本日11月19日はボジョレーワインの新酒
「ボジョレ・ヌーボー」の解禁日です。毎年11月の第3木曜日が解禁日となっています。解禁日には店頭で大々的に売りだされ、いまや大人が楽しむ一大イベントとなっていますが、その味を評価するキャッチコピーが、「50年に一度の出来」「ここ数年で最高」「◯年を上回る出来」…と、毎年インフレし続け、
結局何年のが一番うまいんだよ!とツッコミを入れるところまでが恒例となっております。
ということで、過去20年分のボジョレ・ヌーボーのキャッチコピーの中から「これぞ本当の最高の当たり年」だと(直感で)思うキャッチコピーについて、500人に聞いてみました!
■ボジョレ・ヌーボーの最高の当たり年と思うキャッチコピーランキング
1位:100年に一度の出来、近年にない良い出来
2位:過去最高と言われた05年に匹敵する50年に一度の出来
2位:エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい
⇒4位以降のランキング結果はこちら!
1位は、2003年の
《100年に一度の出来、近年にない良い出来》が選ばれました。
2003年は、産地のフランスは猛暑を記録し、その影響でブドウの糖度が例年にも増して高かった年だそうです。「100年に一度…」とは、だいぶハードルを上げた感がありますが、あながち大げさではなかったのかもしれません。(それにしても、翌年のことを考えてなかったのかな…)
続く2位は、これまた後先考えないで言っちゃったシリーズ、2009年の
《過去最高と言われた05年に匹敵する50年に一度の出来》がランク・イン。
過去最高と言われた2005年に匹敵する…っと言ってる時点で、
50年に一度じゃないじゃん、4年に一度じゃんと突っ込まざるをえませんが、専門家によると甘みと酸味が最高とのことで、美味しいことは間違いなさそうです。
同率2位に選ばれたのは、2014年の
《エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい》。
他の年と比較する言葉を控え、味の良さを全面的に打ち出したシンプルなキャッチコピー。ワインの評価とは本来このようなものかと思いますが、
例年に比べちょっとインパクト不足を感じてしまうのもまた事実…。なんとなく逃げを感じてしまいます。
近年はインフレしすぎた評価を反省したのか、ここ数年は2014年のように味や香りにフィーチャーした文言になっているようです。それもなんとなく寂しいので、そのうちまた「1000年に一度の史上最高の出来!」とか言い出してほしいですね。
ボジョレ・ヌーボーの解禁日にあわせて発表されるキャッチコピーは、ワインの売上にも一役買っているようです。売れるためにいいことばっか言ってない?と思いきや、2012年には
「ボジョレ史上最悪の不作だが、ブドウの品質はよく熟すことができて健全」という必死感溢れるコピーの年も。他にもおもしろすぎるコピーが満載ですので、ぜひ
4位以降のランキング結果のチェックしてみてくださいね!
それでは皆さん、今年もボジョレ・ヌーボー祭りを楽しみましょう。
くれぐれも飲み過ぎにはご注意を!
調査方法:gooランキング編集部が「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
有効回答者数:500名(20~30代男女各250名)
調査期間:2015年9月29日~2015年10月2日
gooランキングは、Amazon.co.jpアソシエイトプログラムに参加しています。当サイトの記事を経由して商品を購入すると、売上の一部がgooランキングに還元されます。