ハイドラフェイシャルの価格は、顔の場合と背中など範囲が広くなる場合とで変わってきます。その相場は以下の通りです。ハイドラフェイシャルはクリニックによって値段が違います。さまざまなクリニックでどんな値段か比較して選びましょう。

ハイドラフェイシャルで満足した施術を受けるためには、ドクター選びやクリニック選びが重要です。ここでは、自分に合ったクリニックを選ぶための基準をいくつか紹介します。

【目次】

1. 料金・価格で選ぶ
2. 経験のある医師がいるかで選ぶ
3. カウンセリングの雰囲気で選ぶ
4. 通いやすいアクセスにあるかで選ぶ
5. アフターフォローの充実度で選ぶ

ハイドラフェイシャルは美容目的となり保険適用外の治療なので、クリニックによって料金に大きな違いがあります。ハイドラフェイシャルの料金相場だけでなく、各クリニックの施術料金も細かく比較しましょう。

また初診料やカウンセリング料、麻酔代などの追加料金が発生しないか確認しましょう。公式サイトにこの記載がないクリニックは注意が必要です。施術費用だけでなくトータルでかかる料金で比較して、無理なく支払えるクリニックを選びましょう。

ハイドラフェイシャルは複数回通うのが一般的。学生だとお金が払えるか不安な方もいるでしょう。できるだけ手頃な価格でハイドラフェイシャルを受けたい場合は、モニターやキャンペーンを行なっているクリニックを選びましょう。

モニターとは、割引値段で施術を受けられる代わりに施術後の仕上がりや経過などの写真をクリニックのホームページに載せることです。施術箇所だけを撮ったり、プライバシーはしっかり保護されますが、不安な場合はクリニックに問い合わせましょう。

キャンペーンでは、学割や友達と一緒に受けるペア割、乗り換え割などさまざまなプランや初回限定価格などが用意されています。

美容クリニックは通常の医院と異なり所属する医師により仕上がりに違いが出やすいので、どのクリニックでも同じような施術が受けられるとは限りません。公式サイトの実績を見て、担当医がどれだけ経験と実績を積んでいるのか確認するのがおすすめです。

検討しているクリニックについてちゃんとした経験があるのか、症例写真の仕上がりは十分かを確認しましょう。またクリニック全体の実績だけでなく、所属している医師の実績も見れば、納得しやすいです。

多くのクリニックではカウンセリングを無料で行っていて、実際に来院できるのでクリニックの雰囲気を知るにはピッタリの手段です。できればカウンセラーと担当医は同一である方が施術がスムーズにいくのでおすすめです。

カウンセリングでは自分の肌や予算にあった施術であるかを見極め、抑えるところは抑えて満足できる施術を受けましょう。いくつかのクリニックで無料カウンセリングを受けるのがおすすめです。

クリニックを選ぶには、自分が通いやすいかどうかで選ぶのも重要です。クリニックによっては施術のために通院が必要な場合があり、さらに術後は肌がデリケートなのでなるべく人目がつかないようにささっと帰宅したいものです。

家や最寄り駅から近いところにある生活県圏内のクリニックを選ぶと、時間を有効に使えて通うのも面倒になりにくいのでおすすめです。また車で通う方は、近くに駐車場があるかもチェックしておきましょう。

美容整形でリスクを必ず回避できることはありません。ダウンタイム中の細かい説明があるかや、万が一満足出来なかった際の再手術など保証がついているかが満足度に関わるのでチェックしましょう。

アフターフォローの内容は多くの場合公式サイトに記載があります。クリニックによってアフターフォローは別料金が発生する場合もあるので、それらも加味して充実したところを選びましょう。最後まで親身になってくれるクリニックを選ぶと後悔が少なく施術できます。

ハイドラフェイシャルはアメリカの会社が開発した美容機器です。海外製のため、肌への影響を心配される方もいるかと思います。ハイドラフェイシャルは、アメリカ食品医薬局（FDA）の認可を得ています。

また、ハイドラフェイシャルを受けた方の中には「毛穴が広がった」と感じる方もいます。ハイドラフェイシャルは、毛穴の中に詰まった皮脂を洗浄するため、毛穴詰まりがなくなりポッカリと穴が空いたように見えて毛穴が広がったと感じたと考えられます。

ハイドラフェイシャルは、毛穴を美しく保ちたい方だけでなく、皮脂分泌が多く肌の油分が気になるメンズや思春期荒れで悩む方など、下記の症状に当てはまる方は特におすすめです。

