美容皮膚科・美容クリニックでシミ取りを…と調べた経験のある方ならご存知だろうと思いますが、シミ取り治療の種類は非常に多岐にわたります。

▼主なシミ取り治療の一覧表

IPL＝フォトフェイシャルとも呼ばれます

まずはこの記事で紹介する主な美容クリニック扱うシミ取り治療とその料金を、以下目次に分けて紹介します。

顔のシミ取りで人気なのはピコレーザーを使用したシミ取りです。従来のシミ取りレーザーよりも負担が少なくダウンタイムも短いとあって、現状シミ取りの第一の選択肢と言えます。

▼主な美容皮膚科の【顔】のシミ取り料金の一部

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顔のシミが濃く数も多い場合は、取り放題を検討するのもおすすめです。ただし、クリニックごとの値段設定に大きな開きがあるため、カウンセリングで使用する機械の違いをよく確認するべきです。

▼主な美容皮膚科の【顔のシミ取り放題】料金の一部

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シミ取りでも顔以外のシミ取りをしたい場合、プランが分かれている場合があります。

シミとよく間違われて併発しがちな症状である肝斑。困ったことに、肝斑にシミ取りレーザーを当てると表面化し悪化する可能性が高いです。

そこで、「日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医」の資格を持つドクターのカウンセリングだとより心強いです。

▼主な日本皮膚科学会専門医所属クリニック

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あるいは、視診で不安なら肌画像解析機を導入しているクリニックを選ぶのをおすすめします。

▼主な画像解析機VISIA導入クリニック

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▼最寄駅から選ぶ場合

出典：https://www.shinagawa-photo.com/case/66166/

出典：https://www.s-b-c.net/photo/n283320.html

出典：https://www.biyougeka.com/case/detail350040/?pagenum=1&ct=213518&op=38

現在美容皮膚科・美容クリニックで行われているシミ取りの方法は多岐に渡り、美容知識のある方でなければ、まず困ってしまうかと思います。

そこで、ホームケアを除いたクリニックで受ける施術を大きく分けると、以下の3つになります。

▼再掲・主なシミ取り治療の一覧表

IPL＝フォトフェイシャルとも呼ばれます

この中でもgoo編集部としてのおすすめは、令和3年版美容医療診療指針に則り「レーザー・IPL>>>注射」の順です。

実際のカウンセリングでもほとんどの場合で、シミの大きさと深さの見立てによって、ピコレーザーかQスイッチヤグレーザーでのシミ取り提案を受けるはずです。

逆にシミが薄い状態で、赤ら顔対策や小じわ・毛穴・ハリなども一緒に視野に入れたいならフォトフェイシャルといったIPL光治療を選択してください。

ここからはそれぞれの治療法・ダウンタイム・経過について詳細を解説します。

シミ取りレーザー治療は、さまざまな深さのシミにそれぞれ対応する直接レーザーを当て、メラニン色素を破壊します。IPL光治療やシミ取り注射に比べて治療法自体が直接的なため、薄いシミはもちろん濃いシミにも対応し、しかもシミの状態によっては1回の治療で終了するのがメリットです。

局所的に「ここのシミが気になる」と決まっている方はレーザーでのシミ取りが効果的です。機器の種類としては、以下が有名です。

シミ取りレーザーのダウンタイムは、ピコレーザーとそれ以外で変わります。

またどちらもリスクとして、赤みや痒み、炎症後色素沈着などがあります。

未承認機器について

シミ取りレーザーの経過は以下です。

IPL光治療はフォトフェイシャルとも呼ばれ、レーザーよりも幅広い波長を全体的に照射します。

レーザーが固定の波長であるのに比べてIPLは幅広いため、より多くのシミ・薄いシミに対応します。しかし波長を絞らない分効果はマイルドで、レーザーほどの即効性はなく照射も5〜10回程度必要です。

そこまで目立つシミがない状態で、薄いシミや細かいシミに対応させつつ全体的なトーンアップ目的の場合、また光によって赤ら顔対策や小じわ・毛穴・ハリなども一緒にアプローチしたい場合に向いています

