ミズノのアイアンは軟鉄の精密鍛造ヘッドを主体にした、打感と打音のよさや形状の美しさへのこだわりが魅力です。中空アイアンや初心者向けのやさしいアイアンからプロにふさわしい歴代の名器と呼ばれる最高傑作のモデルまで、幅広くラインナップされています。

ミズノのアイアンは、JPXやMPアイアンなどの人気シリーズで展開されています。シリーズやモデルによって特徴が異なり、セット内容も毎年のように新作の最新モデルも発売され、中古と比較する難易度が高いので、どれを選んだらいいか悩みますよね。

そこで今回は、ミズノアイアンの選び方や人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは、人気シリーズ・求める性能・スペック・ヘッド形状・技能レベルなどを基準に作成しました。人気のマッスルバックルアイアンも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ここではミズノの特徴やミズノ製アイアンについて詳しく紹介していきますので、ぜひご覧ください。

ミズノは創業1906年と110年の長い歴史をもつ日本のスポーツメーカーです。正式名称は美津濃株式会社でブランド名を「ミズノ」と表記しています。自分にぴったりの理想のアイアンを求める人には、「ミズノプロ」がおすすめ。ミズノプロとは、カスタム専用のゴルフクラブメーカーで、好みのシャフトとヘッドを自由に組み合わせられるのが魅力です。

ミズノのアイアンの特徴を紹介していきます。独自の製法やテクノロジーが織り込まれていますのでぜひご覧ください。

グレインフローフォージド製法とは、ミズノ独自の鍛造製法でアイアンのフェースからネックまでを一本の丸棒から作り上げます。この一体成型をすることにより、他のアイアンとは違って世界特許打感を生み出します。

ハーモニックインパクトテクノロジーは、打感が最も心地よくなる打球音を追求して、アイアンの打球音をチューニングされたものです。打球音の良さは、心地よさだけでなく打感に大きな影響を及ぼすといわれていて、アイアンのレベルを押し上げています。

ミズノアイアンを選ぶ際には、シリーズ・性能・スペック・ヘッド形状・技能レベルなどが重要です。重要なポイントを考慮した選び方をご紹介します。

【目次】

• 人気シリーズで選ぶ
• 求める性能で選ぶ
• スペックで選ぶ
• ヘッドの形状で選ぶ
• 技能レベルで選ぶ
• シャフトの素材で選ぶ
• 「ソールの広さ」もチェック
• クラブ重量も確認
• ミスショットを防ぐなら「打つのがやさしい」モデルをチェック
• ゴルフを真剣に取り組むなら「歴代の名器」を確認
• 高性能なモデルを選ぶなら「最高傑作」をチェック
• 進化した機能を求めるなら「新作・最新モデル」をチェック
• 自分が必要とする「セット本数・内容」を確認
• 歴代モデルを安くで買うなら「中古」をチェック

ミズノのアイアンでは、JPX・MP・Mizuno Proなどのシリーズが人気です。それぞれのシリーズごとの特徴や魅力をご紹介します。

【目次】

• ミスショットをカバーできるモデルなら「JPXシリーズ」がおすすめ
• 飛距離と直進性に優れたモデルなら「MPシリーズ」がおすすめ
• 技能を磨く高性能のモデルなら「 Mizuno Proシリーズ」がおすすめ
• 飛ばせるアイアンが欲しい方は「GXシリーズ」がおすすめ

ミズノアイアンのJPXシリーズには、ソール幅が広く低重心でキャビティ形状の打つのがやさしいモデルが多く揃っています。ロングアイアンとショートアイアンでソール幅を異なる設計にし、操作性の高さや打感の良さにもこだわったアイアンシリーズです。

地面を滑るように振り抜けるソールが幅広なキャビティ形状のモデルが多いので、ミスショットが防ぎやすくボールも上げやすいのが魅力です。初心者や中級者におすすめします。

ミズノアイアンのMPアイアンシリーズは、不純物を取り除いた軟鉄にモリブデンを混ぜた精密鋳造のヘッドを採用しています。とことん打感のよさに拘りながら、操作性と打感に優れたマッスルバックの形状と、高反発で飛距離に優れた中空の形状が揃っているのが魅力です。

ミズノのアイアンでは古いシリーズになりますが、飛距離が稼げる・コントロールの操作性がいい・打感がいいなどの魅力がるので、中級者から上級者におすすめです。

Mizuno Proシリーズは、MPシリーズの中でも最新モデルの221・223・225などを集めたシリーズとして区別しています。歴代モデルの優れた特長を継承しながらも、飛距離・コントロール・打感の良さなどをプロや上級者が納得するまでに高めたのが魅力です。

