【札幌版】肝斑治療の美容皮膚科クリニックおすすめ10院|肝斑の原因・治療法・料金についても解説

【札幌版】肝斑治療の美容皮膚科クリニックおすすめ10院|肝斑の原因・治療法・料金についても解説

薄い褐色のシミができた…これって肝斑?40代以降の女性に多く見られる肝斑。このせいで老けた印象になりコンプレックスを持つ人も。肝斑のせいで憂鬱な気持ちになるなら美容クリニックに相談しましょう。

この記事では、肝斑治療でのクリニックの選び方、肝斑の原因と治療法、おすすめ美容クリニックをご紹介します。また、費用や保険適用についても解説します。

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肝斑治療は難しい!?ドクター選びが肝心

肝斑には混同される症状が多いことから、治療には経験豊富なドクターの判断が必須です。どれほど判断が難しいかというと、皮膚科医でも判断を迷うほどと言われています。

 

そのため肝斑治療の第一歩としては、まずはカウンセリングで正しく診断できるドクターを見つけることを第一に考えましょう。

goo編集部の画像

goo編集部

たとえば、肝斑とよく混同されるADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の場合、発生する場所やメカニズムの違いから肝斑の治療法では効果が出ません。それほど診断が大切です。

肝斑治療は困ったら画像解析を導入している院へ

視診でわかりにくい肝斑には画像解析も有効です。「VISIA」や「ダーモスコピー」といった画像解析機を導入しているクリニックなら、肌年齢を測定しつつ将来的なシミ・肝斑の診断もできます。

 

札幌で画像解析を導入している主なクリニック

品川美容外科
湘南美容外科
聖心美容クリニック VISIA(全院)
TCB東京中央美容外科
東京美容外科

※情報が見つけられなかったクリニックは「ー」で表示

 

VISIAのおすすめ解説→品川美容外科渋谷院院長和田哲行ドクターのYouTubeチャンネル

肝斑治療はまずは外用薬・内服薬

肝斑の治療法はいくつかありますが、日本美容皮膚科学会等が作成した「美容医療診療指針」によると、

1.まずは遮光し美白剤外用や内服薬

2.効果が十分でない場合にレーザーやIPL照射


この順位が推奨されています。

 

驚かれる方もいるかもしれませんが、「肝斑といえばレーザートーニング」ではなくまずは投薬治療です。


主なクリニックの肝斑治療の内服薬・外用薬料金

品川美容外科 内服薬 2,120円〜3,170円
外用薬 2,200
湘南美容外科 内服薬 5,500円
外用薬 6,930円
聖心美容クリニック 内服薬 4,180円〜7,480円
外用薬 6,930円
TCB東京中央美容外科 内服薬 5,500円
外用薬 6,930円
東京美容外科 内服薬 6,600円
外用薬 5,280円

※ 内服薬はトラネキサム酸、あるいはトラネキサム酸を含む内服薬セット
※ 外用薬はハイドロキノンを含むクリーム

 

 

主なクリニックの肝斑メニューの機器治療料金

品川美容外科 レーザートーニング頬 5,190円
(初回2,700円)
PICOトーニング頬 11,990円
(初回9,790円)
湘南美容外科 レーザートーニング頬 5,500円
PICOトーニング顔 11,000円
聖心美容クリニック PICOトーニング・顔全体 38,500円
ポテンツァ・顔全体 44,000円

TCB東京中央美容外科※1

イオン導入 8,150円
東京美容外科 ピコトーニング全顔 22,000円
水光注射 22,000円

※ すべて1回当たりの料金
※1 シミ・肝斑に対しては「内服・外用を中心とした治療」とのこと


料金一覧を確認したところ、一番低い料金設定は品川美容外科の「トラネキサム酸 60/90カプセルの2,120円/3,170円」「ナノHQクリームEX2,200円」でした。

 

「肝斑治療で使用する薬の種類が同じなら、判断基準は料金になる…」とお考えなら品川美容外科となります。

【札幌版】肝斑治療の美容皮膚科おすすめ10院

品川美容外科 札幌院

幅広い支持を集める大手クリニック

品川美容外科がおすすめな人
・たくさんのメニューから選びたい人
・経験豊富な医師に担当して欲しい人
品川美容外科をあまりおすすめしない人
・高級なクリニックがいい人
・大手が好きじゃない人

 

【広告費を削った運営

品川美容外科は開院36年の知名度の高い大手美容クリニックです。広告費や利益をできるだけ削って治療を提供しています。機器治療では初回のみお試し価格で受けられます。


【駅直通で雨でも雪でも通いやすい!】
品川美容外科は全国37院展開している大手美容クリニックで、札幌では札幌市営地下鉄南北線さっぽろ駅直通で徒歩3分とアクセスが素晴らしいです。雨の日はもちろん、雪の日も紫外線が強い夏もうれしいです。

 

【内服薬外用薬のセットで5000円程度から

内服治療ならトラネキサム酸&ハイドロキノンクリームのセットなら5,000円程度、ビタミン剤やシナール・ユベラなどのお馴染みの美白内服薬を含めても月に1万円程度です。市販薬では限界を感じて処方薬を試してみたい方にとっては、有用な選択肢ではないでしょうか。またこれら以外にも機器治療も含め10種類以上の治療方法を用意しています。

 