• 毛穴の詰まり・目立ち
• 鼻の黒ずみ※　
• 繰り返す肌のトラブル
• くすんで見える肌

もちろんメンズOKのクリニックであれば、男性も女性と同じように施術が受けられます。

※汚れや古い角質による

ここからは、ハイドラフェイシャルの効果とダウンタイムについて解説します。ハイドラフェイシャルは肌への負担がかかりにくいのでさまざまな肌悩みに対応します。ぜひチェックしてみてください。

ハイドラフェイシャルは、

①角質を除去して

②美容整肌成分を与え

③刺激で血行にアプローチする効果が期待される施術です。肌荒れを防ぎたい方や毛穴の汚れ、肌の乾燥くすみなどさまざまな肌悩みへのアプローチが期待できます。

水の力を利用しながら、美容整肌成分を補給してピーリングを行います。そのため、肌に優しく施術を行いながら、肌のターンオーバーをサポートして、肌が本来の潤いを持続させることに期待できます。

また、ハイドラフェイシャルは複数回継続して行うのが一般的です。2〜4週間おきに5回施術を行う方が多いです。毛穴の黒ずみが気になる方は間隔を狭くするとより効果に期待できます。

ハイドラフェイシャルは、施術中にピリピリとした刺激や施術後に肌に赤みが出ることがあります。しかし、赤みは数日で治る場合が多いです。そのため、ハイドラフェイシャルには気になる刺激やダウンタイムはほとんどない*と言えます。

しかし、ハイドラフェイシャルを受けた直後の肌はとても敏感な状態です。施術後は、紫外線を浴びると色素沈着を起こしてシミができる原因にも繋がります。しっかり紫外線対策と保湿を行ってください。

*個人差あり

ここからは、ハイドラフェイシャルのメリット・デメリットについて紹介します。

ハイドラフェイシャルは、美容保湿成分を含んだジェット水流で毛穴まで洗浄するため、通常の洗顔では落としきれない汚れまでキレイに取り除けます。さらに肌に潤いを与えてくれるので、ターンオーバーをサポートしながら健やかな肌へと導きます。

使用する水には美容保湿成分が含まれており、水で毛穴の汚れを洗い流すと同時に美容保湿成分が肌に馴染みます。美容保湿成分によって仕上がりの肌が異なるため、気になるお悩みに合った美容保湿成分を含んでいるかでクリニックを選ぶのもおすすめです。

通常ピーリングは肌の汚れを取り、ターンオーバーへアプローチする効果が期待できますが、薬剤を使うため肌への負担が大きめです。一方ハイドラフェイシャルは美容保湿成分を含む水を使った施術なので、肌への負担を抑えつつツルツルの肌が期待できます。

毛穴洗浄は他にもたくさんありますが、ハイドラフェイシャルの場合はダウンタイムが気になりにくいのがメリットです。ライフスタイルに合わせて無理なく毛穴の汚れを目立たなくしたい方におすすめです。

ハイドラフェイシャルは刺激は小さく、中にはその刺激も心地よいと感じる方もいますが、吸引の強さによって施術中にピリピリとした刺激を感じられる方もいます。ただ基本的には刺激を感じにくい施術なので、麻酔が必要になるほどの刺激を感じる可能性は低いです。

吸引によって施術後は肌に赤み・突っ張り感が出る場合がありますが、時間の経過とともに目立たなくなるケースがほとんどです。もし症状が長引くようであれば、医者に相談してみましょう。

施術後は、少しの間ですが肌が乾燥しやすくなります。日焼けによるダメージも受けやすくなり、長時間の日焼けをすると色素沈着が起こる可能性もあります。施術後は紫外線に長時間当たる行動を避け、保湿剤・日焼け止めを使用したケアを心がけましょう。

皮膚の炎症・ヘルペス・膿の含んだ吹き出物などがある方の場合、ハイドラフェイシャルを施術すると症状が悪化する恐れがあります。ハイドラフェイシャルを受ける際は、カウンセリングをしっかり受け、医師に相談してから施術を受けるか判断しましょう。

下記に当てはまる方は施術を受けられない可能性があります。「意味ない・効果なし」と感じる可能性だけでなく、リスクを伴う可能性があるので避けてください。

• 妊娠中または妊娠の可能性のある方・授乳中の方
• 過度な日焼けをしている方
• ヘルペスや皮膚炎・脳が生じた肌トラブルがある箇所がある方

施術前に心配な点があったり、施術後に少しでも気になる部分があるようなら必ずクリニックで医師に相談しましょう。

ここからは、ハイドラフェイシャルの施術を受ける場合の大まかな流れを紹介します。

1. カウンセリング
2. 施術までの流れの説明
3. 施術
4. アフターケア

ハイドラフェイシャルを受けるには、まずはカウンセリングを予約しましょう。この際に気になる悩みなどがあれば医師に相談してみましょう。また、カウンセリングは無料の場合が多く、クリニックによってはWEB予約も可能です。

