ワキガや多汗症は、臭いや見た目が気になってしまいコンプレックスになる要素のひとつです。個人差はあるものの、市販の制汗スプレーやスティックタイプの消臭剤なども効かない場合は、整形外科でワキガや多汗症に対する対策や手術ができます。

東京まで行かなくても、札幌でもワキガや多汗症の施術は可能です。東京のクリニックの分院や、札幌をメインに活躍する整形外科医が運営するクリニックがあります。カウンセリングやアフターケアなど、自分にあうクリニックを選びましょう。

こちらでは、ワキガや多汗症に対策する施術方法や、費用、クリニックの選び方、ワキガや多汗症の手術ができるクリニックをご紹介します。ワキの臭いが気になった時の参考にしてくださいね。

ワキガや多汗症だと思っても、人それぞれ臭いや汗のかき方が異なります。脇の下に近づかなければ臭いがわからない程度のワキガは軽度です。狭い部屋の中で「この部屋におうかもしれない」と思う程度が中度、近寄らずともはっきりと臭いを感じ取れる場合が重度です。

ワキガや多汗症には、外用薬や内服薬、漢方の内服、吸引法、剪定法など様々な施術方法があります。ワキガや多汗症の症状に応じて、医師と相談して施術法を決めましょう。施術方法をご紹介します。

軽度のワキガや多汗症には、塗ることで汗腺をふさいで汗を抑える外用薬や、内服薬、漢方などを使うこともできます。汗を抑えることで、臭いの原因を減らすことが可能です。内服薬は保険が適用されることもあるので、医師に処方してもらいましょう。

吸引法は、軽～中程度のワキガや多汗症に用いられる施術です。脇の下を小さく切開し、吸引カニューレでエクリン腺とアポクリン汗腺を除去します。傷口が小さめなので、ダウンタイムに配慮できることが特徴です。

ワキガの臭いの発生元である、アポクリン汗腺を切開して除去する施術方法です。脇を切るため、ダウンタイムが必要ですが症状が重いワキガに対して用いられます。

ワキガ・多汗症に対する手術ができるクリニックは複数ありますが、施術方法や、価格、アフターケアはクリニックによって違いがあります。ワキガ・多汗症手術を検討する際の、クリニックの選び方をご紹介しますので参考にしてください。

ワキガや多汗症の状態は人それぞれであるため、カウンセリングを行うことが大切です。カウンセリングは、直接クリニックに向かって行うものや、LINEやメールで行うものなど、クリニックによって対応が異なります。

また、医師が行うカウンセリングであるか、スタッフが行うカウンセリングであるかも注目したいポイントです。自分の時間の都合や、心配事に合わせて相談方法や相談する人を選んでください。

重い状態のワキガや多汗症では、汗腺を切除する手術が行われます。汗腺の切除の方法も、クリニックによって異なります。超音波を使用するもの、レーザーを使用するもの、吸引法、剪除法など、自分の状態にあう汗腺の取り方を選ぶことが大切です。

汗腺の取り方次第で、価格やダウンタイムにかかる日数も異なります。医師の説明をよく聞いて、施術方法のメリット・デメリットを理解して選びましょう。

手術にかかる費用もクリニックによって異なります。クリニックによっては、保険適用になる手術もありますので、医師に相談する際は予算も含めて相談してください。自分で支払える範囲で手術を行うことが大切です。

美容外科では保険が適用されないケースもありますが、支払い方法にクレジットカードや医療ローンが用意されているケースもあります。事前に支払い方法について問い合わせておきましょう。

ワキガや多汗症の手術で体にメスやレーザーを当てた場合、施術方法によって傷の大きさは異なりますが傷ができます。傷が化膿してしまったり、痛みが取れないなど、手術をした後のお悩みに対応してくれるのがアフターケアです。

ベテランの医師が執刀したとしても、体質は人それぞれで、術後の経過も個人差があります。メールや電話、来院でのアフターケアが基本料金に含まれているクリニックがおすすめです。

ワキガや多汗症手術の費用はクリニックによって異なります。形成外科では保険が適用できる手術もありますが、美容外科では自費診療となるケースもあるので、手術を行う前に確認してください。費用相場をご紹介します。

形成外科で診察・診断を受け、ワキガ、多汗症の手術を行った場合は保険が適用されるケースがあります。3割負担の場合で5万円前後です。そのほかに通院費や、検査料がかかりますので、5~10万円程度の予算で考えておくといいでしょう。

美容外科など、自費診療になるクリニックでは16万~30万円が費用の目安です。手術内容やクリニックによって金額が異なります。一見高く見えますが、美容外科などではモニター価格や割引、医療ローンが使えるケースがあり、支払いを抑えることも可能です。

クレジットカードや電子マネーを使えば、ポイントバックも期待できます。自費診療を行う場合は、支払い方法もチェックしましょう。美容の面での仕上がりを求めたい場合は、自費診療を選ぶことも一つの手段です。

以下では、札幌でボトックス注射の受けられるクリニック7選【2021年夏版】を紹介しています。札幌でボトックス注射を受けようと考えている方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

ワキガや多汗症の症状を抑えるために、日ごろからできるセルフケアを紹介します。食生活の見直しや、アルコールやニコチンの摂取、軽い運動、ムダ毛処理など、自分でできることもいくつかあります。ぜひ参考にしてくださいね。

少しでも汗をかきにくくするためには、食生活を見直してください。揚げ物や脂の乗った肉などは控え、野菜や魚などヘルシーな食材に置き換えましょう。油や高カロリーのものを摂取して皮下脂肪が多いと、汗腺が活発になりワキ汗をかきやすくなります。

アルコールやニコチンの摂取もワキ汗に関係する要素です。過度なアルコールやタバコの摂取は臭いの元になります。汗の臭いを抑えたい場合は、積極的な摂取は避けたい物質です。

また、アルコールはエクリン腺やアポクリン腺を刺激してしまい、ワキ汗の分泌を促進します。アルコールの摂取で、臭いが高まった汗をたくさんかいてしまうことは避けたいところです。

緊張して手に汗をかいたことはありませんか。汗は、緊張状態になることでかくこともあります。体をリラックスさせるために軽い運動を行うことは、緊張が原因の汗を抑えるのにおすすめです。

運動した後は、汗をタオルで拭いたり、シャワーを浴びるように心がけてください。汗を放置して雑菌を繁殖させないようにしましょう。体を清潔に保つことでも、汗の臭いを抑えることができます。

毛が生えていると雑菌が繁殖する原因になります。汗をかきやすいワキやVゾーンなどのムダ毛を減らすことで、気になる臭いを抑えましょう。ワキガや多汗症の手術を行うときは、ムダ毛と汗腺を切除します。

汗腺の切除は自分では無理ですが、ムダ毛処理は自分でできる範囲です。腫れたり、かぶれたりしないよう、自分にあったムダ毛処理の方法を選んでください。ムダ毛は週に一度など、定期的な処理を行うことがおすすめです。

ワキガや多汗症の手術は札幌市内のクリニックでも施術可能です。術後のダウンタイムやアフターケアの面でも、地元のクリニックでの施術をおすすめします。自分が本当にワキガなのか知りたい場合も、クリニックのカウンセリングを受けて医師に判断を任せましょう。

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