221モデルはシリーズ最高の打感を追求したマッスルバックを採用し、223モデルは打感の良さと飛距離を高いレベルで両立し、225モデルは最高の反発性能を実現しています。さらにレベルアップを目指す中級者や上級者におすすめです。

GXシリーズは「やさしく飛ばせるアイアン」として定評があり、多くのゴルファーに支持されているシリーズです。スイートスポットを拡大させるためにデュアルT-SLOT加工を施しているのが特徴。ミスショットを減らしたい方におすすめです。

また、シャフトは次世代の最新テクノロジーを採用したものを使用していて、安定感と飛距離UPを同時に実現しています。ある程度ゴルフができるようになって、これからスコアアップを目指している方にうってつけです。

ミズノアイアンの選び方においては、自分が求める性能も重要なポイントです。飛距離・コントロール性・曲がるにくい・上がりやすいなどの性能で選ぶ方法をご紹介します。

【目次】

• 自分のヘッドスピードに応じた「飛距離が稼げる」モデルがおすすめ
• ターゲットを正確に狙うなら「コントロール性がいい」モデルがおすすめ
• スライサーやフッカーなら「ボールが曲がりにくい」モデルがおすすめ
• ヘッドスピードの遅い初心者なら「ボールが上がりやすい」モデルがおすすめ
• 少しでもスコアアップを目指すなら「ミスをカバーできる」モデルがおすすめ
• フィーリングを重視の上級者なら「打感と打音がいい」モデルがおすすめ
• バランスのいいショットをするなら「手持ちクラブとの相性がいい」モデルがおすすめ

ミズノアイアンを選ぶ目的として、一番多く挙げられるのが飛距離の向上です。ゴルフはボールの飛距離も大切な要素になるので、飛距離向上を目的とする方はたくさんいます。自分のヘッドスピードに応じた、飛距離が稼げるモデルがおすすめです。

ミズノのアイアンを選ぶ際にターゲットを正確に狙いたいなら、コントロール性がいいモデルがおすすめです。ミズノのアイアンでは番手にとって求められる性能を変えており、ショートアイアンでは特に直進性やスピンコントロール性能を重視しています。

ミズノアイアンを選ぶ際にボールを右や左に曲げやすいスライサーやフッカーには、曲がりにくいモデルのアイアンがおすすめです。ミズノアイアンでは直進性に優れて高弾道で打てる、ヘッドやフェースの設計が精密に施されています。

ミズノアイアンを選ぶ際にヘッドスピードの遅い初心者や女性なら、ボールが上がりやすいモデルがおすすめです。ミズノアイアンでは低重心設計のモデルが多く、ロングやミドルのアイアンでも高弾道で飛ばせる設計になっています。

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ゴルフの初心者やヘッドスピードの遅い女性ゴルファーでは、ダフリやトップのミスショットが多くなります。これらのミスショットをカバーできるならスコアアップも狙えるので、ソール幅が広いキャビティのモデルが多いJPXシリーズから選びましょう。

ミズノアイアンの最大の特徴は、軟鉄鍛造によるヘッドの打感や打音の良さです。特に軟鉄の一体成型によるマッスルバック形状は、打感と打音の良さやコントロール性能に優れています。打感や打音で、ショットの良し悪しが分かる上級者におすすめです。

ミズノのアイアンを選ぶ際には、手持ちのドライバー・フェアウエイウッド・ウエッジなどとの相性の良さも重要なポイントです。ゴルフプレーにおいては異なるクラブを随時使い分ける必要があるので、ミズノアイアン以外のクラブとの相性もチェックしましょう。

ミズノのアイアンをスペックで選ぶ方法をご紹介します。特にロフト角・長さ・重さ・シャフトの硬さなどのスペックが重要です。

【目次】

• 飛ばしたい距離に応じた「ロフト角」がおすすめ
• 身長に応じた振り抜きやすい「長さ」がおすすめ
• ヘッドスピードや身体能力に応じた「重さ」がおすすめ
• ヘッドスピードとしなり具合に応じた「シャフトの硬さ」がおすすめ

ロフト角はアイアンを地面と垂直に構えたときのフェースの傾きの角度で、ボールの飛距離と弾道の高さを左右します。ロフト角が小さいほど飛距離がアップし、ロフト角が大きいほど高い弾道で打てるので、飛ばしたい距離に応じたロフト角がおすすめです。

アイアンは長いほど飛距離が稼げるようになっていますが、自分の身長やパワーに応じた適切な長さを選ぶのが大切です。違和感がなく思い切り振り抜ける長さが最も正確に飛ばせるので、自分のヘッドスピードに応じた振り抜きやすい長さを選びましょう。

