デジタルトルクレンチの人気おすすめランキング7選【安いものも】
2023/05/25 更新
六角ボルトやナットを締めるのに欠かせないトルクレンチは、締める力が数値化されるデジタルトルクレンチがおすすめです。今回の記事ではデジタルトルクレンチについてKTCやアストロなどのメーカーから選び方とおすすめ商品を紹介します。
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目次
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ナット締めに便利なデジタルトルクレンチを紹介
六角ボルトやナットを締める際に必要なトルクレンチですが、使い方にはコツと慣れが必要なため初心者の方には意外と扱いづらい場合があります。そんなときにおすすめなのが、デジタルトルクレンチです。
設定したトルク値に達するとブザーなどで知らせてくれるので、初心者の方でも精度の高い締め付けができます。そんなデジタルトルクレンチですが、KTCやアストロなどさまざまなメーカーがあるため、選ぶのに迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。
そこで今回はデジタルトルクレンチの選び方とおすすめ商品をランキング形式で紹介します。ランキングは性能・価格・口コミを基準に作成しました。購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
【結論コレ！】編集部イチ推しのおすすめ商品
SK11
デジタルトルクレンチ
高精度・簡単操作なSK11のデジタルトルクレンチ
デジタルトルクレンチとは
デジタルトルクレンチとは、トルクレンチにトルク値の数字をデジタルで表示してくれる製品です。アナログ・直読式と呼ばれるトルクレンチでは、ある一定の力を加えた際に発生する金属の歪みをプレートやダイヤルで読み取る必要があります。
アナログは意外に正確ですが、数値を読み取る位置や角度により寸分の誤差が生じてしまうデメリットなどがありました。また、使い方に慣れとコツが必要なため初心者の方には扱いづらい場合があります。
対してデジタルトルクレンチでは設定したトルク値に達した瞬間、数字の表示とブザーでお知らせしてくれます。数字の読み違いによるオーバートルクもないほか、初心者の方でも使いやすい点がメリットです。
デジタルトルクレンチの選び方
ここからはデジタルトルクレンチの選び方を紹介していきます。いくつかポイントがあるので参考にしてください。
用途に応じた「トルク値」かチェック
デジタルトルクレンチを購入する際には、用途に合わせたトルク値を満たしている製品かのチェックを行いましょう。デジタルトルクレンチにはさまざまな用途がありますが、用途によりトルク値が違います。
トルク値の選び方は、必要なトルク値の7〜8割の数値が設定できるものがベターです。ギリギリのものを選ぶのは避けましょう。例えば軽自動車のホイールナットの規定トルク値は80〜100N·mくらいといわれているので、100〜120N·mのものが良いです。
製品の規定値を超えるトルク値の設定はできないので、せっかく買ってもそれでは作業できません。購入前には用途に必要なトルク値を満たしているかの確認をしましょう。
種類で選ぶ
デジタルトルクレンチにはいくつか種類があります。用途を確認したらそれぞれに見合った種類のものを選びましょう。
精度が高く産業向けのものなら「NCトルコン」がおすすめ
精度が高く産業向けのデジタルトルクレンチなら、NCトルコンがおすすめです。NCトルコンは規定のトルク値による自動制御機能を搭載しているため、設定値でオートストップしてくれます。緩過ぎ・締め過ぎがないため精度が高いのが特徴です。
車やバイクのタイヤ交換なら「ラチェットデジトルク」がおすすめ
車やバイクのタイヤ交換ならラチェットデジトルクがおすすめです。トルクレンチとデジタルの表示計が一体になった形をしていて、通販サイトでデジタルトルクと検索するとこのタイプが多く出てきます。
製品の種類が豊富でトルク値もさまざまなほか、長さも長いものと短いものがあるので、用途に合わせた選択がしやすいタイプです。
すでにハンドルを持っているなら「ハンディデジトルク」がおすすめ
すでにトルクレンチなどハンドルを持っているならハンディデジトルクがおすすめです。ラチェットハンドル・スピンナハンドルなどアナログのトルクレンチとソケットの間に取り付けて使用します。上記のラチェットタイプよりやや安価で購入可能です。
