小学生になって学校の勉強も始まり、それと同時に子供の得意なことを見つけて伸ばしていくためにとても大切な時期です。

そのため「小学生のうちに何か習い事を始めさせたい」でも、「選択肢が多すぎて何を選べばいいのか」と悩まれる方も多いと思います。

この記事では、小学生の習い事を選ぶポイントと続けていくために重要なポイントについてご紹介します。また、小学生におすすめの具体的な習い事についてもご紹介するのであわせてチェックしてくださいね。

他の習い事は変わったとしても学校の勉強はずっと続いていきます。小学生のうちから学習習慣を身に付けられて、他の習い事とも並行可能な通信教育。中でも進研ゼミは人気が高く中学生、高校生とずっと続けていくことができ強い味方となってくれます。

「小学生白書WEB版2022年9月調査」によると小学生が現在行っている習い事のTOP15は以下の通りとなっています。

• 1位　水泳
• 2位　音楽教室（歌や楽器など）
• 3位　塾（学校の補習、受験のため）
• 4位　通信教育
• 5位　英語塾・英会話教室
• 6位　体操教室
• 7位　習字・書道
• 8位　そろばん
• 9位　サッカー・フットサル
• 10位　ダンス（バレエ以外）
• 11位　その他のスポーツ
• 12位　武道（柔道・空手・剣道など）
• 13位　バスケットボール
• 14位　バレエ
• 15位　プログラミング、ロボット教室

水泳をはじめとするスポーツ系と学習系に大きく二分されてますね。

しかし、「習い事はしないといけないものなの？」と考えられる保護者の方も多いと思います。小学生は初めての学校の勉強や友人との交友関係など習い事をしなくても十分に刺激の多い毎日を過ごせるため、無理に習い事をする必要はないでしょう。

一方で、習い事をすることで子どもの可能性を広げて豊かな人生を送れる機会を増やすということもあります。小さいうちに子どもが興味を持てるものを見つけて習わせてあげることで一生ものの財産になる可能性もあります。ぜひ無理のない範囲で一度お子さんの興味に向き合い検討してみることをおすすめします。

ここからは習い事の選び方について説明していきます。

【目次】

• 子どものやる気があるか
• 続けやすい費用か
• 無理なく通えるか
• 学校の勉強と両立できるか

将来のためにと子どものためを思って習い事を選びたいという方も多いのではないでしょうか。

しかし変化の激しい時代において、「将来のために役立つようなものを！」という視点で選ぶことは避けた方がいいでしょう。

それよりも、子どもがその時々で感じているやりたいことを大切にしてあげることで、子ども自身が自分のやりたいことや興味に気づき深めていくことができます。お子さんをよく観察し、よく話し合って心から子どもがやりたいと思うことを習わせてあげることが何よりも大切です。

習い事は子どもの人生を豊かにすることが大きな目的だと思います。

しかし、あまりにも高額な習い事や家計に負担がかかりすぎるとなると日々の生活にゆとりがなくなってしまいます。将来のための習い事も大切かもしれませんが、それ以上に日々の生活をゆとりを持って、笑顔で子どもと時間を共にしていくことが大切です。

そのためには、費用面でも無理なく通えて続けやすい習い事を選び、親子共に学んでいける環境を選ぶことが最も重要になります。

費用面には無理がなかったとしても、送り迎えが大変だったり、慣れない環境まで通わないといけないとなると親子共にストレスがかかってしまいます。

習い事を身に付けることも大切かもしれませんが、それ以上に日々の生活を楽しめることが大切です。近くで親しみのある環境で伸び伸びと習い事をさせてあげた方が、子どもも生き生きと学ぶことができますし、保護者にとっても無理なく安心して続けさせることができます。

遠くにいい先生がいるからなど、遠方まで通いたいという場合もあるかもしれませんが、安心して続けられる環境はそれ以上に大切です。

習い事をして学びの幅を広げていくことはとても大切です。一方で、学校の勉強はこれからもずっと続いていきおろそかにすることはできません。

そのため、学校の勉強と両立できるかどうかというポイントは非常に重要です。塾や通信教育のように学校の勉強の補習を目的としたものであれば、もちろんその目的にかなっていますが、他の習い事をしたいというケースも多いと思います。