【経験豊富な医師に何度でも相談無料】

相談は何度でも無料で受け付けてもらえるので、治療法やケア方法など納得できるまで相談ができます。アフターケアもしっかり対応してくれるクリニックです。また多くの症例を経験している医師が多数在籍しており、とくに肝斑とシミは区別が難しいため、経験ある医師が多いのは心強いポイントです。

 

【明瞭価格で追加費用はかからない】

品川美容外科の表示価格は、カウンセリング・治療費・お薬代・アフターケア代を全て含んだ価格で、追加で費用がかかる心配はありません

 

>>品川美容外科の無料カウンセリングはこちら<<

 

▼主なプラン内容

内服薬・外用薬
トラネキサム酸 60カプセル 2,120円
90カプセル 3,170円

ナノHQクリームEX 5g

2,200
美白対策セット
トラネキサム酸、シナール、ユベラ 30日分(内服薬)
ナノHQクリームEX(美白クリーム)
10,700円

 

施術 初回 2回目以降
レーザートーニング・顔全体 5,190円 8,320円
PICOトーニング・頬 9,790円 11,990円

 

基本情報
カウンセリング 無料
支払い方法 現金・クレジットカード デビットカード・医療ローン
アクセス ▼札幌院へのアクセス
【住所】北海道札幌市北区北7条西一丁目2番地6 NCO札幌7F
【最寄駅】地下鉄南北線さっぽろ駅16番出口すぐ
クリニック数 全国39院

※ 価格は全て税込です

※ 美容メニューはすべて自由診療です

出典詳細:https://www.shinagawa-photo.com/case/35652/

クリニック名:品川美容外科
担当医師:心斎橋院 
中橋 佳子 先生

施術名:シミ・肝斑トーニング
施術の説明:メドライトC6によるシミや肝斑の治療
施術のリスク・副作用:ハレ/痛み:数時間位 発疹/内出血:2週間位
施術の価格:10,900円(税込11,990円)~18,170円(税込19,990円)

湘南美容クリニック 札幌院・札幌大通院

肝斑に効果的な治療

湘南美容クリニックがおすすめな人
・地方にお住まいの人
・たくさんのメニューから選びたい人
湘南美容クリニックをあまりおすすめしない人
・高級なクリニックがいい人
・大手が好きじゃない人

 

【全国から通いやすい大手クリニック】

2024年7月現在全世界217院を持つ大手クリニックです。リーズナブルな価格が特徴で、2005〜2023年で総累計者数が2,753万人を突破しました。地方にお住まいの方でも「湘南ならCMで見かけたことがある」という方も多いのではないでしょうか。

 

【JR札幌駅直結でアクセスが抜群!】 

湘南美容クリニックは大手美容クリニックの中でも店舗数は随一。札幌ではJRタワーオフィスにクリニックを構えています。冬の雪も真夏の紫外線も気にする必要がなく嬉しいですね。

 

【内服薬以外にレーザーや】

湘南美容クリニックでは、内服薬のほかレーザートーニング(肝斑治療)で肝斑に焦点を合わせた治療を行います。専用のレーザーを用いて色素を破壊し、自然な肌の色味にするサポートをします。さらにスペクトラピール(毛穴治療)も合わせて行うと、肌に透明感を得られておすすめの治療方法です。

 

【患者に寄り添う姿勢】

患者の一人ひとりに合う、最適な治療方法を提案してもらえるのが特徴です。また保証制度や交通費支給制度など、さまざま制度が充実していたり、カウンセリングやアフターケアの対応の良さなどが特徴のクリニックです。

 

>>湘南美容クリニックで無料カウンセリングはこちら<<

 

▼主なプラン内容

内服薬・外用薬
美容内服 しみ・そばかす・肝斑 5,500円
SBCナノメソッドHQ
(ハイドロキノン含有化粧品)
6,930円

 

施術 1回 5回
レーザートーニング・顔全体 8,750円 40,530円
スペクトラピール・顔全体 15,070円 66,400円
デュアルピール・顔全体 19,250円 86,200円

 

基本情報
カウンセリング 無料
支払い方法 現金・クレジットカード デビットカード・医療ローン・ビットコイン
アクセス ▼札幌院へのアクセス
【住所】北海道札幌市中央区北5条西2-5 JRタワーオフィスプラザさっぽろ13F
【最寄駅】JR札幌駅直結
【受付時間】10:00~19:00

▼札幌大通院へのアクセス
【住所】北海道札幌市中央区北一条西3-3-10 KOKOHOTEL札幌駅前 3階
【最寄駅】チ・カ・ホ(札幌駅前通地下歩行空間)7番出口より徒歩1分
【受付時間】9:00~18:00

クリニック数 日本・海外217院

※ 価格はすべて税込です

※ 美容メニューはすべて自由診療です

出典詳細:https://www.s-b-c.net/photo/n299760.html

クリニック名:湘南美容クリニック

施術名:シルファームX
施術の説明:RFを皮膚内に照射することで、肝斑、毛穴の開き、にきび跡の凹凸、赤ら顔、ちりめんじわ、肌の全体的なくすみ・色素沈着の改善などに効果を発揮。
施術の副作用(リスク):疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化の可能性があります。治療効果を実感いただくのに複数回生じる可能性あり。
施術の価格:25,000円~138,000円

施術名:レーザートーニング
施術の説明:メラニン吸収の特性を持った1064nmの波長を使用して肝斑を含む各種のくすみなど皮膚表面の色調を改善する。
施術の副作用(リスク):疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化の可能性あり。
施術の価格:5,500円~143,130円

聖心美容クリニック 札幌院

肌解析カメラVISIA(ビジア)で潜在的な肝斑がわかる!