アイアンは重いほど飛距離が稼げるようになっていますが、自分のヘッドスピードや身体能力に応じた重さを選ぶのが大切です。違和感がなく思い切り振り抜ける重さが最も正確に飛ばせるので、自分のヘッドスピードに応じた振り抜きやすい重さを選びましょう。

アイアンのシャフトの硬さは、柔らかいほうからL・A・R・S・Xなどと表記されています。シャフトの硬さは飛距離とコントロール性能に影響するので、自分のヘッドスピードに合った適切なしなり具合の出るタイプを選びましょう。

ミズノアイアンの主なヘッド形状には、マッスルバック・キャビティ・中空が採用されています。それぞれの特徴や選び方のポイントをご紹介します。

【目次】

• コントロール性能や打感を重視するなら「マッスルバック」がおすすめ
• ボールの上げやすさならソール幅の広い「キャビティ」がおすすめ
• 直進性の強い打球が打ちたいなら「中空」がおすすめ
• 使いやすさを求めるなら「ハーフキャビンアイアン」がおすすめ

マッスルバックは軟鉄鋳造の、ヘッドが1枚板のような一体成型の形状です。マッスルバックの多くは打感・操作性・飛距離に優れているので、トッププロや上級者が愛用する歴代の名器を承継する高性能を維持しています。

ミズノアイアンのマッスルバックは主にMPシリーズとMizuno Proシリーズに採用されているので、上級者の方はもちろんレベルアップしたい中級者の方におすすめです。

キャビティはヘッドの中央部を大きく凹ませて周辺部を膨らませた形状で、ソールの幅が広くなっているのが特徴です。ソール幅が広いキャビティは地面を滑るように振る抜きやすくスイートエリアも広いので、ダフリやトップなどのミスショットを防いでくれます。

ミズノアイアンのキャビティは主にJPXシリーズとMPシリーズに採用されているので、初心者や中級者の方におすすめです。

中空は表面からは見えない空洞が、ヘッドの中に内蔵されたフェースが大きな形状です。中央部を空洞にして周辺部に重量を配置しており、芯を外したミスショットをカバーしながらボールを上げやすく直進性のあるボールが打てます。

ミズノアイアンの中空は主にMPシリーズに採用されており、マッスルバックよりボールがも上がりやすいので初心者や中級者の方におすすめです。

しっかりと狙ったところに打て、ミスヒットに強いアイアンがほしい方は、ハーフキャビンアイアンがおすすめです。ハーフキャビンアイアンは、マッスルバックに負けないほどの操作性の高さと、球の上がりやすさが魅力。

また、打点部分が厚く、インパクトでボールをしっかりとつぶせるので、打感がやわらかいのも特徴です。クセがなく打ちやすいので、初心者からプロまで、さまざまなレベルのゴルファーから支持されています。

ミズノのアイアンを自分の機能レベルで選ぶ方法をご紹介します。初心者・中級者・上級者などの技能レベルに合ったモデルを選ぶのが大切です。

【目次】

• 「初心者」なら打つのがやさしいモデルがおすすめ
• 「中級者」なら飛距離が稼げるモデルがおすすめ
• 「上級者・プロ」が使用するならコントール性能が高いモデルがおすすめ

これからゴルフを始める入門者や技能が安定しない初心者には、キャビティや中空のヘッド形状がおすすめです。ボールを上げやすくミスショットもカバーしてくれるので、JPXやMPのシリーズからキャビティや中空のモデルを選びましょう。

これからさらにゴルフのレベルをアップさせたい中級者には、中空やマッスルバックヘッド形状がおすすめです。中空やマッスルバックは飛距離が稼げるとともにコントロール性能にも優れているので、MPやMizuno Proのシリーズから選びましょう。

さらなるコントロール性とスコアアップを目指す上級者やプロが使用するなら、難易度も高いマッスルバックヘッド形状がおすすめです。マッスルバックは飛距離が稼げるとともに打感やスピンコントロールにも優れているので、Mizuno Proのシリーズから選びましょう。

アイアンシャフトの素材をチェックしましょう。大きく分けて、スチールシャフト・カーボンシャフトの2種類があります。それぞれの特徴について解説するので、ぜひ参考にしてください。

飛距離よりも正確性を重視する方は、軽量スチールシャフトがおすすめです。軽量スチールシャフトは、ステンレス製のスチールシャフトをさらに軽量化したシャフトこのこと。ヘッドスピードが平均くらいの方は、90〜100gの軽量スチールシャフトがおすすめです。

