パーティードレスは結婚式やセレモニー、入学式や祝賀会などフォーマルな場で欠かせないアイテム。華やかな場には、ぴったりのおしゃれなパーティードレスを着て楽しみたいですね。

しかし、パーティドレスにはNGな服装、アイテムなど細かなマナーがあります。カラー・形・人気ブランドなど種類が豊富なうえ、普段着なれていないため何を着たらいいのかわからず、悩んでしまいがちです。

そこで今回はパーティードレスの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングはカラー・デザイン・ドレスコードを基準に作成しました。購入を迷われている方は是非参考にしてみて下さい。

パーティードレスは種類もカラーも豊富です。選ぶポイントを紹介するので参考にしてください。

パーティードレスにはさまざまな形があります。シーンに合ったもので自分の好みの形を選びましょう。代表的なものを紹介します。

上品でエレガントなロング丈のパーティードレスは、幅広いシーンで着やすく幅広い年齢層で使いやすい丈です。膝や足元を隠せるので、ラインを綺麗に見せるので体型もカバーできます。

小柄な方はフィッシュテールやヘムスカートなど、裾にデザインのあるものを選ぶと軽やかに着こなせます。高身長の方はシンプルなデザインのものを選ぶと、スタイルを良く見せれるのでおすすめです。

ミドル丈のパーティードレスはひざが隠れるくらいの丈で、最もスタンダードで種類も豊富に作られています。デザインや素材によっては、ワンピースとして普段使いも可能です。タイトスカートなどIラインのデザインは大人っぽい印象なります。

カジュアルでかわいいミニ丈のパーティードレスは基本的にNGな場合が多いです。カジュアルな場所でのパーティーや、友人や同世代の多い結婚式など限られたシーンでのみ着用できます。その場合も、膝丈～膝上5cm程度の長さにしておくのが無難です。

また、子供の場合はミニ丈のドレスを選んでもマナー違反になりません。制服で参列する場合が多いですが、明るくかわいらしい印象のミニ丈ドレスを着用してみるのもおすすめです。

かっこいい着こなしのパンツドレスは、動きやすく着崩れの心配もない人気のスタイルです。落ち着いたカラーのものを選べば、オフィスカジュアルとしても着用できます。寒い時期や子供連れの方にもおすすめです。

しかし、パンツドレスは準礼装・略礼装にあたるので各式の高い場所では避けたほうが良いです。また、年配者は抵抗のある方も多いです。式の雰囲気や顔ぶれを意識して選びましょう。

セレモニースーツはジャケットと共に、スカート・パンツ・ワンピースなどいずれかがセットになった、子供や家族の行事に欠かせないスタイルです。七五三や入学・卒業式、謝恩会など華やかさと上品さが求められる場で着用されます。

控え目で落ち着いた印象のセレモニースーツは、姪や甥など親族の結婚式でも多く着用されています。また、最初からセットになっているため、コーディネートに自信のない方にもおすすめです。

パーティードレスは袖ありタイプとノースリーブタイプがあります。それぞれの特徴を紹介するので参考にしてください。

袖ありタイプのパーティードレスは1枚でも着ても肌の露出を抑えられるため、人気のスタイルです。シックなカラーを選ぶと、上品で品格のある印象で年配の方でも安心して着用できます。

夏は袖がシフォンやレースなど透け感のある素材のドレスを選ぶと、軽やかな印象を演出してくれます。

ノースリープタイプはパーティードレスで主流になっているためデザインも豊富に販売されています。しかし、一般的な結婚式やレセプションではノースリーブタイプはNGです。ボレロやショールなど羽織ものも合わせてコーディネートしましょう。

パーティードレスはカラー選びも重要なポイントです。人気のカラーと特徴を紹介するので参考にしてください。

フォーマルの定番ネイビー・ブラックは幅広い年齢層で人気のカラーです。ダークカラーのパーティードレスは地味な印象を与えてしまう場合があります。着用する際は光沢のあるシルクやサテン素材、透け感のあるレースやシフォン素材などがおすすめです。

また、人気のカラーのため周りと同じような雰囲気になってしまう場合もあります。羽織りものや、アクセサリー・小物などで華やかさを加えましょう。

爽やかなブルー・グリーンは初めてパーティードレスを購入する方にも着用しやすいカラーです。控え目で派手すぎない爽やかな色味は、程よく華やかでフレッシュな印象を与えてくれます。

大人っぽい雰囲気のブルー・グリーンは、人によってはくすんだ印象になってしまう場合もあります。羽織りものやアクセサリーで調節できるので、合わせてコーディネートしましょう。

ピンク・ベージュのパーティードレスは柔らかでかわいらしい雰囲気が魅力です。明るい色味は肌色を綺麗に見せてくれるので、写真映りが良くなる効果もあります。20代までと思われがちですが、落ち着いた色味を選べば年配の方にもおすすめです。

