家のなかで現れてくるゴキブリは不衛生なところから出没していきます。見かけたら急いで対処したいですよね。そんなときはゴキブリ用スプレーを利用して、ゴキブリを退治してみてください。

実はゴキブリ用スプレーは冷却用・泡スプレー・エアゾールスプレー・寄せ付けないスプレーなど、さまざまなんです。しかしそれぞれがどのような特徴を持っているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はゴキブリ用スプレーの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは種類・設置タイプ・口コミなどを基準に作成しました。最強のスプレーをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。

ここでは、ゴキブリ用スプレーの種類・設置タイプ・燻製タイプなどに分けてご紹介していきます。それぞれの特徴を詳しく説明していきます。

ゴキブリ用スプレーの種類はさまざまです。今回は冷却剤・泡・エアゾール・待ちぶせタイプの4種類に分けて紹介していきます。

冷却材スプレーは、スプレーから噴射される冷却ガスによってゴキブリが凍り、退治することで処理することができます。このようなタイプのものは殺虫剤が使われていないため、小さな子どもがいるご家庭などでも安心して使用することができます。

しかし、この冷却材タイプの使い方にも注意が必要です。冷却材スプレーは風圧が強いので、ゴキブリの横から噴射をしないようにする必要があります。しかし、しっかり冷却ガスがかかれば、ゴキブリが動き回ることもなく対処することができるのでおすすめです。

泡スプレーであれば、ゴキブリが苦手な方でも姿を見ずに対処することができるのでおすすめです。泡によってゴキブリが窒息するためほかのタイプのように動き回ることなく退治することができるのが特徴です。

合成成分である泡スプレーなので、キッチン周りでも安心して使用することができます。ほかのスプレータイプであると、後片付けが大変なこともありますが、泡タイプであれば、床が滑ることなどの心配もないのでゴキブリの退治後も簡単で楽に片づけることができます。

毎回、ゴキブリを処理する際に家具の後ろなどに逃げられてしまうという方にはこのエアゾールスプレーがおすすめです。このエアゾールスプレーがあれば、広範囲にわたって噴射をすることができます。

そうすることで、全体に渡って広がっていくので見失ったゴキブリにもある程度の効果が期待できます。細長いノズルをセットして噴射するとピンポイントでゴキブリを退治することができるので狙いをさだめて退治したい方はノズルを付け替えてみましょう。

ゴキブリ用スプレーには待ちぶせタイプがあります。薬剤の残効性が高いフェノトリンという成分が使われているのが特徴です。このフェノトリンによって、吹きかけた場所は約2週間ほど効果を発揮することができるのです。

また、待ち伏せだけでなく、ゴキブリを発見した際にも処理することができ、一石二鳥の役目を持っているのでおすすめのタイプのゴキブリ用スプレーです。

次に設置タイプのものを紹介していきます。設置タイプは殺虫剤設置タイプ・捕獲設置タイプ・忌避剤設置タイプの3種類あります。

徹底的にゴキブリを排除したいという方には、屋内外を問わない殺虫剤設置タイプがおすすめです。このタイプのものは、ゴキブリが好む匂いによって寄せ付け、さらに殺虫成分が含まれている餌を食べることで退治することができる仕組みになっています。

やや値段が高くなりますが、フィプロニルが含まれた殺虫剤タイプであればより良い効果を発揮することができます。また、このようなタイプのものはゴキブリの連鎖的な退治にも繋がっていくのも特徴です。

粘着力を使ってゴキブリを逃がさない捕獲設置タイプもあります。通り道の先にゴキブリが好む匂いなどでおびき寄せて捕まえていきます。屋外から侵入してきたゴキブリの対処方法としてはこちらのタイプのものがおすすめです。

しかし、室内ですでに繁殖したゴキブリの対処をするのは難しいというデメリットもありますので注意してください。燻製剤のものと並行して使っていくことで屋内外のゴキブリの駆除ができるので是非購入してみてください。

設置タイプには、ゴキブリが嫌うハッカ油などを使った忌避剤設置タイプのものがあります。ゴキブリの駆除以外にも、ゴキブリの侵入をとにかく防ぎたいという方にはおすすめの設置タイプです。

ゴキブリが侵入しやすい排水口や洗面所などに置いておくとよいでしょう。ゴキブリの生息場所を作らないためには、食品の管理なども重要になっていきます。身の回りの整理と並行して寄せ付けないようにゴキブリ対策をしていきましょう。

