ほとんどのサロンやクリニックでは脱毛を行う前に、カウンセリングを受ける必要があります。脱毛への不安を解消するためにもとても大事な工程です。必要な持ち物は多くありませんが、あると便利なものを紹介します。

カウンセリング当日に契約しない場合は、とくに持ち物は必要ありません。ただし、予約変更・キャンセル時の追加費用や剃り残しへの対応など、サロンやクリニックによってルールが異なるので、メモを準備しておくと聞き漏らすことがなく便利です。

服装については自由ですが、カウンセリング後にテスト照射を希望するのであれば、脱ぎ着しやすい服装がいいかもしれません。

脱毛の施術前後に肌を保湿することはとても大事なことです。肌が乾燥している状態で施術を受けると、肌に大きな負担がかかります。乾燥している肌は刺激にも弱いため、痛みが増す原因にもなります。

また、脱毛後のお肌は軽いヤケドの状態になっていますので、肌のバリア機能が低下し、肌の水分量が失われてしまいます。そんな状態で保湿を怠ると乾燥肌や敏感肌になってしまいます。肌トラブルを避けるためにも、保湿はとても重要です。

範囲の広いボディには、伸びのいい保湿ジェルやローションを塗り、上から蒸発しづらいオイル系などを重ねるとさらに保湿力が高まります。顔は体の皮膚より薄くデリケートなので、敏感肌用の化粧水や美容液で水分補給、乳液、クリームで油分補給しましょう。

「脱毛中は日焼けがNG」と聞いたことありませんか？脱毛中に日焼けをしてしまうと、肌トラブルを起こしやすくなったり、施術を断られる場合があります。

光脱毛の機器は毛のメラニンに反応して熱を与えて脱毛しています。日焼けのメラニンも同じなので、毛に行くはずの光が分散して脱毛効果が下がってしまいます。

また、ダメージを受けやすい日焼け肌に脱毛すると肌トラブルを起こしやすくなるので、日焼けしないように気をつけましょう。

サロンやクリニックでの脱毛前には、ムダ毛を自己処理する必要があります。自己処理をせずに照射すると、光はメラニン色素に反応するため、伸びた毛先から毛根まで熱が分散してしまい、脱毛効果が下がります。さらにヤケドを起こすリスクも上がり危険です。施術を断られる場合もあるので、必ず自己処理をしてから向かいましょう。

自己処理といっても初めての脱毛では「何日前に剃るの？」「毛の長さは？」と疑問に思う方も少なくないでしょう。タイミングとしては、サロンによって異なりますが、おおむね1～2日前に処理するのがおすすめです。

施術当日に剃ってしまうと、かゆみや赤みの原因になったり、毛が短すぎて脱毛の効果が低くなったりする場合があるので当日の自己処理は控えましょう。

すぐムダ毛が生えてくるから当日に剃らないと、と思う人もいるかもしれません。しかし、長さは2ミリ以下なら問題ありません。ツルツルになるまで剃る必要はありません。1～2日前に処理をして施術当日に毛がポツポツ生えている程度なら大丈夫です。

VIOはシェービング前にハサミを使って短くカットしておきましょう。毛が長いとシェーバーに絡まってしまいます。その後、シェーバーで毛の流れに沿って剃るようにします。

このとき、シェーバーのヘッド部分は強く押し当てずに優しく動かしていくと、肌に余計な負担がかかりません。見えない部分は鏡を使って剃ると良いでしょう。

無理のない範囲で剃って、あとはスタッフの方にお任せしましょう。自己処理が難しい箇所のみ無料でシェービングを行っているサロンもありますので、利用しても良いと思います

背中は手の届きにくい部位の自己処理は困りますよね。無理をして剃って傷つけてしまうと、その箇所は施術してもらえない場合があります。背中は家族や友人などに手伝ってもらいましょう。

ただVIOと同じように、自己処理が難しい場合は、脱毛サロンのスタッフにお願いしましょう。

カミソリはお肌を傷つけることがあり、脱毛効果が下がってしまうので、電気シェーバーを使って毛流れに沿って剃ることが大事です。

流れに逆らって剃るほうが綺麗ですが深剃りになってしまい効果が薄れてしまいます。そのため毛流れに沿ってシェービングを行うことが重要です。

シェーバーといってもメーカーや用途で種類がたくさんありますよね。顔とボディに分けて、耐久性や持ち運びやすさなど、ランキングにして解説していきます。

眉間や鼻下などデリケートな部分が多い顔は、I型のシェーバーが使いやすいです。凹凸や狭い場所でも無理なく剃れる、細く小回りが効くものがおすすめです。眉用のアタッチメントが付いていると幅広く使えますよ。

ボディは面積が広いので、スティックタイプの刃渡りが2cm以上あるものがおすすめです。脱毛前に適さないシェーバーがあり、「毛をひっぱって切る」タイプは深剃りになってしまい、脱毛効果が薄くなるので注意が必要です。そこで、おすすめのボディ用シェーバーをご紹介します。

きちんと自己処理できていないと追加でシェービング料金を払うことになったり、施術を断られるケースもあります。また、自己処理が難しい箇所のみ無料でシェービングしてもらえるサロンもあります。サロンごとにどういったシステムがあるのかしっかり確認しましょう。