IPL光治療にはダウンタイムがほぼありません。稀に三日ほど赤みや痒みが出る人もいますがその程度です。メイクも施術直後から可能です。

ただし、その間は肌が非常に敏感になっているため、刺激を与える行為は避けましょう。また日焼けもNGのため、必ず日焼け止めで紫外線対策をしなければなりません。

施術から一週間程度経過すると効果が感じられるようになります。

IPL治療後の経過もレーザーとほぼ同じです。

未承認機器について

シミ取り注射は、メラノサイトのある真皮層に直接美白成分を注入します。注入する成分はヒアルロン酸やビタミンCが中心となるため、シミ以外に全体的にお肌の調子を整えます。効果は注射後1〜2日で出てくると言われています。

ただし、「美容医療診療指針」ではシミ取り治療として取り上げられていない治療法となるため、必ず原理や効果についてしっかりと理解した上で施術を受けましょう。

シミ取り注射にはダウンタイムはほぼありません。直後からお化粧もできます。ただし稀に注入部位に内出血や赤み・はれ・熱感などが生じる場合があります。

シミ取り注射の経過は以下です。

シミ取り注射は注入部位のみに働きかけるため、一番経過がマイルドです。

未承認機器について

上記の美容皮膚科クリニックで行う治療以外に、外用薬療法やホームケアを行う方法もあります。具体的には、トレチノイン療法と言われるものです。

トレチノイン療法は比較的浅い位置のシミには有効と言われていますが、深い位置のシミには不十分なため、レーザーなどを併用して対処します。

未承認医薬品について

予算に余裕のある人は、「イオン導入」を同時に行うとレーザーやIPL光治療後の乾燥対策になります。

レーザーもIPLも術後にはピリピリしたような違和感、ヒリヒリした乾燥のような痛みを感じる方がいますが、これは施術によって乾燥していることが一因です。

イオン導入は微弱な電流で薬剤を浸透させるため、レーザー後の乾燥はもちろん乾燥による過剰皮脂分泌、それによるニキビなどの対策となります。

レーザー・IPL光治療のどちらを選んだ場合でも、とにかく保湿と紫外線対策をしっかり行いましょう。

日焼け止めはもちろん、なるべく肌を出さずに過ごすといった対処が必要です。また1回で取り切れたシミ以外は、どちらも一ヶ月ごと複数回の施術となるため、対策が必要な期間も長いです。しかしこれを怠ってしまうと、シミが悪化してしまいます。

レーザー・IPL治療後の肌はとにかく無防備な状態です。いくらダウンタイムが短いといっても、「いつも通り」ではなくしっかりスキンケアと対策をして過ごしましょう。

昨今の美容医療の流行によって、残念ながら患者に誠実でない悪徳クリニックも増加しています。トラブルを防ぐために、カウンセリングでは必ず以下の点を注意しましょう。

患者に誠実ではないクリニックの特徴として、「契約を急かす」点があります。

とにかく契約に繋げようと圧力を感じたり、契約前提で説明をして断りにくい雰囲気を作るクリニックは契約するべきではありません。

▼契約を迫る圧力の強いクリニックからの逃げ言葉

▼しつこい勧誘を断るためのテクニック

上記などを駆使して、しつこい勧誘があってもなんとか断りましょう。

大手クリニックでもよくある手法として、お試しなのに勝手に回数コースで見積もりを作る、ホームケア用品を入れ込んで見積もりを作る、といった場合があります。

「こんなものなのかな？」と契約してしまう人もいるかもしれませんが、それでは予算を上げたいクリニックの思うつぼです。

後悔しそうだと思ったなら、必ず「予算はXXXX円だけ」「これ以外はやめておきます」のように断って、希望通りのメニューで見積もりを作ってもらいましょう。

例えば、安いプランに目をつけてカウンセリングを受けに行ったら、高いプランを勧められた場合など、なぜ必要なのか、どの程度の効果が見込めるのか、いくらかかるのか、分かりやすくその明細を説明してくれるかどうかは大事です。