燻煙タイプには、さらに煙タイプ・水タイプ・ノンスモークタイプ・スプレータイプに分けることができます。それぞれの特徴をご紹介していきます。

強い噴射量がとにかく魅力的な煙タイプは、その煙が広範囲にわたっていくため隠れているゴキブリたちを駆除することができます。昔からあるこのようなタイプは、家庭でよく使われています。しかし注意しなければならないことは、火を発生させることです。

ですので、安全をしっかりと確保したうえで使用することが重要になっていきます。煙タイプのものは、部屋をなるべく閉め切った状態で使用することで、さらに効果が発揮されるので、ぜひ試してください。

燻煙タイプのなかには煙の量が少ない水タイプのものもあります。先程紹介をした煙タイプの場合は火を使うので気を付けなければならなかったですが、こちらは水なので安全性に関してはおすすめのタイプといえます。

このような水タイプの商品はにおいもあまり感じないものが多いのも特徴です。また、煙タイプであると煤で部屋が汚れてしまう心配もありますが、こちらであればそのような問題もないので安心して使っていくことができます。

煙が発生するタイプのデメリットのひとつに、火災報知器の影響があります。また、物によっては匂いのきついものも販売されています。これらが心配な方は、煙でなく霧が広まっていくノンスモークタイプの商品がおすすめです。

ノンスモークタイプであれば火災報知機や匂いの心配もほとんどありません。こちらも部屋をすべて閉め切ってから使用することで、より効果が発揮されます。家具の隙間なども含め広く広がっていきます。

燻煙タイプは面倒、部屋の外に出ているのが大変という方におすすめなのがキンチョーの「ゴキブリムエンダー」に代表される低刺激のスプレータイプです。空間にスプレーし30分部屋を閉め切るだけなので簡単にゴキブリ駆除ができます。

低刺激なのでスプレー後そのまま室内にいてもOK。お子さんやペットがいても大丈夫なので手軽に駆除できるのが魅力。気になる方はぜひチェックしてみてください。

次世代型のゴキブリ用スプレーにワンプッシュ剤があります。ゴキブリが隠れていると思われるところにワンプッシュという少量の噴射をすることで退治が可能です。また、家具などのすき間といった隠れた間で死ぬこともなく、外で退治できます。

環境や人に左右されることなく安心して使うこともできるので、ワンプッシュ剤のゴキブリ用スプレーはおすすめです。

ゴキブリ用スプレーを購入する際には、ノズルのチェックをしておくとよいでしょう。ゴキブリ用スプレーの商品によっては、先端が細長いノズルがついているものとついていないものの2種類があります。

ノズルがあることでゴキブリ退治の際に、ピンポイントで狙うことができるのでおすすめです。また、手に届かないところでも簡単に噴射することができるのが特徴です。そのため、ゴキブリが苦手な方にも適しています。

家具の小さなすき間に潜むゴキブリにも、ノズルがあればスプレーが行き届くことができるのです。ゴキブリ用スプレーを購入する際には確認しておきましょう。

ここまで、種類やタイプなどを紹介してきましたが、同じ種類・タイプの商品が複数あった場合は、どちらを選べばよいのか悩んでしまうと思います。そのようなときは、口コミなどをチェックしてから購入をしてみるのも良いでしょう。

口コミの良いゴキブリ用スプレーの商品は、それなりの理由があって評価されています。具体的にどのようなところが評価されているのかを確認していくことで、最強のスプレーを見つけられるかもしれません。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

冷却スプレーが十分ゴキブリに噴射されていなければゴキブリが生き返ってしまうことがあります。噴射する際にはゴキブリにかかるように意識しましょう。また、噴射ができていたとしても、時間の経過とともに生き返ってしまうこともあります。

ゴキブリが凍っている間に、ポリ袋に入れて処分をするといった更なる処理を素早く行うとよいでしょう。また、完全に退治したいという方には、殺虫剤と併用するのも手段のひとつですので是非試してみてください。

ゴキブリ用スプレーにはイミプロトリンといったピレスロイド系の成分が含まれていることがあります。人間といった哺乳類などには、吸い込んでしまったとしても問題はありません。

殺虫剤メーカーでは医薬品また医薬部外品として扱っているため、厚生労働省に承認の申請を行っています。ですので、安全性は確保されているので安心してください。しかし、魚類・甲殻類の生き物に対してはピレスロイド系は有毒ですので気をつけてください。

特に、このような生き物を扱っている・飼育している方は注意が必要です。詳しくは以下のリンクで紹介されているので是非参考にしてみてください。

いかがでしたでしょうか。ゴキブリ用スプレーにもさまざまな種類があり、手段や目的によって変わっていきます。自分が求めているゴキブリ用スプレーはどのようなものかをこれを機会にぜひ確認していきましょう。