時間面でも負担がかかりすぎない習い事を選ぶことが大切です。加えて、小学生の間に家庭学習の習慣が身に付けられれば、中学生、高校生となっても好きな習い事や部活と勉強を両立していくことができるようになります。

習い事に思いきり取り組むためには学校の勉強がおろそかになっていないことが重要です。そのためには、家庭学習の習慣を身に付けておくことが大切です。

小学生のうちに家庭学習の習慣を身に付けておくことで、中学生、高校生となっても好きな習い事や部活と勉強を両立していくことができるようになります。

しかし、好奇心豊かな子どもが家庭学習の習慣を身に付けるためには工夫が必要です。そんな中、強い味方となってくれるのが通信教育です。移り気な子どもが興味を持ち続けられるように工夫が凝らされています。

ここからは、習い事を続けていくうえで強い味方となってくれる通信教育の選び方について説明していきます。

【目次】

• 飽きずに続けられる仕組みがあるか
• 難易度は適切か
• サポート体制は充実しているか
• 続けやすい費用か

小学生はまず勉強に興味を持ち、学習習慣を身に付けるということが最も重要です。そのため、子供が飽きずに進められる学習環境が整えられているかチェックすることが重要です。

【ポイント！】

• 「タブレット」学習ができるか
  →幼児や低学年でもゲーム感覚で楽しめる！
• リアルタイムでのオンライン授業があるか
  →臨場感を持って勉強できる！

タブレットでの学習は、幼児や低学年でもゲーム感覚で楽しく勉強ができるのが特徴です。最近では小学校の一部授業をタブレットでおこなったりするので、通信教育も人気があります。親が進捗状況をチェックできる機能がある教材もあるのでチェックしてください。

講師と対面しないで自宅のPCやスマホなどで授業を受ける動画教材に加えてリアルタイムのオンライン授業も受けられるところもあります。

実際の授業のように臨場感を持って勉強できるため、飽きずに勉強が続けていくうえで大きな補助となります。

一概に通信教育といっても、教材の難易度はまったく異なります。子供のレベルや目標にあった教材を選ぶのが大切なポイントです。単に難易度が高ければ高いほど、いい教材なわけではありません。

小学生の通信教育では、おおよそ以下のような難易度になっているので参考にしてください。

【チェックポイント】

• 添削サービスはあるか
• 保護者サポートは充実しているか

毎月添削をしてくれるサービスがある教材もあります。定期的にテストをおこなって解答を添削してくれるので、第三者の視点からその時点の学力を判断可能です。先生からの添削アドバイスでモチベーション維持にもつながりやすいです。

小学生の学習にはどうしても保護者がサポートする必要が出てきます。どんな教材が届いているか、どこまで進めたかなどオンラインで簡単に見られることも重要です。

保護者が担当者と子供の学習方法や進路について相談できる窓口がある会社もあるので必ずチェックするようにしましょう。また会社によっては保護者に代わって子供と一緒に学習計画を立ててくれるサポートまであります。

小学生の通信教育では、月額800円程度〜5,000円以上などかなり幅が広いのが特徴です。基本的には、学年が上がっていけばいくほど月額料金も高くなる傾向にあります。ほかの習い事や兄弟の習い事を含め、家計に負担がない金額かもあわせてチェックしましょう。

以下の表に数社の料金をまとめたのでぜひ参考にしてください。

※ 2023年度「進研ゼミ 小学講座」1年生12か月分一括払いの場合の月あたりの金額（税込）。

ここまで、小学生の習い事の選び方と続けていくうえで学習習慣を身に付けることの大切さについて説明してきました。無理なくお子さんに合った習い事を選ぶのが一番大切なポイントです。ぜひお子さんが楽しく続けられる習い事を見つけて、一緒に豊かな時間を過ごしてあげてくださいね。