薬剤が含まれた水流で皮脂汚れ・角質を除去し、美容成分で保湿するハイドラフェイシャル。毛穴汚れ・顔のくすみ・ニキビ肌などにお悩みの方から支持されています。

ただ、ハイドラフェイシャルは導入しているクリニックが少なく、料金相場も1回15,000〜30,000円と挑戦しにくい傾向です。

そこでおすすめなのが、類似する角質除去施術をチェックすることです。角質除去で名が通っているのはハイドラフェイシャルですが、オキシジェネオ・ハイドロピーリング等、似た効果が得られる施術が他にもありますよ。

■主なクリニックの料金表

（クリニック名タップで詳細紹介へ移動します）

＼無料カウンセリングあり／ 品川美容外科	▼オキシジェネオ 全顔1回：¥10,780
＼無料カウンセリングあり／ 湘南美容皮フ科®	▼ハイドロピーリング 小：¥11,000 大：¥22,000
共立美容外科	▼ハイドラフェイシャル 初回：1回¥19,800 1回：¥49,500

※価格はすべて税込みです

※自由診療のため保険適用外です

ハイドラフェイシャルとは、薬剤が含まれた水流で皮脂汚れ・角質を吸引し、同時に美容成分をお肌に導入するピーリング施術です。

これまで角質除去はケミカルピーリングが一般的でしたが、薬剤によるダウンタイム（腫れ・痛み）が強く、肌が敏感な方は検討しにくいものでした。

しかし、ハイドラフェイシャルは薬剤の濃度を肌状態に合わせて調整できるため、肌負担が少なめです。

ハイドラフェイシャルの価格は、顔の場合と背中など範囲が広くなる場合とで変わってきます。その相場は以下の通りです。ハイドラフェイシャルはクリニックによって値段が違います。さまざまなクリニックでどんな値段か比較して選びましょう。

ハイドラフェイシャルについて記事上部で簡潔に解説しましたが、こちらで再度効果について詳しく解説します。

ハイドラフェイシャルを受けると、いちご鼻と呼ばれるような角質が詰まってできた毛穴の黒ずみを改善できる効果が期待できます。

機械の先端から渦巻き状の水を放出し、柔らかくなった角質を落として吸引。洗浄後は美容成分を導入して保湿を施すことで、汚れを落として広がった毛穴を引き締めます。

ハイドラフェイシャルは、ニキビができやすいオイリー肌が改善できる効果が期待できます。余分な皮脂・詰まった角質などの不要な老廃物を洗い流すことで、お肌のターンオーバーを整えられます。

ハイドラフェイシャルは溜まった皮脂・角質を除去することで、くすんだ印象の肌が改善するとされています。よって、肌がトーンアップした印象にみえる効果が期待できます。

ハイドラフェイシャルは美容成分の入った薬液をお肌に導入するステップがあるため、お肌の保湿が期待できます。お肌のハリがアップしたようにみえるので、乾燥肌さんにも嬉しいポイントです。