きちんと説明してくれたうえで、予算の範囲内でできる最善の治療を提案してくれるようなクリニック等であれば、施術も心地よく受けられます。

自分が受ける施術に対してどれほどしっかりした説明がされるかも、カウンセリングで確認しましょう。

また、診察をドクター、カウンセリングをスタッフが行う場合は、基本的にドクターの見立てを信じるようにしてください。カウンセリングスタッフは不要な施術も併せて勧めてきた、といったトラブルの声も見受けられます。

治療を受ける前は誰でも不安になるものです。初めのカウンセリング時にこちらに寄り添った対応をしてくれるかどうかは、大事なポイントです。悪い部分を治すのではなく、なりたい姿に変わるための治療なので、理想のイメージをはっきり理解してもらう必要があります。

メリットだけでなく、日常生活への影響、腫れや赤みなどのデメリットについてもきちんと説明してくれるか確認しましょう。不安や疑問に耳を傾けてくれるクリニックや、担当医がカウンセリングを行ってくれるクリニックがおすすめです。

まとめると、総合的に「このクリニックは信頼できる」とカウンセリングで思えたかどうかが大切です。

ここではシミ取りで美容クリニックを選ぶ場合に、カウンセリング予約するまでのチェックポイントを紹介します。

美容クリニックの傾向は大きく2つに分けられます。

これらはどちらがいい悪いではなく、あくまでクリニックの傾向です。ご自身に合うクリニックか公式WEBなどを見て判断しましょう。

真っ当なクリニックはほぼ必ずと言っていいほど、術後の保証やアフターケアについての言及があります。

といった内容です。自分の患者をどれほど大切にしているかが現れる一面でもあるため、カウンセリングへ行く前にWEBサイトをチェックしましょう。

シミ取り治療後は紫外線は厳禁、かつ肌のターンオーバーである約一ヶ月ごとにクリニックへ通わなければいけません。

いくら肌色テープやマスクで対策していても、シミ取り治療後に紫外線に当たるのは不安です。そこで、家を出てからクリニックまでの道順で、どれほど紫外線にさらされる場所があるかあらかじめ把握しておくといいでしょう。

などです。シミ取り治療後、紫外線は炎症後色素沈着の元となり、シミ取りをしたにも関わらず、シミが濃くなってしまう原因となります。紫外線対策はしすぎるに越したことはありません。必ずチェックしましょう。

クリニックの位置によって交通費が変わるため把握しましょう。また、シミ治療で麻酔が必要なほどの痛みは少ないものの、どうしても不安な方は麻酔クリームの価格を確認しておきましょう。

クリニック選びに口コミを参考にする人も多いかと思いますが、基本的に信用しない方が賢明です。匿名の口コミは信憑性に欠けます。

昨今では匿名口コミによる営業妨害が問題となっている上、美容クリニックは紹介で金銭バックがもらえる制度もあり、WEB上の口コミには患者自身はを二の次にしたさまざまな思惑があります。

信頼できる口コミは、友人や親族といった信用できる人からのもののみ信じるスタンスでいましょう。

一言でいうと、保険適用になるシミとは「生まれつきか、青あざか、外傷によってできたか」です。

上記に当てはまらないものは保険適用とならないため、基本的に自由診療の美容クリニックの分野となります。

ここでは、我々が「シミ」と呼んでいるいわゆるシミから、近しい症状の別の肌トラブルまで合わせて解説ます。

我々がいわゆる「シミ」と呼んでいるものがこの老人性色素斑です。別名「日光性黒子」とも呼ばれ、薄茶色で、数ミリから数センチ程の丸い斑点です。

30～40歳頃からでき始め、徐々に色が濃くなっていくのが特徴です。また、頬やこめかみなど、紫外線がよく当たる部分にできやすいといわれています。

シミとは「メラニン」と呼ばれる黒色の色素が肌に沈着したもので、主な原因は紫外線です。

紫外線を浴びると肌を守るために、メラノサイトという細胞がメラニンを生成します。通常このメラニンは肌のターンオーバーにより古い細胞と共に排出されます。

しかし長年紫外線を浴び続けるとメラニンの生成量が増え、さらに加齢によって肌のタンオーバーが乱れることで、メラニンが排出しきれなくなります。これがシミのできる原因です。