しかし、結婚式では明るすぎるピンク・ベージュのパーティードレスは良い印象を持たれません。そんなときは、ブラックなど濃い色の羽織りものを合わせると、コーディネートも引き締まり上品な雰囲気になります。

大人っぽい流行りのパープルを使ったパーティードレスは人気のスタイルです。淡いパープルを使った色だとかわいらしい雰囲気になり、濃い目の色は秋冬にぴったりのシックな印象になります。

パープルは合わせるのが難しい印象がありますが、シルバー・ブラック・ホワイトなどと相性が良いので、羽織や小物が選びやすく、コーディネートの幅が広いです。

個性的なイエロー・オレンジのパーティードレスは元気で明るい印象を与えます。リゾートでの結婚式や同窓会などカジュアルなパーティーにおすすめです。きちんと感を出したい場合はシックな小物を合わせてコーディネートしましょう。

パーティードレスはさまざまなブランドから販売されています。おすすめの人気ブランドの特徴を紹介するので参考にしてください。

初のドレス専門店として40年以上の歴史を持つ「ALMER」は、生地選びから縫製まですべてが日本製です。ボディに直接ピンを打って型紙を起こす立体裁断を採用していて、通常の2倍時間をかけて美しいシルエット作りにこだわっています。

日本人の肌に合う色に染められた生地と、誰が着ても美しく見えるように設計されたドレスは、デザインにこだわりたい方にぴったりです。パルコや百貨店など全国に店舗展開されているので、実際に試着できます。

GIRLはパーティードレス専門のブランドで、多くのネットショップで取り扱っています。安い値段で購入できる1000円代のアウトレット品から、ディティールに拘った数万円のモデルまで、幅広い価格帯で選べるのが特徴です。

アクセサリー・アウター・バッグ・シューズまでトータルコーディネートでき、ご祝儀袋まで販売しているので、パーティーシーンに必要なすべてのアイテムが揃います。実店舗は1店舗だけで試着は予約が必要です。

pourvousはパーティードレス専門のネットショップで、1000点以上の豊富なラインナップから選べます。セレモニースーツからブラックフォーマルまで幅広く、デザインや企画をすべて自社で行っているのも特徴です。

XS~6Lまでサイズ展開も豊富なので、自分に合ったパーティードレスがなかなか見つからない方にも安心です。ネットショップは試着できないのが心配ですが、サイズ交換も無料で対応しているので、安心して購入できます。

ストリート×フォーマルをコンセプトに、 ストリートカルチャーとエレガンスを組み合わせ、 他にないスタイリングを提案するSNIDELは20代に人気のブランドです。パーティードレスも豊富に販売しています。

細部にまでこだわったデザインと美しいシルエットが特徴のドレスは、上品でかわいい雰囲気になっています。価格も比較的安く、ワンピースとして普段使いしたい方におすすめです。

どこで買うか悩んでしまう方は、ZOZOTOWNやRakutenFashionなど総合ファッションサイトをチェックしてみましょう。豊富なブランドから、サイズやカラー、デザイン、値段別での検索可能です。

アクセサリーやシューズなども合わせて一緒に選べるのでトータルコーディネートできます。また、背の高かったり小柄だったりと、サイズに悩みがちな方も探しやすいです。

パーティードレスはレンタルサービスを利用する方も多いです。自分で購入が難しいようなブランドのドレスも、レンタルなら手軽な価格で着れます。シーンに合わせて色んなドレスを着たい方にもおすすめです。

レンタルサービスには子供用のドレスに対応しているところもあります。子供用ドレスは、すぐにサイズアウトしてしまい着る機会が少ないので、レンタルサービスを利用するとそのつどちょうど良いサイズを選べおすすめです。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

パーティードレスは最も各式の高いフォーマルドレス(正礼装)と一番着る機会の多いセミフォーマル(準礼装)、平服と呼ばれるインフォーマル(略礼装)に分かれます。

各式の高い結婚式や記念式典、着席型のパーティーで着るパーティードレスはフォーマルドレス(正礼装)と言い、昼と夜で着るドレスが変わってきます。

フォーマルドレスの中で朝から日没までの行事に着用するものをアフタヌーンドレスと言います。胸元や背中の空いていない、露出を抑えたワンピース型のドレスが一般的で、スカート丈は膝下からくるぶし丈、袖は七分丈から長袖が適切です。

生地は光沢のないものとされているので、レースやシフォンなど上品な素材のものを選びましょう。靴やアクセサリーも光沢のあるものを避け、派手すぎない控え目なものにします。

イブニングドレスは日没以降夜の時間帯の行事に着用するフォーマルドレスで、つま先が完全に隠れる長さのロングドレスが基本です。スカート丈は最低でもくるぶし以上の長さのものを選びましょう。