【聖心美容クリニックの特徴】

聖心美容クリニックは全院で肌治療の前に最新の肌解析カメラVISIA(ビジア)で詳細な肌状況のチェックができます。特にまだしっかり表面化していない潜在的な隠れジミ・肝斑も確認し、将来的な肌予測に基づいた治療の提案が受けられます。

 

【肝斑の段階に合わせた治療の提案】

肝斑治療は、先進的なマシンによる治療と内服薬・外用薬を用いた内面からの、肝斑の段階に応じたアプローチを行います。メディカルコスメのルミキシルを服用し外用薬のハイドロキノンで肝斑を綺麗に治療していきます。

 

カウンセリング→プレケア(メラニン生成を抑制するローションを塗布)→レーザー照射(麻酔クリームを使用する場合もある)→拭き取り→ローション塗布(メラニン生成を抑制するローションを塗布)治療は徹底したメラニン生成を抑制する手順で進められるのが特徴です。

 

▼主なプラン内容

マシン 1回 5回
ポテンツァ・顔全体 44,000円 198,000円
PICOトーニング・顔全体 38,500円 -
肝斑レーザートーニング・顔全体 38,500円 -

 

内服薬・外用薬
トラネキサム酸錠30日分 750/1,000/1500mg
4,180円/5,280円/7,480円
N-トレチノイン0.05%

10g 8,800円

ナノメッドHQ エッセンス プラス

15g 5,720円

 

 

 

基本情報
カウンセリング 無料
支払い方法 現金・クレジットカード デビットカード・医療ローン・QR決済
アクセス ▼札幌院へのアクセス
【住所】札幌市中央区北5条西2-5 JRタワーオフィスプラザさっぽろ15F
【最寄駅】JR札幌駅 直結(JRタワーオフィスプラザさっぽろ内)
【受付時間】10:00~19:00

クリニック数 全国10院

※ 価格はすべて税込です

美容メニューはすべて自由診療です

TCB東京中央美容外科 札幌駅前院、他2院

リーズナブルな美白内服薬とピコレーザーによる治療

【TCB東京中央美容外科の特徴】

シミ・肝斑治療には①内服療法と②トレチノイン・ハイドロキノン療法をメインに行っているのがTCB東京中央美容外科です。①ではトラネキサム酸・ビタミンC・L-システイン・パントテン酸・グルタチオンの5種の内服薬の処方を行い、余裕のある方にはプラセンタも処方します。②では外用クリームからの治療を行いより効果的に肝斑へ働きかけます。

 

【イオン導入やピーリングでサポートも】

肝斑を早く薄くしたい人におすすめなのが、イオン導入による補助治療やピーリングです。薬だけでは効果が現れなかった方は試してみてはいかがでしょうか。

 

【北海道には合計3院あり】

TCB東京中央美容外科は駅近の立地で、札幌に2院、旭川に1院を構えています。

 

▼主なプラン内容

内服薬・外用薬
シミ、肝斑セット 5,500円
シミ、肝斑セット パーフェクト

11,000円

シミ治療ハイドロキノン療法 美肌スタートセット

28,000円

ハイドロキノンクリーム(4%) 5g
7,150円
 トレチノインクリーム(0.025%) 5g

5,800円 

 

施術 1回 5回
イオン導入 8,150円 36,700円
サリチル酸ピーリング 15,070円 40,800円

 

基本情報
カウンセリング 無料
支払い方法 現金・クレジットカード デビットカード・医療ローン
アクセス ▼札幌駅前院へのアクセス
【住所】北海道札幌市中央区北4条西2-1-2 キタコートレードビル 6F
【最寄駅】東豊線さっぽろ駅から徒歩1分
【受付時間】10:00~19:00

▼札幌大通院へのアクセス
【住所】北海道札幌市中央区南1条西2-18 IKEUCHI GATE 5F
【最寄駅】札幌市営地下鉄 大通駅から徒歩1分
【受付時間】10:00~19:00

▼旭川駅前院へのアクセス
【住所】北海道旭川市一条通8-108 フィール旭川 4F
【最寄駅】JR旭川駅から徒歩5分
【受付時間】10:00~19:00
クリニック数 全国112院

※ 価格はすべて税込です

美容メニューはすべて自由診療です

麻生美容外科クリニック(東京美容外科) 札幌院

熟練の医師しか院長になれないハイクラスのクリニック

【東京美容外科の特徴】

東京美容外科は前身の学園前美容外科から数えて開院20年、形成外科認定医か美容外科経験10年以上のドクターのみが分院長になれる技術と経験を重視しているクリニックです。

 

【術後安心保証つき】

肝斑治療は保証制度がつかないクリニックも多いなか、東京美容外科では肝斑治療(ピコレーザー)を受けると、術後どのようなトラブルにも対処してもらえます。保証は一生涯付きます。

 

東京美容外科では専用のLINE窓口から施術の内容や、美容医療に関する悩みを気軽に相談できます。電話や対面が苦手な方にもおすすめです。

 

▼主なプラン内容

施術 1回 5回
ピコトーニング・顔全体 22,000円 110,000円
水光注射 22,000円 110,000円

 