飛距離を重視する方は、カーボンシャフトがおすすめです。カーボンシャフトとは、カーボン素材でできた軽量なシャフトのこと。軽い力でも振り切れるので、力に自信がない方でも飛距離を出せるのが魅力です。軽い力で高弾道の打球を飛ばしたい方におすすめします。

アイアンヘッドのソールの大きさをチェックしましょう。ミスヒットをできるだけ減らしたい方は、幅広ソールがおすすめです。幅広ソールは、ダフリやトップなどのミスに強いのが特徴。初心者でもボールが上がりやすいのも魅力です。

また、ボールを思い通りにコントロールしてコースを攻めたい方は、幅狭ソールを選択しましょう。幅狭ソールは、弾道を打ち分けやすいのが特徴です。ただし、しっかりとミートするのが難しいため、上級者向けといえます。打球を打ち分けて少しでもスコアUPを目指す上級者におすすめです。

クラブの総重量もチェックしましょう。クラブの重量は、ショットの安定性を大きく左右します。クラブが重いほど打球が安定し、飛距離があるショットを打てます。ただし、しっかりと振り切れないと打球が安定しないため、自分がしっかり振り切れる範囲内で重量があるモデルを選ぶのをおすすめします。

アイアンでのミスショットが多いゴルファーには、ミスショットをカバーしてくれるアイアンがおすすめです。ソールが幅広いキャビティやスイートエリアの広い中空のモデルはミスショットをカバーしやすく、JPXとMPシリーズに揃っています。

ミズノアイアンのMizuno Proシリーズは、歴代の名器と呼ばれるマッスルバックの性能を継承したモデルを販売しています。軟鉄の精密鋳造による打感の良さは抜群で飛距離やコントロール性能にも優れているので、ゴルフを真剣に取り組むなら名器を選びましょう。

ミズノアイアンの中でも2021年から発売されているMizuno Proシリーズでは、軟鉄鍛造のアイアン史上でも高性能な最高傑作のモデルを展開しています。同じ一体成型のマッスルバックでも、番手によって弾道の高さやスピン性能を変化させているのが魅力です。

たとえばMizuno Pro 223のモデルではロングとミドルアイアンでは高い弾道が打ちやすく、9番アイアンとPWでは低弾道の打ち出しで高スピンののボールが打ちやすい重心設計になっています。

ミズノアイアンの主なセット本数には、5本セットと6本セットがあります。5本セットの内容は6～9番アイアンとPWで、6本セットの内容は5～9番アイアンとPWです。自分が必要とするセット本数と内容を確認して選びましょう。

ミズノのアイアンは古くなった歴代モデルの多くが、中古品としてAmazonや楽天の通販サイトでも販売されています。名器と呼ばれた歴代のモデルも販売されている場合もあるので、できるだけ安い価格で購入したいなら中古品もチェックしておきましょう。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

アイアンはドライバーやフェアウエイウッドと違って、ボールを上から叩きつけるようなダウンブローの打ち方が必要です。ダウンブローの打ち方のコツをご紹介します。

アイアンを上手に打てるようになるには練習あるのみです。まずゴルフボールの後ろ7センチから10センチに鉛筆を置き、その鉛筆に当てないようにボールを打つ練習をします。初めはハーフスイングなどから始めるのがおすすめです。

そして徐々にボールに当てていき、ダウンブローの感覚を掴んで行ってみてください。インパクトのときに、グリップがボールよりも前にある状態（ハンドファースト）を意識するのが大切です。

そしてクラブヘッドのソールがボールを打ったときに、最下点になるように意識しましょう。上手に打てるようになれば、地面を軽く削り取ったターフの跡ができるようになります。

アイアンはダウンブローの打ち方をするのがおすすめです。ダウンブローとは、やや上から下の方向に打ち込む打ち方を指します。イメージとしてはアイアンを地面に対して打ち込むような形になり、クリーンにボールを捉えるように打つのがいい打ち方です。

ゴルフをよくする方なら、このアイアンはいい顔だなあ～なんて言葉を聞いた経験もあると思います。これは上級者のゴルファーなどがゴルフプレーにおいて、いい結果を出せるアイアンの形状（いい顔）をイメージさせる言葉です。

今までたくさんのゴルフクラブを使った上級者の方だからこそ、いい顔のアイアンにこだわるんです。なお以下の記事では、さまざまなアイアンの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

アイアンを大切に保護するためには、アイアンカバーが便利です。以下の記事では、アイアンカバーやゴルフボールの人気おすすめ商品をランキングでご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ここまでミズノアイアンの人気ランキング16選を紹介してきました。ミズノアイアンにはさまざまな種類があるので、自分が一番持ちやすくて振りやすいミズノアイアンを見つけて、ゴルフを存分に楽しんでみましょう。