このため、メラニンの生成を増やす紫外線、肌のターンオーバーを見出すストレスや栄養・睡眠不足などが大敵と言われています。

老人性色素斑以外に間違われやすいよく似たシミが他にもあります。ここではそれぞれのシミの特徴を紹介するので、ぜひご覧ください。

雀卵斑は遺伝が原因で発生するシミです。小さく細かい茶色の斑点がまばらにできるので「そばかす」とも呼ばれています。3歳以上からでき始め、思春期に濃くなり、その後は徐々に薄くなるのが特徴です。また、雀卵斑は鼻や頬に多く見られます。

顔以外にも、手や背中など紫外線が当たりやすい部分に現れる場合があります。

肝斑は両頬あたりに左右対称で現れるシミで、女性ホルモンの乱れが原因といわれています。妊娠中やピルの服用により、ホルモンバランスが崩れた時にできる場合もあります。また、肝斑は薄茶色や黒っぽい茶色で形がはっきりしないのが特徴で、30～50代の女性に多く、逆に老齢期では消失します。

この肝斑が厄介なのは、シミ取り治療で濃くなる可能性があるという点です。シミと肝斑が混在していると特に治療が大変なため、ドクターがしっかり判別しようとしているかを見極めるべきです。

炎症後色素沈着は名前の通り、ニキビや傷など肌の炎症が原因で発生するシミになります。年齢問わず現れ、段々と薄くなっていくのが特徴です。ただし、紫外線を浴び続けたり、ターンオーバーが乱れたりするとシミが濃くなり、残る場合があります。

シミ治療ではレーザーを当てたことで皮膚が炎症し、この炎症後色素沈着が起こる場合があります。いわゆる「戻りジミ」です。特に紫外線対策を怠ったり、気になって触れてしまうことで戻りジミはひどくなるため、シミ取り治療後はなるべく触らず紫外線対策を徹底してください。

ADM（後天性真皮メラノサイトーシス）は保険適用となるシミです。

肝斑やそばかすに間違われることが多い、茶色〜薄灰色のシミです。遺伝的要因とも言われますが、原因ははっきりしていません。治療にはレーザーが有効です。

実はシミはメラニンが生成される肌の深さによって、色の見え方が変わります。

例えば気になるシミに灰色が混ざっていたら、ここだけはやや深い位置にあるかもしれない…のように見立てて、それに沿った治療法を受けることになります。

色素沈着、白斑などが挙げられます。

色素沈着はレーザーを当てた箇所が炎症してしまうことが原因です。紫外線や接触刺激でさらに誘発されます。

白斑はトーニングやスポット治療によって色素を作るメラノサイトという細胞が弱ったり、破壊されてしまうために起こります。過剰にレーザーを当ててしまうのが原因です。

実はレーザーでメラノサイトを破壊してしまった場合の治療法は確立されていません。

しかしレーザーでできてしまった白斑を治療した例もあるため、いくつかのクリニックでカウンセリングを受けて、前例のある治療法を採用しましょう。

実際にシミ取りでシミが悪化したと感じられる事例もあり、理由もあります。

答えは「はい」です。シミに対する治療としてのレーザーやIPL治療の効果は、日本皮膚科学会でも推奨されています。

美容医療診療指針
公益社団法人日本皮膚科学会 一般社団法人日本形成外科学会
一般社団法人日本美容皮膚科学会 一般社団法人日本美容外科学会（JSAPS）
一般社団法人 日本美容外科学会（JSAS）

