最高にハマった不倫ドラマは？「昼顔～平日午後3時の恋人たち～」「同窓生～人は、三度、恋をする～」、1位は…

柴門ふみの同名漫画をテレビドラマ化した『同窓生～人は、三度、恋をする～』（TBS系）。2014年に放送された同作は、離婚後に家業を継いだ人生崖っぷちの柳健太（井浦新）と、夫と険悪な関係に陥った石井あけひ（稲森いずみ）が中学校の同窓会で25年ぶりの再会を果たし、心が揺れ動いていく姿を描いた物語です。
井浦は原作を読んで「10代～20代のキラキラした恋愛ではなく、責任を背負った40代の大人が恋愛を通してどう生きていくかという物語」と受け止め、「大人の恋愛となると、不倫して、離婚して新たな家庭を築く、そんな駆け引きが目立つけれど、その内側には間違いなく純粋さがある」と、その“純粋さ”は貫きたいという思いが自分の中に生まれたと語っていました。

東村アキコの同名漫画をテレビドラマ化した『東京タラレバ娘』（日本テレビ系）。2017年に放送された同作は、「きれいになったら、もっといい男が現れる」「好きになれれば、結婚できる」など、タラレバ話で盛り上がっている鎌田倫子（吉高由里子）と山川香（榮倉奈々）、鳥居小雪（大島優子）が、恋愛や仕事で厳しい現実に直面しながら幸せを求めて奮闘する物語です。
吉高は普段から「華も洒落っ気もないし、ただ食べたいものを食べて、飲む」「話す内容もエステや美容の話題ではなく、おいしいものや現場の話がほとんど。それこそ恋愛のバッターボックスにも立っていない」と言い、原作を読んだときはグサグサと刺さる感じではなく、「明日は我が身」と感じたそうです。

『白い巨塔』などで知られる井上由美子が脚本を担当したテレビドラマ『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』（共にフジテレビ系）。2014年に放送された同作は、夫と平凡ながら幸せに暮らす笹本紗和（上戸彩）が、あることがきっかけで不倫のアリバイ作りに協力することになり、その過程で高校教師の北野裕一郎（斎藤工）と出会い、恋に落ちていく物語です。
上戸は紗和について「正直な人。嘘がつけなくて、真っ直ぐな人だと思う」「いい意味で賢くないので、お芝居をした感じがなかった」と自分を重ねることもあったのだそう。また同作で描かれた不倫関係について「いろんな愛の形、愛の深さがあると思う」と気付かされる部分もあったと言います。