※表示価格は税込価格です。

美肌を手に入れるために始めた脱毛で、うっかり肌トラブルになりたくないですよね。以下の点に該当していないか確認してからサロンへ行くようにしましょう。

アルコールを摂ると血流が良くなり、施術時の痛みが強く感じられることがあります。さらに炎症を起こしてしまう可能性も。これは脱毛直後にも言えることです。

肌トラブルのリスクが上がりますので脱毛前後のお酒は控えましょう。

運動も血行が良くなるので注意が必要です。体温の上昇によって脱毛後体に溜まった熱を放出しづらくなってしまいます。肌に赤みや炎症が起こりかゆみの原因になることもあります。

また、汗をかくことで毛穴に雑菌が繁殖し、肌トラブルを引き起こすこともあるので、脱毛する日の前後は控えたほうが良いです。

施術前後1週間～10日は空けた方が良いようです。個人差はありますが肌が敏感になったり、体調が優れなかったりアレルギー反応が出ることもあります。脱毛する際に発生する熱により、注射を打った箇所が腫れてしまったりと、肌トラブルに繋がる可能性があります。

どのくらいの日数を空けたら良いのかサロンと相談してスケジュールを組みましょう。

薬の種類によっては光脱毛の光に敏感に反応してしまい、赤みだけじゃなく皮膚炎を引き起こす恐れがありますので、必ず病院とサロンに相談してから予定を入れましょう。

市販薬は種類が豊富で、配合されている成分もさまざまです。自己判断で服用するとトラブルにつながることもありますので注意が必要です。

脱毛サロンでスムーズに施術してもらえるように準備をしておきましょう。エステティシャンの方にも負担がかからないよう配慮できると良いですよね。どういったものがあると便利なのか紹介します。万全な状態で当日に備えてくださいね。

脱毛当日は、日焼け止めNGのところが多いようです。日焼け止めのが毛穴を塞いでしまい効果が得られなくなってしまうため、日焼け止めを塗ってきたらクレンジング剤を持参したほうがスムーズに施術してもらえます。シートタイプのクレンジングであれば携帯しやすいのでおすすめです。

日中の時間帯に施術してもらった場合など、サロンで違うようですが、どうしても日焼け止めを使いたい場合は敏感肌用のものを使いましょう。さらに保湿成分が入ったものだと乾燥が防げておすすめです。

保湿は美容液ミストなど、サロンで塗ってくれるところが多いですが、日ごろから使い慣れているものを使いたい方は持参しましょう。化粧直しスペースのあるサロンが多いので、しっかり保湿をするように心がけてくださいね。

会社帰りや学校帰りに直接サロンに向かうときはウエットシートを持参しましょう。汗の気になる部分に使うと清潔を保てます。

とくにVIOを施術してもらうときは心配ですよね。デリケートゾーン専用のクリーンシートなどを使い分けてすっきりした気持ちで向かいましょう。

持ち物ではありませんが、服装にも気を使いましょう。

ほとんどのサロンでは専用のガウンに着替えますので、脱ぎ着しやすい服装が時間を無駄にしなくておすすめです。露出の少ないものだと日焼け防止にもなります。脱毛後は肌が敏感な状態になるため、コットンなどの肌に優しい天然素材を選ぶとなお良いです。

しかし、お仕事帰りなどで無理な方もいらっしゃると思います。その場合は、着替えを持参することをおすすめします。

問題ありません。しかし短時間でさっと流す程度にしておきましょう。シャワー後は身体が乾燥しやすくなるので、肌が過敏になり大きな負担をかけてしまうためです。

カウンセリング当日は脱毛に関する説明くらいで、脱毛部位を見せることはありません。

剃毛後に脱毛すると肌に負担がかかります、普段よりもしっかり肌の保湿をすることを心がけてください。

問題ありません。しかし、トイレットペーパーで拭き取るときに脱毛用のジェルが取れてしまうので、できるだけ脱毛前に済ませておきましょう。

日焼けをしているとヤケドのリスクが高くなるため、施術を断られるケースが多いです。程度によっては日焼け箇所を避けて照射を行う場合もあります。それでも一回分消化されますので、焼けないように日焼け止めをしっかり塗ってガードしましょう。脱毛期間中は季節関係なくUVケアを心がけると良いです。

万が一、日焼けしてしまったらすぐに冷やすように心がけましょう。その後の肌トラブルを防げる場合があります。自己判断で諦めるのではなく、まずはサロンに相談しましょう。

脱毛サロンに行く前のシェービングは肌トラブルを避けるため、脱毛効果を上げるために必要です。自己処理の難しい箇所はサロンで異なりますが、お手伝いしてくれるところも多いので利用しても良いと思います。

また、脱毛中の保湿は大切ですので、サロンで使っているもの以外に、市販品でも良いものがたくさんありますので、お肌の状態に合わせて選ばれても良いと思います。脱毛の効果を上げるためにも、日ごろからしっかり保湿を心がけましょう。

脱毛当日、不安のない状態で迎えられるよう事前の準備はしっかりおこないましょう。少しでも不安に思ったことがあればサロンに相談することをおすすめします。