ハイドラフェイシャルは当日施術が可能なので、カウンセリングで問題が無ければそのまま施術に移ります。都合が合わなければ別日に予約してもらいましょう。また、当日施術の場合は支払いへと進みます。

ハイドラフェイシャルを顔全体に行う場合に支払いが不安な方は、医療ローンが組めたりクレジットカード払いに対応しているクリニックを選びましょう。

ハイドラフェイシャルの施術では、主に3つのステップで施術を行います。簡単に流れを説明します。

美容保湿成分を含んだジェット水流で皮脂や汚れを柔らかくした後、チップで洗い流しながら吸引します。毛穴の汚れや古い角質を浮かせて、やさしくピーリングを行っていきます。

浮かせた汚れ・角栓・黒ずみなどの汚れを吸引しながら同時に保湿成分を補給し、保湿ケアをおこないます。

お肌を整えてからペプチドなどの保湿成分を豊富に含んだ美容液をお肌に潤いを与え、外部の刺激から保護します。

ハイドラフェイシャル施術終了後は、UVケアと保湿対策をして帰宅となります。施術後はお化粧も可能です。施術後に気になる部分や症状が現れた場合にはクリニックを受診しましょう。

ハイドラフェイシャルで毛穴詰まりなどを綺麗にしても、自宅でのケアを怠ると角栓ができてしまうことも。ここでは、ハイドラフェイシャル後の自宅でできるケアを紹介します。

紫外線はシミやシワ、たるみといった原因になります。ハイドラフェイシャル直後だけでなく、1年中どんな天気でも日焼け止めを塗ることで簡単にしっかりケアできます。

スキンケアや美容クリニックの治療でどんなにケアをしても脂質や糖分の多い食べ物を食べることで、皮脂の分泌量は多くなってしまいます。ビタミンやミネラルをしっかり摂取できるよう食生活を見直すことも大切です。

皮脂の原因は肌の乾燥です。皮脂と古い角質はケアをしないと毛穴の黒ずみになるので、オイリー肌の方も乳液やクリームなどでしっかり保湿をしましょう。スキンケアは自分の肌に合ったものを使うことでしっかり効果が出ます。

洗顔前に蒸しタオルを使うと、汚れが落としやすいです。その際の蒸しタオルの作り方と手順は以下の通りです。熱すぎると火傷の原因にもなりますので注意してください。

1. 清潔なフェイスタオルを濡らして軽く絞る
2. 500Wの電子レンジで30秒〜1分温める
3. 蒸しタオルを毛穴の気になる部分を中心に当てて、3分ほど温める

ハイドラフェイシャルは水の力を利用して施術するのに対し、ハイドラフェイシャルは特殊な光線を肌に照射して施術を行います。フォトフェイシャルは、肌の引き締めにも効果的ですが、肌質のケアや日焼けによるシミ・そばかすへのケアが期待できます。

ハイドラフェイシャルとフォトフェイシャルは併用できるので、より美肌効果に期待ができます。

ハイドラフェイシャルはまだまだ一般的な施術ではないため、不明な点がある方は多いですよね。よくある疑問とその答えをQ&A形式でまとめたので参考にしてください。

ハイドラフェイシャルは、美容皮膚科などのクリニックはもちろんエステサロンでも受けることができます。機器自体の効果には違いがないですが、クリニックで取り扱えるピーリング溶剤の方が濃度が高く、施術後の肌トラブルにも対応してくれる特徴があります。

ハイドラフェイシャルの効果の持続期間は1〜4週間程度で個人差があります。もともと皮脂は肌のうるおいを守る為に必要なので施術後にも皮脂分泌は続き、少しずつ時間をかけて皮脂汚れが溜まります。

丁寧なセルフケアや施術回数を重ねると持続期間が延びキレイな肌状態をキープできます。カウンセリングで医師に相談し、肌状況に合わせて必要な回数通うのがおすすめです。

ハイドラフェイシャルは、意味ない・効果なしと言われることがありますが、さまざまな効果のある美容医療です。肌に美容成分を補給しながら施術を行うため、乾燥や肌の荒れが少ない低刺激の施術が特徴です。その他にも期待できる様々な効果を解説していきます。

ハイドラフェイシャルを受ければ、毛穴の汚れにアプローチできるだけでなく肌質のケアなども同時にできます。定期的に施術を受け続ければ、肌のトーンアップやターンオーバーが整いきれいな状態をキープできます。

ハイドラフェイシャルはクリニックによって使用する薬剤や、施術料金が変わります。クリニックの選び方を参考に、自分に合った施術を行ってくれるクリニックかどうかを見極めて、まずはカウンセリング予約をしてみましょう！