有効性・安全性・承認状況

有効性：あり
安全性：比較的安全性が高い．
承認状況：一部承認済み．
エビデンス：A；11，B；5，C；5

参考資料｜https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/biyo2v.pdf

この通り、有効性・安全性が高く評価され、かつ日本国内でも一部の機器は治療法として承認されています。シミ＝レーザーやIPL、との理解で間違っていません。

シミの状態とダウンタイムの希望によって変わります。

このように、シミの出方によってどちらの治療を行うか検討してください。

ルビーレーザーやアレキサンドライトレーザーとは、レーザーの種類で波長が違います。

• ルビーレーザー：694nm
• アレキサンドライトレーザー：755nm

ちなみに、多くのピコレーザーはさらに1064nm、532nmという、前後を挟むような数値の波長も搭載しています。

この波長は、短いほど表皮のシミに対応し、長いほど真皮の奥深くまでレーザーが届く、という考え方をします。

ちなみにこれら波長には「メラニンへの吸収度（黒や茶色素への反応度）」「酸化ヘモグロビンへの吸収度（赤色への反応度）があり、後者の酸化ヘモグロビンへの反応が強いほど、治療後の炎症後色素沈着が起こりやすいです。

ルビーレーザーは歴史自体は古いものの、メラニンへの反応が高く、酸化ヘモグロビンへの反応が低いシミ治療の理想的なレーザーで、未だ第一線で使用されています。

現在シミ取りレーザーとして使用されるレーザーは、いずれかの「波長(単位：nm)」を搭載しており、それによって肌のどこまでレーザーが届くかが決まっています。

つまり、そのクリニックが所持するレーザー、施術者の腕や見立て、シミの状態の3要素で、どのように効果が出るかが決まります。

この中ではメラニンへの反応がよく、逆にヘモグロビンへの反応がないため赤みや炎症が起きにくいルビーレーザーが、シミ取りに重宝されています。

ちなみにピコレーザーも上記いずれかの波長を持っており、ルビーレーザーの694nmはディスカバリーピコプラスが有しています。

ドクターの診察の際に、数秒見ただけで視診が終わってしまった、化粧落としすら要求されなかった、といった経験がある人もいるかもしれません。

ノルマがあったり契約がすべての低価格なクリニックでは、残念な対応をされる可能性もあります。

そんな場合には、他のクリニックへのカウンセリングを申し込むべきで、可能なら画像解析機を導入しており、奥深くのシミや隠れ肝斑まで見つけられるようなクリニックがおすすめです。

シミと肝斑を見分けるのは経験の長い皮膚科医でも大変と言われています。どうしても不安なら機器に頼りましょう。

美容医療を契約する前に本記事の読者様には、「美容医療を含む自由診療はトラブルが多い」という情報をぜひ知っていただきたいです。

行政独立法人国民生活センターの情報によると、美容医療のトラブルとしてPIO-NET（全国消費生活情報ネットワークシステム）へ登録された件数は、

※相談件数は2023年5月31日現在（消費生活センター等からの経由相談は含まれていません）

と増え続けています。また、事故情報データバンクでも、「毛穴治療」「ピーリング」「ダーマペン」「ピコレーザー」のような美容医療の単語で検索すると、トラブルの登録情報が確認できます。

また消費者庁でも美容医療に対する注意喚起としてチェックシートを作成しています。ぜひ一度目をお通しください。

美容医療チェックシート（消費者庁より）

「美容医療を受ける前にもう一度(簡易版)」(令和6年1月)[PDF:955KB]

「美容医療を受ける前にもう一度(詳細版)」(令和6年1月)[PDF:1.1MB]

美容医療のニーズが増えるにつれて、患者に対して誠実でないクリニックも増加している側面はあるため、必ずカウンセリングで信頼できるクリニック・ドクターかを見極めましょう。

参考データ

クーリングオフとは、一旦締結してしまった契約をなかったことにできる消費者救済制度です。美容クリニックで提供される治療で複数回契約のコースの場合、クーリングオフの対象となるものが多いです。

引用元:独立行政法人国民生活センターhttps://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html

クーリングオフのやり方は、書面あるいは電磁的記録にて必要な情報「契約年月日、契約者名、購入商品名、契約金額等、クーリングオフ日」を記載し相手に通知します。

方法詳細こちら▶︎公益社団法人全国消費生活相談員協会

良心的な美容クリニックの場合、カスタマーセンターへ連絡すればクーリングオフを受け付ける場合もあるため、実は不要な契約だった場合は契約から8日以内に行動に移しましょう。