露出を抑えるアフタヌーンドレスとは変わり、ノースリーブで胸元や背中を露出させるデザインが、正式なマナーです。光沢のある生地に光るアクセサリーで、華やかにコーディネートして着用しましょう。

一般的な結婚式や祝賀会などで着る機会が多いのがセミフォーマル(準礼装)です。こちらも昼と夜で着用するドレスが変わってきます。

セミアフタヌーンドレスは、一般的な結婚式など1番着る機会の多いセミフォーマルの、朝から日没までに着用するドレスです。アフタヌーンドレスと同じく、露出を控えたものが一般的ですが、選べる選択肢は増えます。

スカート丈は膝丈からミドル丈、袖丈は肩が隠れればOKなので長袖でなくても大丈夫です。ノースリーブの場合はボレロやストールを羽織りましょう。生地は光沢あるものなど派手すぎるものを避ければ、柄ものも可能です。

セミフォーマルの日没から夜の時間帯で着用するのがカクテルドレスです。結婚式の二次会など夜に行われるパーティーで着用します。選択肢は増えますが、イブニングドレスより控え目なものを選びましょう。

ドレス丈は膝下からロング丈まで、ノースリーブのものが基本です。光沢のある生地が適切ですが、柄ものも選べます。サテンやシルク、ラメ入りなど華やかなものを選ぶのがおすすめです。

インフォーマルは、リゾートやレストランでの形式にこだわらない結婚式や、顔合わせ、同窓会などカジュアルなパーティーで着用します。「平服でお越しください。」と書かれていた場合もインフォーマルで出席しましょう。

綺麗めのワンピースやパンツスタイルなど比較的自由に着用でき、柄ものでも問題ありません。しかし、あくまでも略式なので、上品で清潔感のあるスタイルが大切です。カジュアルになりすぎないように気をつけましょう。

上記でドレスコードを紹介しましたが、日本では明確なるールはなく、参加者やパーティーの雰囲気など、TPOを踏まえたパーティドレスを選ぶのが多いです。しかし、NGな服装やアイテムは確認しておきましょう。

派手すぎる・露出が多い・カジュアルすぎる服装などは避けましょう。アクセサリーも同様で大きすぎるものはNGです。シューズはつま先が隠れるものが基本で、ストッキングは必ず着用しましょう。

パーティードレスを着る上で羽織や靴、アクセサリーなどさまざまな小物も重要なアイテムです。また、つけてはいけないアイテムもあります。

パーティードレスは肩や腕、胸元の空いたデザインが多く、肌の露出を控えるために羽織ものは重要なアイテムです。

ボレロは簡単にコーディネートは完成するアイテムで、フリルやパフスリーブの柔らかいデザインのものや、かっちりとしたスタイルのものまで、さまざまな種類があります。生地・着丈・袖丈など、ドレスに合わせて選びましょう。

結婚式で合わせるボレロは殺生をイメージする毛皮や動物の皮などの羽織ものはNGとされています。本物でもフェイクでも不向きですので避けた方が良い素材です。

サッと肩から羽織れるショールは、揺れ感があり上品でエレガントなアイテムです。シルバーやゴールドなどラメの入ったもの、透け感のあるシフォンやレース素材、ダークトーンのものなど豊富な種類が販売されています。

暖かい季節でも、室内に入ると冷房で体が冷えてしまう場合もあります。夏でも1枚あると便利です。

寒い冬の時期にパーティードレスを着用する際はコートも重要です。ダウンコートなどのカジュアルなものはNGとされています。ドレスと合うようにきちんとコーディネートしましょう。

チェスターコート・トレンチコート・ノーカラーコートや、カシミアなど上質素材のロングコートなど高級感のあるしっかりしたコートが望ましいです。シンプルなものを選べば普段使いもできます。

パーティーバッグはクラッチバッグ・ハンドバッグなど小さめなサイズが一般的です。サテンやシルク素材を使った光沢感のある上品なバッグや、ラメやスパンコールなど装飾品がついた華やかなバッグを選びましょう。

また、パーティーバッグに入らない荷物がある方は、サブバッグを用意する必要があります。結婚式などではクロークに預ける際に使用するので、どちらもドレスに合わせてコーディネートしましょう。

パーティードレスに合わせるシューズは一般的にはヒール3~5cmのパンプスが適切であるとされています。つま先が空いているオープントゥ・サンダルなどはNGとされているので避けましょう。また、ストッキングも必須です。

ドレスに合わせてアクセサリーも着用するのが望ましいです。しかし、着けすぎてしまったり大ぶりの派手なものは好まれません。上品で主張の少ないものを選びましょう。多少派手な物でも結婚指輪は着用OKとされています。

パーティードレスの人気おすすめランキングをご紹介しました。パーティードレスは自分が気にいるデザインであると同時に、ドレスコードやパーティーシーンに合わせて選ぶのが大切です。今回の記事を参考に自分にぴったりのドレスを探してみてください。