内服薬・外用薬
トラネキサム酸 60日分 6,600円
ハイドロキノン(塗り薬)

5,280円

トレチノイン(塗り薬)

5,280円

 

 

基本情報
カウンセリング 無料
支払い方法 現金・クレジットカード デビットカード・医療ローン・PayPay
アクセス ▼札幌院へのアクセス
【住所】北海道札幌市中央区北1条西2-1 札幌時計台ビル2階
【最寄駅】大通駅 7番より徒歩2分。
【受付時間】10:00~19:00

クリニック数 提携院・FC院含め国内・海外23院

※ 価格はすべて税込です

美容メニューはすべて自由診療です

共立美容外科 札幌院

診察、施術からアフターケアまで院長におまかせ

共立美容外科札幌院は、プライバシーへの配慮が嬉しい美容外科クリニックです。診療やカウンセリングは完全予約制で、待合室やパウダールームは個室になっています。他のお客様と会わずに快適に過ごせます。

 

また、長年、美容医療に従事してきた院長先生が受付・会計を含めて、カウンセリングや診察、施術、アフターフォローまで責任持って対応してくれます。特に、カウンセリングを重要視し、一人ひとりに合った治療をしたいと考えており、メリットもデメリットも隠さず説明してくれます。

 

効果や医療機器、長時間の施術でも疲れにくい施術台などの設備にもこだわりを持っています。

基本情報
営業時間 10:00~19:00
電話番号 Tel. 011-757-6622 フリーダイヤル 0120-500-340
料金 ピコレーザー<顔全体> 1回 20,900円(税込)

共立美容外科 札幌院へのアクセス

【住所】札幌市北区北7条西4-3 宮澤ビル7F

JR札幌駅北口 徒歩1分

※公的保険適用外の自由診療です。

札幌クララ美容皮膚科

お得な回数制がある

大通駅から徒歩2分、すすきの駅から徒歩3分の立地にある札幌クララ美容皮膚科。商業ビルの中に入っているので、通いやすさが特徴です。

 

肝斑治療には、「ピコトーニング」と内服薬での治療に力を入れています。ピコトーニングはダウンタイムがほぼなく、初回トライアル5,500円(税込)や10回コースがあり、予算や継続の希望に合わせて選べます。

 

医師とのカウンセリングは何度行っても料金はかかりません。治療の勧誘もないので、気になる点を相談してから、治療を受けるかどうかを自分のペースで決められます。

基本情報
営業時間 11:00~20:00 / 木曜休診
電話番号 011-211-1244
料金 ピコトーニング 初回5,500円(税込)

札幌クララ美容皮膚科へのアクセス

【住所】札幌市中央区南2条西4丁目 ダイビルpivot南館5F

大通駅から徒歩2分 すすきの駅から徒歩3分 市電西4丁目/狸小路から徒歩2分

※公的保険適用外の自由診療です。

札幌シーズクリニック

開放感のある内装 落ち着くクリニック

シーズクリニックは、「ドクターシーラボ」を開発したシーズメディカルグループの一員。施術後のスキンケアでは、「ドクターシーラボ」の製品を使っています。

 

シミ・肝斑治療などを得意とするクリニックで、診断からレーザー照射までは院長先生のみが対応します。肌のダメージを抑え、炎症を起こしにくくするために、レーザーや光治療、内服療法など複数の治療法とパワーを調整し、肝斑治療を進めてくれます。専任アテンダントもいるので、細かな点も相談していきたい方向きです。

 

肝斑の状態には、日々の心の動きや生活も影響してくると考え、患者さんの心身の状態を把握し、それに合わせて治療メニューや内容を変えていく丁寧で寄り添ったケアが特徴です。

基本情報
営業時間 10:10~13:20、14:30~18:20 休診日 / 月曜日・火曜日・祝日
電話番号 011-222-1403
料金 レーザートーニング 顔全体 20,900円(税込)

札幌シーズクリニックへのアクセス

【住所】札幌市 中央区北1条西3丁目3−27 札幌北1条駅前通りビル 4F

JR札幌駅/地下鉄札幌駅降車 地下歩行空間7番出口すぐ

※公的保険適用外の自由診療です。

平岡皮膚科スキンケアクリニック

キッズスペース・無料駐車場完備

2017年開業の地域密着型クリニックである平岡皮膚科スキンケアクリニック。中央区や厚別区からのアクセスも良く、50台分の無料駐車場も完備しています。バスでのアクセスもしやすい立地です。

 

肝斑治療においては、トラネキサム酸などの内服薬、レーザートーニングや美白剤を用いた治療をおこなっています。副院長は女性の方なので、同性の先生に相談したい方に向いているクリニックです。

 

待合室には、キッズスペースもあるので、お子様連れでの通院先を探している方向きです。

基本情報
営業時間 9:00〜18:00 休診日 日・祝
電話番号 011-889-1123
料金 レーザート―ニング 11,000円(税込)

平岡皮膚科スキンケアクリニックへのアクセス

【住所】札幌市清田区 平岡6条2丁目2番10号 平岡メディカルセンター(駐車場有り)

東西線大谷地駅バスターミナル3番または3番のりばより、中央バス・平岡ニュータウン線 (大66・大67) ・大谷地・柏葉台線 (大69) ・平岡シュヴァービング線 (大70)乗車、「平岡6条1丁目バス停」にて下車