ハイドラフェイシャルは効果的な施術ではありますが、人によってはオキシジェネオの方が後悔しないかもしれません。

オキシジェネオは、ハイドラフェイシャル同様に角質除去と美容成分の導入が行えます。それぞれの違いは、以下の通りです。

どちらも角質除去できますが、ハイドラフェイシャルの方が洗浄力が若干高めです。

ただ、どちらも4〜5週間に1回ほど施術を受けないと効果が実感しにくいとされています。

よって、1回の価格が抑えられるオキシジェネオの方が、定期的なケアを継続したい方には向いているかもしれません。

ハイドラフェイシャルについて調べると、「ハイドラジェントル」という似たような名前の施術を目にするのではないでしょうか。

どちらも角質や毛穴汚れを除去する機械で、一見違いはありません。4週間前後に1回ほど施術が必要な点も同じです。ただ、よく見ると以下のような違いが確認できます。

大きく分けると、欧米人向けがハイドラフェイシャル・東洋人向けがハイドラジェントルと分類できます。

ただ、ハイドラジェントルはハイドラフェイシャルの後に生まれた機種なこともあり、導入しているクリニックがまだ少ないのが残念なポイントです。

全国展開している大手クリニックでも、導入は確認できませんでした。機種の導入・変更は定期的にあるので、気になる方は注視しておきましょう。

ハイドラフェイシャルに似ている施術はいくつかありますが、この見出しではその中でも「施術内容が全く違うのに一緒だと間違われる施術」をご紹介します。

ケミカルピーリングは、皮膚にピーリング用の化学薬品を塗って古くなった角質を溶かして落とす施術です。肌の状態に合わせた薬剤を使って古い角質をはがすため、乱れていたターンオーバーを整えます。

しかし、ピーリング用の薬剤を使うため、水流によってピーリングを行うハイドラフェイシャルより肌への刺激が多く、ピリピリとした痛みを伴う方もいます。

ダーマペンは極細針で肌に穴を開けて薬剤を浸透*させて行う施術のことです。1回の施術でも十分な満足感は得られますが、1ヶ月ごとに4～6回くらい定期的に受けるとより効果に満足できます。

ニキビ跡が気になる方などにおすすめの施術方法です。得られる満足感はハイドラフェイシャルと似ていますが、肌のクレーターや小じわなど肌の凹凸などの肌悩みを持たれる方にはダーマペンの方がおすすめです。

*角質層まで

ハイドラフェイシャルは肌への負担が少ないと言われていますが、顔への施術は不安になります。自分に合うところを選ぶにはどうしたら良いのでしょうか。後悔しないためのクリニック選びには5つのポイントがあります。

ハイドラフェイシャルの施術を受ける前には必ずカウンセリングを受けましょう。自分の希望とクリニックでできることをすり合わせ、ズレがないか確かめておくのが重要です。

複数のクリニックで話を聞いてみるのもおすすめです。他と比べることで、そのクリニックの期待の点、気になる点が見つかります。実際にカウンセリングへ行って確かめるのが難しい方は、電話やメールで問い合わせてみましょう。

クリニックの雰囲気は、問い合わせへの対応次第である程度分かります。スタッフの対応があまり良い印象でないクリニックは避けたほうが無難です。

ハイドラフェイシャルは刺激が少ない施術ですが、絶対に失敗しないとは言い切れません。自分自身が、施術への不安を和らげるためには施術を任せられるクリニック選びが必須となります。

肌の状態に応じたきめ細やかな対応を望むなら、ホームページやネットの口コミを調べるといいです。施術症例が豊富なクリニックは、それだけたくさんの症例に対応した経験があります。

初めてクリニックで施術を受ける方は不安も大きいもの。アフターケア体制が整っているクリニックなら、何があったときでも対応してくれる安心感を得られます。

おかしいと感じたらすぐにクリニックに相談しましょう。問い合わせの受付時間やメール対応しているかどうかも確認しておくと安心です。アフターケアが無料なのかどうかは必ず確認しておきましょう。

ハイドラフェイシャルは一度きりではなく、数週間〜数ヶ月メンテナンスに通うのが一般的です。

よって交通アクセスを確認し、通いやすいクリニックを選びましょう。車を使う方は駐車場の有無も確認しておくと安心です。

自分のスケジュールに合わせて施術に通えるかどうかも大切です。確認方法として、実際に施術を受けた人の口コミ情報を参考にするのもおすすめです。過度に信用するのは禁物ですが、参考程度に確認しましょう。

ハイドラフェイシャルの顔全体への施術の場合、相場は1回につき15,000円から20,000円ほどです。他のクリニックとも比較して、料金が高すぎないか調べてください。

逆に安すぎる場合も気をつけましょう。安いからといって安易に施術を受けるべきではありません。その価格に設定されている理由をチェックし、納得してから施術を受けてください。

