シミ*日焼けによるシミ

くすみ*汚れや古い角質による

ピコスポットとは、高出力のレーザーで、シミ*1の元となるメラニン色素を光音響効果によって排出を目指す治療方法です。レーザー照射の頻度は1兆分の1秒に1回です。高出力な分、刺激やダウンタイムはありますが、ほとんどの場合、治療は1回で完了します。

ピコスポットで対応できるものは、シミ*1のほか、くすみ*2やそばかす・ほくろ・刺青・アートメイクなどです。注意点として、肝斑と呼ばれる種類の薄いシミ*には悪化のリスクがあるため、スポット照射はできません。

すべてのクリニックや病院等でピコスポットを取り扱っていないので、どのクリニックを選べばいいか分からない方もいるでしょう。そこで今回は、名古屋でピコスポットを取り扱っているクリニックを10院紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

*1 日焼けによるシミ

*2 汚れや古い角質による

ここではピコレーザーの3つの照射モード「ピコスポット」「ピコトーニング」「ピコフラクショナル」について解説します。「名前だけは聞いたことあるけど実際よくわからない」と感じている方は是非チェックしてください。

ピコレーザーはシミ*やくすみ*の除去に効果が期待できるレーザー治療法です。従来のシミ*治療器「Qスイッチレーザー」より、短時間でレーザーを照射させることができ、シミ*の原因となるメラニン色素にアプローチします。

照射時間が短いため熱の影響が少なく肌へのダメージを抑えられます。そのため、治療後のダウンタイムも目立たず、シールやテープの保護も不要です。肌の状態によっては施術後にメイクをすることも可能です。

また、少ない施術回数で効果が期待できます。ピコスポットであれば1回でも効果を期待でき、3〜5回程度の施術で一般的なシミ*を除去することができます。費用が嵩張らすお財布にも優しい治療方法です。

シミ* 日焼けによるシミ

くすみ* 汚れや古い角質による

ピコスポットはシミ*1やそばかす・アートメイク・刺青など、肌の気になる部分に集中的に照射してアプローチする方法です。出力の高いレーザーを照射することで短時間で効果が期待できます。ピコトーニングとは違い輪ゴムで弾いたような刺激があるので特徴です。

施術回数は1回で十分な効果を期待できます。施術後は赤みや乾燥・カサブタなどが現れます。赤みや乾燥は数日経てば引きますが、カサブタの場合は1週間前後で剥がれ、1ヶ月程度で元の肌の色に馴染んでいきます。相場は範囲によりますが1箇所1万円前後です。

また、ピコトーニングで顔全体のくすみ*2を除去し、ピコスポットで気になるシミ*やそばかすを集中的にケアするピココンビネーションという施術方法もあります。クリニックによって施術回数や使用は違いますので気になる方は是非チェックしてみてください。

*1 日焼けによるシミ

*2 汚れや古い角質による

トーニングとは出力の弱いレーザーを肌に当て、肌の黒ずみ*にアプローチする方法です。シミ*の成形を抑える効果やシミ*の改善にも効果が期待できます。肌のトーンアップも期待できるので、シミ*・そばかすだけでなく、くすみ*や肌のざらつきも抑えます。

施術回数や施術後お肌の状態には個人差がありますが、３か月に10回程度の施術回数で、ダウンタイムは気になりにくいです。価格相場は3万円前後でお手軽に受けられる施術方法といえます。

シミ* 日焼けによるシミ

くすみ・黒ずみ* 汚れや古い角質による

ピコフラクショナルは目立つ毛穴やニキビ跡などに効果が期待できる施術方法です。ピコトーニングやピコスポットなど肌の色素や色味にアプローチする施術方法と違い、ピコフラクショナルは肌の凹凸にアプローチします。肌のハリなど総合的な肌のケアも期待できます。

施術回数は1回でも効果が期待できますが、2週間に1回を目安に3〜5回ほど、2〜3ヶ月程度の施術がおすすめです。費用相場は顔全体への照射で3万円前後です。

ピコスポットの施術を受ける際、どの美容整形クリニックがいいか迷う方もいるでしょう。ここでは、美容整形クリニックの選び方のポイントについて紹介します。

【目次】

• 通いやすさで選ぶ
• 費用について詳しい説明があるか
• 使用されている薬品について説明があるか
• カウンセリングが充実しているか
• アフターケアが充実しているか
• 口コミやSNSで評判のいいクリニックを探す

ピコスポットの施術は少ない回数で済む場合が多いですが、施術を受ける前にカウンセリングを受ける等、クリニック等に通うのは1回では済まない場合もあります。であれば、通いやすい場所がおすすめです。自宅や仕事先、駅から近いクリニックを選びましょう。

また、仕事帰りに行く方であれば、遅くまで開院しているクリニックがおすすめです。自宅から通う方であれば、土・日・祝日も開院しているか確認しましょう。公式ホームページや電話で開院時間や休日等をチェックしてみましょう。

例えば、安いプランに目をつけてカウンセリングを受けに行ったら、高いプランを勧められた場合など、なぜ必要なのか、どの程度の効果が見込めるのか、いくらかかるのか、分かりやすくその明細を説明してくれるかどうかは大事です。

きちんと説明してくれたうえで、予算の範囲内でできる最善の治療を提案してくれるようなクリニック等であれば、施術も心地よく受けられます。

使用されている薬品に関しては、さまざまな効果が期待できるものがあるので、公式ホームページできちんと説明されていたり、カウンセリングの際に分かりやすく説明してくれたりするクリニックがおすすめです。

また、クリニックのホームページを確認する際には、実際の症例や効果、施術前の施術後の画像が紹介されているかなども確認しておきましょう。特に、医師の名前や経歴がはっきりと記載されていない場合は注意が必要です。