※公的保険適用外の自由診療です。

札幌中央クリニック

雨や雪でも大丈夫!地下街直結のクリニック

「美容医療を身近な存在に」をコンセプトに札幌で15年以上の歴史がある札幌中央クリニック。北海道全域から患者さんが来ており、できるだけ通院回数が少なくなるようなプランの提案やメール相談も受け付けています。

 

カウンセリングは完全予約制。何度でも無料で、完全個室の室内でカウンセラーがじっくりと話を聞いてくれます。カウンセリング内で症例の写真確認もできるので、イメージがしやすくなりますね。

 

治療後の診察も無料です。緊急電話での対応もありますし、アフターケアも通院が必要な期間だけでなく、数年後であっても無料でいつでも相談可能となっています。

基本情報
営業時間 9:30〜19:00 土・日・祝も診療
電話番号 0120-013-909
料金 ピコジェネシス 顔全体 1回 27,500円(税込)

札幌中央クリニックへのアクセス

【住所】札幌市中央区大通西2丁目5番 都心ビル4F

札幌市営地下鉄(南北線、東西線、東豊線) 大通駅 19番出口直結 JR札幌駅から徒歩約10分、タクシーで5分 中央バスターミナルから徒歩5分

※公的保険適用外の自由診療です。

肝斑とは?

肝斑はシミの一種で、目尻の下や頬骨に沿って左右対称に薄くできます。この「左右対称」が肝斑のみに見られる大きな特徴です。

肝斑を発症する原因ははっきりしておらず、好発年齢が30〜40代で主に女性に表れることから、女性ホルモンの乱れと考えられています。

 

肝斑の特徴

  • 左右対称にできる
  • 薄い褐色
  • 輪郭がはっきりしない
  • 広い範囲に広がっている
  • 好発年齢は30〜40代
  • 60代以上では薄くなったり消失したりする

 

 

上記の特徴に該当すれば、肝斑である可能性が高いです。もっとも、シミ・そばかす・ADMとの併発も多く、皮膚科医でも見分けられない場合があるとさえ言われているため、自己判断をするべきではありません。

肝斑と「シミ・そばかす・ADM」の違い

肝斑と混同される症状に、シミ(老人性色素斑)・そばかす(雀卵班)・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)などがあります。

種類 症状 原因

境目がぼやけずはっきりしている。色も濃くはっきり。 若い頃の日焼けなど紫外線が原因。早いと10代・20代でも表面化する。



1〜3mmの斑点で鼻を中心に現れる。遺伝要因が大きい。 遺伝。紫外線で悪化する。
A
D
M
グレー〜青みかかった褐色で薄いシミのように見えるがアザの一種。鼻翼部にも発症。発症年齢は20代〜。アザのため治療が保険適用になる。 真皮にメラニンが生成される。紫外線は無関係で原因は不明。

これら皮膚トラブルの治療法はすべて異なるため、まずは正しく診断を受ける必要があります。

肝斑ができる原因と言われているもの

肝斑ができる原因は完全には解明されていません。

 

30〜40代の女性ホルモンが乱れるタイミングで発症することはわかっているものの、肝斑ができるメカニズムはすべて解明されている訳ではありません。

 

しかし、肝斑ができる原因とみなされているものはいくつかあります。その見解に基づいて、予防策を解説します。

肝斑の原因①ホルモンバランスの乱れ

肝斑の原因の一つとしてホルモンバランスがあげられます。

 

月経のホルモンバランスの乱れを肌で感じてしまい、月経前や月経中に肌が荒れる人は肝斑ができやすい人です。斑は30歳以降にできやすいのが特徴です。妊娠や出産などでさらに濃くなってしまう場合もあります。

 

また、低用量ピルを使用している人もホルモンバランスが変化するため、肝斑ができやすくなります。

肝斑の原因②ストレスと睡眠不足

肝斑はストレスにも影響を受けると言われています。

 

ストレスや睡眠不足が重なると、ホルモンバランスが崩れてしまいます。ホルモンバランスが崩れると年齢に関係なく肝斑ができてしまいます。ストレスが多い、睡眠不足が続いているなどの場合は、生活を見直す必要があります。肝斑が広がってからでは治療に時間がかかります。広がる前に生活を見直しましょう。

肝斑の原因③過剰なスキンケア

肝斑ができる理由の一つに、「過剰な皮膚接触」とも言われています。要するに、洗顔やクレンジングでの擦りすぎです。

 

肝斑の予防には「肌に刺激を与えない」のも重要です。スキンケアのために過剰な洗顔や洗顔後に化粧水などで肌への刺激を繰り返すと、肌を強く刺激する回数が増えます。肌をこすりすぎるとメラニン色素が沈着する原因になります。

 

過剰なスキンケアは肝斑悪化の原因になります。肌の手入れは適度な回数で行うようにしましょう。

肝斑の治療法とリスク

まず大前提として、肝斑治療の期間についてです。内服薬&外用薬を用いて効果が出るまで3ヶ月程度かかると思ってください。

 

ちなみに、レーザーを用いても結果が出るまで4〜6回程度治療を繰り返すこととなります。それではここから、詳細な治療法の解説に入ります。


肝斑治療で行われる主な治療法

外用薬&内服薬 効果が出るまで:3ヶ月〜

ハイドロキノンクリーム
効果:皮膚の漂白を促す。
リスク:かぶれ・赤み、6〜8%の高濃度での使用継続で白斑
ダウンタイム:なし

 

