ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分です。ヒアルロン酸注射では、これを注入することによりパーツの凹凸感を出したり年齢とともに気になるシワにハリを直接与えるケアが可能にしています。

ほうれい線や目の下のくぼみなどはどうしても目立ってしまうので、シワに注入して凹凸感を目立たなくする施術が人気です。またヒアルロン酸は体内の水分を保水する役目を果たしているため、肌にうるおいを与える効果も期待できます。

この記事では、ヒアルロン酸注射がクリニックの選び方と千葉でヒアルロン酸注射が受けられるクリニックを紹介します。ランキングは主に口コミを基準に作成しました。ぜひ最後までご覧ください。

ここでは、おすすめのクリニックを紹介する前に自分に合ったクリニックの選び方を紹介します。

【目次】

• ヒアルロン酸の種類で選ぶ
• 無理のない価格設定かで選ぶ
• 実績豊富な医師がいるかで選ぶ
• アフターケアが充実しているかで選ぶ
• 無料カウンセリングの雰囲気で選ぶ

ヒアルロン酸にはいくつかの種類があり、期待できる効果や使用できる部位などに違いがあります。自分が使用したいヒアルロン酸を確認し、取り扱っているクリニックを選びましょう。

米国アラガン社製のヒアルロン酸で、シワを目立ちにくくするのではなく、たるみのために使用することが多いです。硬さは少なくなじみがいいので、人気のヒアルロン酸です。また持続期間が長いのも魅力で、中には2年以上持続する人もいます。

※効果には個人差があります。

ジュビダームシリーズには「ウルトラ」「ウルトラプラス」「ウルトラXc」「ウルトラプラスXc」があり、なめらかな仕上がり・長期維持が可能な特徴があります。ウルトラシリーズは中等度のシワ、ウルトラプラスシリーズはより深いシワや溝に使用されます。

ジュビダームシリーズはスタンダードなので、ヒアルロン酸注射が初めての人におすすめです。

こちらのシリーズは1996年に発売され、世界70ヵ国以上で使われている最も歴史のあるヒアルロン酸です。異物反応が起こりにくい・自然な仕上がりが特徴となっています。2回の追加注入で36ヶ月ほどの継続が期待できます。

※効果には個人差があります。

スイスのテオシアル社製のヒアルロン酸です。こちらは認可外のヒアルロン酸ですが、特に目のくぼみやクマに対応した製剤でリデンシティⅡは目元周辺用に開発されています。また8種類のアミノ酸と2種類のミネラル、ビタミンB6なども配合しています。

ヒアルロン酸と他の物質を配合することで、肌の乾燥によるくすみを目立ちにくくする特徴もあります。

目元の小じわ、涙袋、こめかみ、ほうれい線と、さまざまな部位に注入可能なヒアルロン酸です。特徴はしっかりとした肌へのなじみで、均一に肌へ浸透する（角質層まで）力を持っています。初心者向けのヒアルロン酸です。

ただし形をキープしにくいといった気になる点があります。ボリュームアップした部位をキープしたい、形を形成したいといった場合には向かない製剤です。

ヒアルロン酸注射は自由治療のため、かかる費用はクリニックによって異なります。施術内容と料金を照らし合わせて、無理のない料金で支払えるクリニックを選びましょう。また、初診料や麻酔代などが追加料金として発生する場合があります。

公式サイトやカウンセリングの際にしっかりとかかる費用を提示してくれるところを選ぶのがおすすめです。

美容整形が満足できる仕上がりになるかは、担当する医師の技術による面が大きいです。そのため、特にヒアルロン酸注射が得意な医師が在籍しているかどうかでクリニックを選ぶのが重要です。

美容整形において、施術後不安の少ない過ごし方ができるかも満足度に深く関わります。施術後の再施術が無料なところ、24時間受け付けている相談窓口などがあるところがおすすめです。

