定期刊行誌への掲載、あるいは配信サイトでの定期更新という形で連載されることが多い漫画。好きな作品の最新話が掲載・更新されるのを心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。しかし、どんな素晴らしい作品であっても、いつかは終わりの日を迎えてしまいます。
そこで今回は、定期刊行誌で2020年に連載を終えた漫画に注目し、多くの人が「終わってしまったのが悲しい!」と感じたのはどの作品だったのかについて調査してみました。
1位 鬼滅の刃
2位 ハイキュー!!
3位 鬼灯の冷徹
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4位以降のランキング結果はこちら!
1位は『鬼滅の刃』!
1位には、2020年5月18日発売の『週刊少年ジャンプ』で多くのファンに惜しまれつつ4年3カ月の連載を終えた『鬼滅の刃』が選ばれました。
本作は、家族を鬼に殺された炭売りの少年・竈門炭治郎(かまど たんじろう)が、唯一生き残ったものの鬼と化してしまった妹・禰豆子(ねずこ)を人間に戻すため、鬼狩りの組織「鬼殺隊」に入隊して過酷な戦いを繰り広げる物語。主人公・炭治郎をはじめ、仲間の我妻善逸や嘴平伊之助など魅力的なキャラクターが多数登場するだけでなく、ストーリー展開も非常にドラマチックで、本誌の発売を毎週楽しみにしていた読者も多いのではないでしょうか。
12月4日に発売された単行本最終23巻の初版発行部数が395万部、1巻からの累計発行部数が1億2,000万部(電子版含む)を超え、10月16日に封切られた劇場アニメが公開45日目にして日本歴代2位の興行収入275億円を突破するなど(11月29日現在)、いまだ人気に衰えが見えない本作。今回の結果も納得ですね。
2位は『ハイキュー!!』!
2位には、1位と同じく『週刊少年ジャンプ』で2012年から2020年7月の8年半にわたって連載されていたスポーツ漫画『ハイキュー!!』が続きました。
宮城県にある高校のバレーボール(=排球)部を舞台にした本作は、小柄ながらも抜群のセンスと身体能力を持つ少年・日向翔陽が、天才セッター・影山飛雄をはじめとするチームの仲間たちと共に成長していく姿を描いた作品です。主人公の日向はもちろん、チームメートやライバル校の選手、彼らを取り巻く周囲の人々にまでスポットを当てた丁寧な人物描写と、思わず息をのむダイナミックな試合描写は、名作が多いスポーツ漫画のジャンルにおいても屈指の完成度だったのではないでしょうか。
2020年12月4日現在は本作をアニメ化した作品の第4期『ハイキュー!! TO THE TOP』(第2クール)が放送中ですが、こちらも物語はいよいよクライマックス。見逃さないようにしたいですね。
3位は『鬼灯の冷徹』!
3位に食い込んだのは、2011年に週刊漫画誌『モーニング』で連載をスタートし、2020年1月に最終回を迎えた『鬼灯の冷徹』でした。
広大な地獄を舞台に、閻魔(えんま)大王の第一補佐官としてどんなトラブルでも解決してしまう冷徹&ドSな鬼神・鬼灯(ほおずき)の活躍を描いた本作。無表情でクールな鬼灯と、彼の行動に振り回される周囲のキャラクターの悲喜こもごもが、コミカルに描かれています。作者の江口夏実は本作で連載デビューを果たしたそうですが、その切れ味鋭いギャグセンスと緻密な作画は、とてもデビュー作とは思えませんよね。
2014年から2018年にかけて2度にわたってアニメ化もされましたが、こちらも視聴者の評価は高く、鬼灯ロスで悲しむファンの中には、再度のアニメ化に期待する人も多そうです。
1、2位を『週刊少年ジャンプ』の人気作品が争う展開となった今回のランキング。気になる
4位~42位のランキング結果もぜひご覧ください。
あなたが2020年の連載終了を最も残念だと思ったのは、どの作品ですか?
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