ヒドロキノン・トレチノイン・フルオシノロンクリーム など
効果:皮膚のターンオーバーの促進
リスク:かぶれ・赤み
ダウンタイム:なし

 

トラネキサム酸(トランサミン)
効果:メラノサイトを活性化させるプラスミンを抑え、メラニン色素の生成を抑制。
リスク:血栓症・脳梗塞や心筋梗塞
ダウンタイム:なし

 

ビタミンC・ビタミンE・L-システイン (シナールなど)
効果:メラニン色素の生成を抑制。
リスク:摂取上限内なら特になし
ダウンタイム:なし

最低料金
トラネキサム酸のみ:3ヶ月で1万円
フルセット:3ヶ月で3万円〜

 

レーザー・IPL治療 効果が出るまで:4〜6回以上

レーザートーニング
シルファームX
ポテンツァ(肝斑モード)
イオン導入 など

効果:メラニン色素を直接消失させる
リスク:紅斑・灼熱感・炎症後色素沈着・脱色素斑
ダウンタイム:3日〜2週間(機器による)

最低料金
レーザートーニング5回:3万円
PICOトーニング5回:5万円〜 など

 

ピーリング 補助的な役割

グリコール酸などを用いたケミカルピーリング
効果:肌のターンオーバーを早める。
リスク:赤み・色素沈着・乾燥
ダウンタイム:2〜3日

最低料金
1回5,000円〜

各治療法の詳細を確認したい方は以下からお選びください。

肝斑の治療法①内服薬・外用薬

「トラネキサム酸」などの内服薬

肝斑の治療には「トラネキサム酸(トランサミン)」を内服します。トラネキサム酸は色素沈着抑制効果を持つ内服薬で肝斑に効果を発揮します。具体的には、メラノサイトを活性化させるプラスミンを抑え、メラニン色素の生成を抑制します。

 

トラネキサム酸のリスク

その1「血栓」

トラネキサム酸のリスクに「血栓」が挙げられます。これはトラネキサム酸が元々止血の薬として使用されているためで成分の作用です。血栓は最悪の場合脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こします。

 

また女性がよく処方される薬に「低用量ピル」がありますがこちらも血栓のリスクがあります。そのため、低用量ピルを使用中の方は長期的な服薬はおすすめしません

 

さらに血栓症は遺伝的要因もあります。今はなんともなくとも親族に脳梗塞や心筋梗塞といった疾病をお持ちの人がいるなら、トラネキサム酸はやめた方がいいかもしれません。

 

 

その2「肝臓や腎臓」

トラネキサム酸に限らず、内服薬は肝臓や腎臓で代謝されます。その際負担を受けることになりますが、内服薬の長期服薬は肝機能障害などを引き起こす原因となる可能性があります。

 

上記リスクのため、クリニックによってはトラネキサム酸は2〜3ヶ月をワンクールとし、休薬期間を必ず設けているところもあります。

ハイドロキノンを中心とした外用薬

ハイドロキノンはいわゆる「漂白剤」で、皮膚の上からメラニン色素に作用します。美容クリニックでホームケア用品として扱われている外用クリームが多く見られます。

 

ハイドロキノン単体のものから、ビタミンCやトレチノインなど肌のターンオーバーを活性化させる成分を配合したものまであり、配合成分やハイドロキノンの濃度によって価格もさまざまです。

 

 

ハイドロキノンクリームのリスク

6〜8%の高濃度の場合白斑ができる可能性が示唆されています。もっとも、美容皮膚科で出回っているハイドロキノンは濃度1〜4%のため、そこまで重篤な副作用が出る可能性は低いです。

肝斑の治療法②レーザー・IPLなどの機器治療

従来肝斑にシミ取りレーザーは禁忌でしたが、近年では肝斑に対応してレーザーが増えてきており、投薬治療とレーザーを併用する治療を選択する人もいます。

QスイッチYAGレーザー

QスイッチYAGレーザーは、2つの波長(532mm・1064mm)を使い分け、シミ・ほくろ・そばかす・あざなどの幅広い色素性病変治療に優れています。レーザーがメラニン色素の部分だけにダメージを与えます。

 

均一で安定した照射モードで、レーザーでの治療が難しかった肝斑にも効果的な治療が行なえます。レーザー照射モードを変えられるため、シミと肝斑が混在している人におすすめの治療方法です。

 

治療方法 レーザーのよるメラニン色素除去
リスク 痛み・内出血・赤みが数日間位・かゆみ

レーザートーニング

レーザートーニングは、医療用レーザーを微弱なパワーで照射して、シミや肝斑の原因であるメラニンを徐々に減少させます。カサブタになりにくいので目立たないように治療したい人におすすめの施術です。

 

均一にレーザーを照射するため肌へのダメージが少なく、肌全体の美肌効果を得たい人にもおすすめです。

 

治療方法 レーザーによるシミ・肝斑治療
リスク 腫れ・痛み・かさぶた・ニキビ・内出血

ピコレーザー

照射時間が短いレーザーをあてる施術方法で、メラニンを破壊します。従来のQスイッチレーザーはナノ秒(10億分の1秒)でしたが、ピコレーザーはナノ秒より短いピコ秒(1兆分の1秒)単位で照射するレーザー治療器です。

 