併せて、支払方法も事前に確認しましょう。現金払いの他、クレジットカードやその他の決済方法が使えるかどうかは重要です。

ハイドラフェイシャルの施術は以下の3つのステップで進みます。

施術の平均的な所要時間は30分程度です。オプションをつけるとさらに時間がかかります。クリニックによって違いますので、カウンセリングで確認してください。

施術の効果は1週間〜4週間ほど持続します。1ヶ月に1度の間隔で5回ほど施術を受けるのがおすすめです。定期的に施術を受けることでターンオーバーの周期が整い、シミやくすみが生じにくくなると言われています。

ここでは、ハイドラフェイシャルの施術に関する気になる疑問や質問をご紹介します。

ハイドラフェイシャルは効果がないわけではありません。ただ、4〜5週間の1回の継続した施術が必要なので、意味がなく感じる方もいます。

とはいえ、術後に皮脂・角質が溜まれば元の状態に戻るのは当然です。効果を持続するには、定期的な来院が必要です。

肌質の改善には、お肌ケアや食生活などの日頃の生活習慣の意識改革が必要になります。施術だけに頼らずに、内側からの改善も心がけましょう。

ハイドラフェイシャルは、ピリピリとした刺激を感じる方がいます。濃度がそこまで高くないとはいえ薬剤を使用するので、合わない方は一定数出るでしょう。

また施術後、肌の赤みや突っ張ったような感じが出ることもあります。時間が経つにつれ治まるので心配いりませんが、症状が長く続く場合は医師に相談しましょう。

ここからは、クリニックでハイドラフェイシャルを受けるときの注意点を4点解説します。

ハイドラフェイシャルを受けるときは、施術を受けられない条件に当てはまるか確認してください。過度な日焼けをしている方や膿が溜まったニキビがある場合は施術を受けられません。

また、妊娠中や授乳中の方も受けられないので、妊娠の可能性がある場合は産婦人科での検査を優先してください。

ハイドラフェイシャルを受けた後は日焼けによるダメージを受けやすくなっています。そのため、術後は必ず日焼け止めと保湿を行いましょう。

また、肌が弱っているときは感染症にもかかりやすくなるため、保湿を行うときは家族や友人のではなく必ず自分用の化粧水を使ってください。

術後に入浴するのは問題ありませんが、術後は肌が弱くなっているので洗顔を行うと赤みが増す場合があります。そのため、メイクを落とす場合は濡らしたタオルで優しく拭き取る程度にしてください。また、施術後3日間はピーリング効果のある石鹸や薬剤の使用を控えてください。

ハイドラフェイシャルの施術後に刺激を加えると赤みや痛みが増す場合があります。そのため、施術部分のマッサージやサウナを控え、自宅で保湿を行ってください。

また、肌に刺激を与えすぎてしまうため、ハイドラフェイシャルとケミカルピーリングとの併用も控えてください。

ハイドラフェイシャルで毛穴が広がることはありません。ただ、毛穴汚れを除去したことで穴が開いたようにみえ、「広がった」と感じる場合はあります。

ハイドラフェイシャルには毛穴を引き締める効果は認められていないため、術後にケアを怠ると、開いた毛穴に汚れが溜まってしまいます。

ケアは保湿が大事になります。日頃から保湿を意識してみましょう。

ハイドラフェイシャルは、傷や炎症がある場合は施術を受けられない可能性もあります。カウンセリングで肌の状態をチェックされた際に断られること把握しておきましょう。

また予期せぬトラブルを防ぐ目的で、妊娠中や授乳中の方は施術を受けられません。

他にも、肝斑の症状がある方だとハイドラフェイシャルにより肝斑が悪化する可能性があるので、施術を止められるでしょう。

男性を対象にした症例実績が多いメンズ専門の美容クリニックにも、ハイドラフェイシャルを取り扱っているクリニックがあります。

一般的に美容クリニックでも男性の来院は可能ですが、女性向きな内装が多いため、行きにくいと感じる男性も多いでしょう。気になる方は、男性専門のクリニックをぜひ検討してみましょう。

名古屋市でハイドラフェイシャルをはじめとした角質除去施術を受けられるクリニックをご紹介しました。気になるクリニックを見つけたら、ぜひカウンセリング予約をしてみましょう。