベルな知識を身につけられます。

最近の電子辞書にはさまざまな機能が搭載されており、自分が求める機能をチェックするのがおすすめです。ここでは機能で電子辞書を選ぶ方法についてみていきましょう。

【目次】

• 英語学習するなら英和辞典の「読み上げ機能」付きがおすすめ
• 利便性の高さなら「手書き機能」付きがおすすめ
• より知識を深めるなら「参考書搭載」がおすすめ

日本人がつまづきやすい発音の学習をサポートしてくれるのが電子辞書の読み上げ機能です。「knife」のように特殊な読み方をする単語や、「Right」と「Light」のように一見同じような発音の違いを辞書が実際に音を発して詳しく教えてくれます。

また機種によっては長文を読み上げてくれる機能を搭載しているものも多く、将来のためにできるだけネイティブに近い発音ができるようになりたい方は「読み上げ機能」が搭載されている電子辞書を選んでください。

以下の記事では英語電子辞書のおすすめ人気ランキングを紹介しています。英語の電子辞書が欲しい方はぜひ、チェックしてみてください。

漢字の読み方がわからなくて検索できないときに便利なのが、手書きで入力ができる機能です。手書き機能があれば実際に手を動かして漢字を書くので、漢字自体の暗記にも繋がります。手書き機能をチェックする際は、書くスペースの大きさも確認しておきましょう。

電子辞書を購入する際は、辞書機能だけでなく参考書がどれだけ収録されているかもチェックしましょう。参考書があれば辞書だけでは足りない学習のサポートになり、さまざまな知識を補えます。各教科を楽しんで勉強するためにも有効です。

英和辞典であれば単語を検索したときに例文まで表示されるか、あるいはシンプルに意味だけのリストが出てくるかは機種によって異なります。より理解を深めるためには検索結果の時点で多くの情報が見やすく表示されているかをチェックしてみてください。

電子辞書には、主に乾電池式と充電式の2種類の電源方式があります。それぞれに特徴があるので、みていきましょう。

中学生のうちから留学を考えている方や、毎年長期休暇中に海外旅行に行き旅行先でも勉強をする方には充電式の電子辞書がおすすめです。充電式の電子辞書なら、世界中どこでも利用できます。中学校在学中に1度でも海外へ行く予定があるなら充電式を選びましょう。

電池式は電源がなくなったときにも近くのコンビニエンスストアなどで電池を購入すれば、すぐにまた使用できるので便利です。外出先でとっさのバッテリー切れにもすぐに対応したいなら電池式をおすすめします。

自分好みのデザインの電子辞書なら学習意欲の向上にもつながります。ここではデザインで電子辞書を選ぶ方法を見ていきましょう。

電子辞書にかっこよさやスタイリッシュさを求める方は、キーボードがタブレット型に変形する電子辞書がおすすめです。キーボードが360度回転するよう設計されており、タブレットとして使えるだけでなく一見スマートフォンのようにも見えます。

狭い場所でも使いやすいため、通学中の車内での学習にも電子辞書を利用したいな方におすすめです。タブレット型はコンパクトで持ち運びもしやすく、塾や学校に携帯したい方にも向いています。

電子辞書にデザイン性を求めるなら水色やピンクなど本体の色に注目しましょう。本体がかわいいと苦手な勉強へのモチベーションが上がる場合もあります。さらに自分好みにしたいなら本体にステッカーを貼ったりケースやカバーにこだわったりするのもおすすめです。

初めて購入する方でサイズ感や使用感がわからない方はヨドバシカメラなど実店舗で実際に手に取って確認するのも1つの方法です。最新機種からセールで古い型番なども販売しているので、お得に購入できる場合があります。また店員さんに相談できるのもメリットです。

電子辞書には中学生用や高校生用などありますが、違いはほとんどないため、中学生が高校生用の電子辞書を使っても問題ありません。マニアックな単語など一部を収録していない場合もありますが、一般的な単語を調べるだけなら普通に使えます。

中学校へ進学すると小学生に比べ勉強する教科が増えてくるため、教科書や問題集が増えて学習の際はより広いスペースが必要になります。そんなときは大きめサイズの学習机を検討しましょう。学習机があると勉強のモチベーションもアップします。

以下の記事ではさまざまな学習机の人気おすすめランキングをご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

今回はアンケート結果をもとに中学生向け電子辞書のおすすめ商品を紹介しました。一概に中学生向け電子辞書といっても、レベル・メーカー・機能などさまざまです。ぜひ本記事を参考に、ご自身のレベルや用途に合った商品を探してみてください。