ピコレーザーはQスイッチレーザーよりも、痛みが少なく色素沈着を起こしにくい上に施術後のリスクも軽減できます。肌へのダメージを抑えながら肝斑のケアが可能です。

 

治療方法 レーザーを高速照射してメラニン色素を破壊
リスク 腫れ・赤み・かさぶた

フォトフェイシャル

光治療=IPLと呼ばれる広範囲に光を照射する施術です。シミ・赤ら顔・キメなどの多くの肌トラブルに効果が期待できる治療方法です。レーザーとは異なり広範囲な波長の光を照射できるため、1回の照射でメラニンや毛細血管中のヘモグロビンなどの色素にアプローチできます。色素沈着に効果があるため、肝斑治療をしたい人におすすめの治療方法です。

 

治療方法 顔全体に有効な光をあてる
リスク むくみ・腫れ・内出血

肝斑の治療法③ピーリング

肝斑治療にはピーリングが選択される場合もあります。

 

ピーリングとは肌にフルーツ酸や薬剤などを塗って代謝を活性化して、古い角質を剥いだり毛穴の汚れを溶かしたりして新しい肌への生まれ変わりを促進する治療法です。

 

しかし、ピーリングは肌の新陳代謝を促すもので、女性ホルモンが原因の肝斑治療には効果がない説もあります。メインの治療ではなくサポート的な役割と心得ましょう。

 

治療方法 古い角質を取り除く
リスク むくみ・腫れ・内出血

イオン導入

イオン導入は、微弱な電流を皮膚に流してイオン化した水溶性の有効成分を肌の奥まで届ける治療法です。電流は肌本来が持つバリアゾーンも通り抜けるため「トラネキサム酸」「ビタミンC」をしっかり肌の角質まで浸透させる働きがあります。

 

治療方法 イオン化した成分を皮膚基礎層や真皮などに直接浸透させる
リスク まれに肌に炎症がでる(リスクはほぼない)

肝斑治療のダウンタイム

肝斑治療はダウンタイムはあまりありません。肌へのダメージを抑えて治療を行うため基本的には、当日からメイクも入浴もできます。しかし、軽度の赤み、かさぶた、湿疹がでる場合もあります。通常は1週間程度で落ち着きますが、万一ひどくなるようならクリニックに問い合わせしましょう。

 

またこの時に、紫外線を避けるために徹底した日焼け止めが必要となります。肝斑治療後の肌は非常に敏感なため紫外線を浴びるとシミや肝斑が増悪する可能性があります。

美容皮膚科での肝斑治療の流れ

① カウンセリングの新規予約

まずは美容皮膚科・美容クリニックへカウンセリングの予約をします。予約はWEB予約が中心ですが、電話で受け付けている場合もあります。飛び込みでカウンセリングはできないため、必ずまずは予約しましょう。

② カウンセリング

カウンセリングでは医師に肝斑の状態を確認してもらいます。肝斑とシミは判断が難しく、カウンセリングの際にはしっかりと診察してもらう必要があります。カウンセリングを受けて、肝斑の治療計画をたてます。

 

カウンセリングの際は持病があるなど自分の身体の調子も詳しく説明しましょう。持病によっては受けられない治療方法もあるので確認するのが重要です。

 

ちなみに、治療内容が投薬だけの場合はカウンセリング当日に契約することも可能ですが、なるべく複数のクリニックを回った後で決定するのをおすすめします。

goo編集部の画像

goo編集部

まずはここまでの「予約→カウンセリング」を繰り返して、実際に契約をするクリニックを選びましょう。

お顔・身体を預けられるクリニックが見つかったら、次の③へ進みます。

③ 施術日の予約・支払い

カウンセリングに納得できたら、施術日の予約をして支払いも行います。投薬治療のみなら、診察&薬を受け取る日を予約します。

④ 施術

レーザー治療を受ける場合は、5分〜30分ほどの治療時間がかかります。照射回数や範囲によっても治療時間は変わります。カウンセリングの際にかかる時間の目安を聞いておきましょう。痛みを感じる治療の場合は、局所麻酔などで痛みを緩和してくれます。

⑤ アフターケア

基本的には治療を受けた当日でも、メイクや入浴は可能です。かさぶたや赤みがでる場合もありますが、かさぶたなどは無理にはがさないようにしましょう。また、強くこすったりすると肌にダメージを与えてしまいます。自然にはがれおちるまで待ちましょう。1週間程度で赤みやかさぶたは綺麗になります

 

この施術後〜一ヶ月程度は紫外線を避けるための日焼け止めを徹底しましょう。治療後のむき出しの肌に紫外線を浴びると、シミや肝斑が増悪する可能性があります。

 

また、肝斑治療は明確な回数が決まっていません。そのため美容整形と違い肝斑治療には保証ケースがないのがほとんどです。しかし、クリニックの中にはアフターケアが充実してるクリニックもあります。クリニックを選ぶ際はアフターケアの充実度も参考にするといいですね。

カウンセリングで気をつけるポイント

ここでは美容クリニックを受診する際に気をつけるポイントを紹介します。ポイントに気をつけて受診してください。

肝斑治療は素肌を見せる前提で受診する

肝斑の診断時には、ほぼ必ず素肌での患部の目視確認を求められます。

 