治療を受ける前は誰でも不安になるものです。初めのカウンセリング時にこちらに寄り添った対応をしてくれるかどうかは、大事なポイントです。悪い部分を治すのではなく、なりたい姿に変わるための治療なので、理想のイメージをはっきり理解してもらう必要があります。

メリットだけでなく、日常生活への影響、腫れや赤みなどのデメリットについてもきちんと説明してくれるか確認しましょう。不安や疑問に耳を傾けてくれるクリニックや、担当医がカウンセリングを行ってくれるクリニックがおすすめです。

気になる箇所に集中的にレーザーを照射するピコスポットは、高出力のレーザーを照射するため、一定のダウンタイムが発生します。主に、赤みや乾燥・かさぶた等の症状が現れるため保湿等のアフターケアをしっかり行う必要があります。

赤みや腫れがひかない場合のアフターケアや、自宅でのアフターケア方法に関して詳しい説明をしてくれるか、合わせて確認しましょう。

ピコスポットを行うクリニックを選ぶ際は口コミサイトやSNS等で評判を見てみるのもおすすめです。例えば、美容クリニック専用の口コミサイトを見ると、評判のいいクリニックは、評価の高い口コミの数が多かったりします。

ただ、同じクリニックでも、評価が高い口コミと評価が異常に低い口コミが混同している場合もあるので、評価が高い口コミがあっても、評価がとても低い口コミが混ざっているクリニックは避けた方が良いかもしれません。

また、口コミやSNSの投稿は一概に全てが正しいとは限りません。純粋なユーザーによる投稿もありますが、クリニックの雰囲気や医師の対応は人によって感じ方が違います。まず無料カウンセリングなどを受けてクリニックの雰囲気を見るのがおすすめです。

ピコスポットの治療は1回からのクリニックが多く、シミの数が多いとトータルの費用が高くなってしまいます。そのため特に気になるシミだけを取る方もいるでしょう。そんな方には、シミ取り放題がおすすめです。

5個や10個など多い数のシミを取っても手頃な価格が多いので、徹底的にシミ取り治療をしたい方に適しています。背中や腕などのボディに対応しているクリニックもあるので、シミの数に悩む方はぜひ取り放題メニューをチェックしてみてください。

ここからは、施術前に知っておきたいピコレーザーの効果と注意点、メリットとデメリットを紹介します。

ピコレーザーは、シミ*・そばかす・肝斑の除去に効果があります。他にもニキビ跡などの肌荒れ予防や毛穴目立ちのケアにも効果が期待でき、凹凸のある肌や化粧で隠すのが嫌だという方にもおすすめです。

ピコレーザーを受けると、エラスチンやコラーゲンの生成に働きかけます。そのため、肌のハリツヤアップや肌を引き締める効果にも期待ができます。

シミ* 日焼けによるシミ

ピコレーザーの注意点として、肌荒れや赤いブツブツといった肌トラブルが起こる可能性があります。一時的な症状である場合がほとんどですが、肌質によっては残り続けるリスクも全くないとは言えません。その際はすぐに医師に相談をしましょう。

ピコレーザーのメリットには、痛みやダウンタイムが気になりにくいことが挙げられます。「悩みを取り除きたいけど、痛いのはちょっと…」「仕事を休むのが難しい」といった方にもとてもおすすめです。

メリットとして施術中の痛みが少ないと挙げましたが、輪ゴムで弾かれたような痛みを感じる場合があります。もし痛みが気になる場合は、施術中に麻酔を用意してもらえるか相談しましょう。

ピコスポットの施術後には、赤みやかさぶたができる可能性があります。ピコスポットのかさぶたは、レーザー照射で起こったメラニン色素の焦げ跡が原因でできるものです。数日〜2週間程度で剥がれ落ちることがほとんどですよ。

新しい肌ができてかさぶたが剥がれると、ピンク色の肌になります。1～2か月後に二次性の色素沈着を起こす場合もあるため、美白*クリームで予防しておくのがおすすめです。施術部位が落ち着いてくると、肌の色も徐々に自然になっていくでしょう。

*メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ

ピコスポットの施術はどんなことをするのか気になる方も多いでしょう。カウンセリングを行うところから帰宅するまでを順番に説明していきます。

まずカウンセリングにてシミ*の状況について相談します。シミ*やそばかす、肝斑の詳しい診断をするために、メイクを落としてから診察し、お肌の状態に合った施術方法を提案します。

*日焼けによるシミ

施術室にて、希望の箇所のシミ*へレーザーを照射します。施術後に炎症止めの軟膏を塗ります。一時的にシミ*が濃く黒くなることがあります。1週間ほどで剥がれ落ちるため、擦ったり刺激を加えたりしないよう気を付けてください。

*日焼けによるシミ

施術が完了したら、すぐにメイクをして帰宅できます。照射後のお肌はとても敏感になっており、紫外線による影響を受けやすくなっているため、紫外線対策と十分な保湿を徹底するようにしてください。

ピコレーザーは、小さな物質を粉砕するのが得意な施術です。そのため、大きな物質の場合は失敗したり、何度も施術を受けたりする可能性もあります。そのためカウンセリングや施術を受ける前には、自分の悩みにきちんと対応できるのかしっかり相談しましょう。

ピコスポットは、シミ*1のほか、くすみ*2やそばかす・ほくろ・刺青・アートメイク等にアプローチできます。シミ*1やそばかす等の肌悩みがある方は、ここで紹介したクリニックを参考に、ピコスポットを使用したお気に入りのクリニックを見つけてみてください。

*1 日焼けによるシミ

*2 汚れや古い角質による