日本には全部で792の「市」が存在しますが(2018年10月現在)、その名前は歴史を感じる重みのあるものから、柔らかな印象を受けるものまで実にさまざまです。
そこで今回は、数ある市の名前で「字面がかわいい!」と思われているのはどれなのかを調査し、ランキングにしてみました。
1位 さくら市
2位 南アルプス市
3位 うるま市
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4位以降のランキング結果はこちら!
1位は「さくら市」!
1位に選ばれたのは、古くから城下町・宿場町として栄えてきた2町の合併で2005年に誕生した、栃木県の「さくら市」でした。
早乙女の桜並木や鬼怒川堤防の桜堤など、桜の名所が多いことで知られる同市。市の名前には、「桜の花のように美しい“まち”になってほしい」という人々の願いがこめられているそうです。
あえてひらがな表記を使用したのは柔らかい印象にするためだったそうですが、今回の結果を見ると、ひらがな効果はばっちりのようですね。
2位は「南アルプス市」!
2位には、2003年に6町村の合併によって生まれた山梨県の「南アルプス市」が続きました。
同市の名前は一般公募によって決定しましたが、外来語を使用した市名としては日本初なのだとか。選ばれた理由は、南アルプスの麓にある地域を地理的にイメージしやすいこと、豊かな自然環境の特徴を言い表していることなどで、確かに名前を一目見ればどんなところなのかがスッと頭に浮かんできますよね。
ちなみに同市は、桃やサクランボ、ブドウなどの果樹園が多いことでも知られており、春になると至るところで桃の花が咲いて、ピンクのじゅうたんを敷き詰めたかのような景色が楽しめるそうです。
3位は「うるま市」!
3位にランク・インしたのは、沖縄本島の中部・東海岸に位置する「うるま市」でした。
同市は2005年に2市2町の合併によって誕生しましたが、名前として採用された「うるま」とは「サンゴの島」を意味する言葉とされています。
こちらの市名も南アルプス市同様に公募によって選ばれましたが、ひらがな表記を採用したのは、やはり子どもたちにも親しみやすい、柔らかいイメージがあるためだそうです。同市に含まれる4市町は海に面していますが、その素晴らしい景色が目に浮かんでくるような名前ですよね。
政府主導で進められた「平成の大合併」のさなかに誕生した、比較的新しい市の名前が上位を占めた今回のランキング。気になる
4位~60位のランキング結果もぜひご覧ください。
あなたが思い浮かべた字面がかわいい市の名前は、何位にランク・インしていましたか?
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