そのため、あらかじめ化粧を落としてすっぴんで行くか、診断時にその場で部分的あるいは全面的にを落とす流れになると思いましょう。

肝斑治療では血栓の不安を必ず聞く

ここまでで解説した通り、肝斑治療のスタンダードであるトラネキサム酸は、元々は止血薬です。

 

血液を溶融させる作用を抑制する、つまり血液を凝固させるため血栓がトラネキサム酸の副作用として認められています。そこで不安になるのが、女性に多い低用量ピルも血栓の副作用があるという点です。

 

そのため、低用量ピルを現在服薬中の方は必ずカウンセリングで申し出てください。また、血栓の出来やすさに関しては遺伝も認められるため、親族に血栓症や脳梗塞・心筋梗塞を発症したことのある場合も申し出るべきです。

 

ちなみに、低用量ピルと同じ子宮内膜症の薬であるディナゲスト(ジエノゲスト)は、低用量ピルほど血栓の不安はありません。

肝斑治療では他のクリニックで処方されている薬を伝える

ピル以外でもすでに常用薬があるならそのクリニックで処方されている薬を伝えましょう。現在、どのような治療を受けていて、その効果が現れているかも治療をする際は重要になります。処方されている薬はその後の治療の大事な情報になります。

肝斑治療で選んではいけない美容皮膚科

肝斑治療で選ぶべきではないクリニックがあります。結論それは、肝斑治療でスタンダードな内服薬ではなく、いきなり機器治療から入るクリニックです。

肝斑なのにいきなりレーザー・IPLを勧めるクリニックは信用するべきではない

肝斑の治療法として、初めからレーザーをはじめとする機器治療を勧めるクリニックは、信用すべきではありません。

 

すでに解説した通り、「美容医療診療指針」によると肝斑にはまず内服薬・外用薬治療を推奨し、レーザーやIPL治療は「効果がないかつ軽度の場合のみ推奨、さらに「寛解増悪を繰り返す」とあります。

 

つまり、内服薬や外用薬を併用しなければ、レーザーやIPLだけを当てても肝斑はまた復活します。

 

機器治療は複数回のクリニック通いが必要の上、内服薬と比べて最終的な料金が高額となる傾向があるため、クリニックとしては契約させたい面はあるでしょう。だからこそ、本当に患者ファーストなクリニックかを見分けるポイントとなります。

レーザーを当てる場合は必要性をしっかり聞き取りしよう

レーザーでの施術を提案された場合は、その場で契約せずに一旦見積もりを持ち帰り、ぜひ別のクリニックをお尋ねください。

 

そこでも肌の状態を見てもらい、

 

1.本当にレーザーが必要かどうか

2.必要性が納得できる説明だったか

 

この2点をしっかり考えましょう。その上で出した結論なら後悔もしにくいです。

必ず複数のクリニックでカウンセリングを!

複数のクリニックでカウンセリングを受けると、「ここの方針はちょっと違うな」「予算以上に盛り込んでくるな」とわかるようになります。

 

またそれとは別に、以下のようなクリニックは選ぶべきではありません。後々のトラブル回避のためにも施術を受けない選択も必要です。

 

  • 医師のカウンセリングが短い
  • 医師ではないカウンセラーがカウンセリングを行う
  • カウンセラーがしつこい
  • カウンセリング時に腫れや痛みなどリスクの説明がない
  • 施術を医師ではなく看護師が行う
  • 通常価格ではないプランをすすめられる
  • カウンセリングで高額なプランをすすめられて予算オーバーになる
  • 当日の契約を迫られる

 

上記のようなクリニックでの施術は受けないほうが賢明です。納得の行く医師とクリニックを選んで治療を受けましょう。

当日は契約せずかならず相見積もり

ここまで解説した通り、肝斑治療に限らず、美容医療を受けるには複数のクリニックでカウンセリングを受けた上で決めることが大切です。

 

美容クリニックは基本的にカウンセリングは無料ですが、カウンセラーがノルマ・目標を持ち、早急に契約を迫るクリニックもあります。「当日は絶対に契約しない」と心に決めて予約をしましょう。

肝斑治療に関するよくあるQ&A

Q1:肝斑治療に保険適用はされるの?

美容クリニックは保険適用ではありません。カウンセリングを受けた際に実際にかかる費用を確認しておく必要があります。自分の考えている費用と、実際にかかる費用とで違いがでる場合もあります。あらかじめ美容クリニックの公式サイトで費用を確認しておきましょう。

Q2:肝斑治療の名医とは?

肝斑の診断は非常に難しいとされています。肝斑は女性ホルモンが原因で起こるとされていますが、紫外線が原因で起こる老人性色素斑(いわゆるシミ)が合併しているケースも稀ではありません。そのため、肝斑治療を老人性色素斑の治療で行うと肝斑が悪化する場合もあります

 

肝斑治療の名医とは、シミの種類を見極めて適切な治療が行える医師です。肝斑治療に行く前には公式サイトや口コミを調べた上でカウンセリングに望みましょう。ウンセリングでは納得行くまで説明を受ける必要があります。

Q3:肝斑に効く食べ物は?

クリニックでの肝斑治療と併せて、より効果を実感したいのであれば体の内面からのケアも大切です。シミに効果的な栄養素はビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、Lシステインなどが代表的です。これらの栄養を効率よく摂取して肌質の改善を目指しましょう。

本記事の参考資料

・日本美容外科学会会報より「美容医療診療指針(令和3年度改訂版)」

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