多くのクリニックでは無料でカウンセリングを行っているため、まずは活用してみましょう。カウンセリングでは「親身に悩みを聞いてくれるか」「無理なく自分に合った施術をすすめてくれるか」などをチェックして見極めましょう。

切らない美容整形として有名なのはヒアルロン酸注射とボトックス注射の2つで、違いが分からないという方は多いですよね。この2つはシワに注射するという点では同じですが、具体的な違いを紹介します。

ヒアルロン酸注射はシワに直接注射をし、保水力を高めることによりシワを目立ちにくくします。ヒアルロン酸は保湿成分のある物質なのでふっくらと自然な仕上がりになります。涙袋や鼻先、唇などに注射をしてボリュームを出す施術も可能です。

ボトックス注射は笑う・眉間にしわを寄せるなど表情筋を動かした時にできるシワを軽減する施術です。筋肉の動きを抑制させるため、筋肉のえら張りやアゴを細く尖らせるなどに使われるのがボトックス注射です。

2つの違いを表にまとめました。種類の異なる施術なので、ボトックス注射の方が合っていると思った方は下記の記事を参考にしてください。

ヒアルロン酸注射は切らない美容整形でリスクが少ないと言われていますが、注入後の注意点や失敗例も少なからずあります。事前に把握しておき、医師とじっくり相談してください。

術後は細菌が入りやすい状態になるため、注入当日は化粧をせずノーメイクで過ごしましょう。また激しい運動や飲酒も2～3日は控えましょう。また術後は注入した部位には刺激を与えず、肌がリラックスできるような状態がベストです。

また、エステサロンにも通っている人は1週間ほど控えることをおすすめします。洗顔や入浴は行っても構いませんが、長湯や洗顔の際にゴシゴシと洗うのはやめておきましょう。下記のような人はヒアルロン酸注射を受ける前に医師への相談が必要となります。

1. 妊娠中・授乳中
2. アレルギーがある
3. 免疫が低下している
4. 慢性的な感染がある
5. ヒアルロン酸注入部位にニキビや腫れものがある
6. 真性ケロイド体質
7. 出血しやすい人
8. 服薬中である

このような場合は、クリニックが断る可能性があります。ヒアルロン酸は体内にある成分でも、注入には危険を伴うこともあります。

ヒアルロン酸注射でみられる失敗例には次のようなものがあります。これらは注入後に一時的に出る症状ということもあります。しかしあまりにも長い期間、症状が消えない場合は早めにクリニックに受診をしましょう。

• 注入部位がボコボコする
• 頬が高くなりすぎた
• 鼻に注入したら左右に流れてしまった
• 注入部位がずれている
• アゴがとがりすぎた
• 左右非対称になった
• 内出血が見られる
• 涙袋が大きくなりすぎる

ヒアルロン酸溶解注射で溶かすことも可能です。

ここからはヒアルロン酸注射のQ&Aを紹介します。無料でカウンセリングを行っているクリニックもあるので、電話やメールで問い合わせてみるのもいいでしょう。

自然な印象になるようヒアルロン酸を注入するのが今の主流で、一気に全てのシワにアプローチするのではなく注入部位によっては数回に分けて打つこともあり、跡はあまり目立ちません。ただし腫れることもあるので、その際には周囲にバレる可能性があります。

注入時は多少の痛みを伴いますが、どこのクリニックでも極細の注射針や麻酔、カニューレを使用し痛みを軽減する方法を取ってくれます。注入後2週間ほど鈍痛が続くこともありますが注入後の痛みは個人差があり、数日で傷みが取れる人もいます。

内出血は個人差があり、ごくわずかな内出血も含めると半数以上の人に発症します。しかし、これはヒアルロン酸注射だけでなく他の注射でも起こることなので、日数をかけて目立たなくなっていきます。

今ではヒアルロン酸注射は一般的な施術となりました。さまざまな部位に使用できる施術なので、あなたのコンプレックスにもケアできるかもしれません。比較的手軽にできるヒアルロン酸注射でコンプレックスにアプローチしませんか？