電子機器など小さい箇所に使うなら「ドライバーデジトルク」がおすすめ
電子機器など小さい箇所の作業に使うならドライバーデジトルクがおすすめです。先端のホルダーにビットを差し込んで使用するドライバータイプになっているので、小さなトルクに対応します。
小さい・狭い箇所に対応しやすい使う場所に対して垂直のドライバータイプなので作業しやすいです。
ヘッドで選ぶ
デジタルトルクレンチのヘッドはラチェット型が一般的ですが、そのほかにも種類があります。
扱いが簡単なものなら「ラチェットヘッド」がおすすめ
扱いが簡単なものならラチェットヘッドのデジタルトルクがおすすめです。ラチェットヘッドとは、ラチェット機構を採用し、1回差し込むだけであとは往復運動だけでナットを締め付けられるものをいいます。
いちいち差し替えたり向きを変えたりする必要がないので便利です。
ナット幅ごとの交換が面倒なら「モンキーヘッド」がおすすめ
ナット幅ごとの交換が面倒ならモンキーヘッドがおすすめです。スパナに似ていますが、モンキーヘッドはヘッド部分が調節できます。開口幅の範囲内であれば、ナット幅に応じた交換が必要ないので便利です。
DIYや狭い箇所には「ドライバータイプ」がおすすめ
DIYや狭い箇所にはドライバータイプがおすすめです。ドライバーは日常の中でも使うシーンが多い工具ですが、締めすぎてネジ山が潰れてしまったりドライバーの先端がなめてしまったりする方は多くいます。
トルク値がわかるデジタルなら上記の問題も解決するので、DIYやネジ締め作業をよくする方など、ひとつ持っておくのもおすすめです。
マルチに使いたいなら「ヘッド交換式」がおすすめ
マルチに使いたいならヘッド交換式のデジタルトルクレンチがおすすめです。製品によりますが、ドライバー・モンキー・スパナ・ナットソケットなどさまざまな種類のヘッドから交換できるので、ほとんどの作業に1本で対応できます。
メーカーで選ぶ
デジタルトルクレンチを販売しているメーカーにはいくつか有名メーカーがあるので、メーカーで選ぶのもおすすめです。
高品質で使いやすいものなら「SK11(エスケー11)」がおすすめ
高品質で使いやすいものならSK11のデジタルトルクレンチがおすすめです。SK11は作業用の工具を取り扱い販売する藤原産業のメインブランドで、高い品質から一般の方やプロの方から人気を集めています。
一生使える高耐久なものなら「KTC(ケーティーシー)」がおすすめ
一生使える高耐久なものならKTCのデジタルトルクレンチをチェックしてみましょう。軽くて強くて使いよいがコンセプトで、高い操作性と高耐久で長く使える製品を多く取り扱っています。
ボルト締めに特化しているメーカーなら「TONE(トネ)」がおすすめ
ボルト締めに特化しているメーカーのものならTONEのデジタルトルクレンチがおすすめです。さまざまな工具を扱っていますが、トルクレンチをはじめとするボルトの締め付けには定評がありモータースポーツのサポートなども行っています。
実際に見て試したいなら店舗のある「ASTRO(アストロ)」もおすすめ
実際に見て試したいなら店舗のあるアストロのデジタルトルクレンチもおすすめです。全国に150店舗以上ある大規模なメーカーなので、初めてデジタルトルクレンチを使う方でも店舗で実際に手に取って試せます。
業者向けのものなら「Snap-on(スナップオン)」がおすすめ
業者向けのものならスナップオンのデジタルトルクレンチがおすすめです。スナップオンは自動車や機械の整備機器・測定機器・検索機器を販売する会社で、とにかく精度の高い測定機器を扱っています。
価格はかなり高価で素人の方には手が出ないですが、業者の方など整備・点検に使う際におすすめです。
DIYや家庭用には「価格の安い」ものをチェック
DIYや家庭用にデジタルトルクレンチの購入を検討しているなら価格の安いものもチェックしてみましょう。デジタルトルクレンチは工具の中でも高価で10000円スタートのものが多いです。
簡単なDIYや日曜大工程度しかしないのにそんなに出せないと感じる方は、通販サイトやホームセンターのプライベートブランドなどをチェックすると価格が安く機能も十分なものが見つかる場合もあるので、確認してみましょう。
デジタルトルクレンチの人気おすすめ商品9選
大橋産業
デジタル表示トルクレンチ 6pcセット
ケース付きが便利な車やバイクのタイヤ交換・整備用
大橋産業の車やバイクのタイヤ交換・整備用に作られたデジタルトルクレンチです。デジタル表示はトルクの設定が簡単にできるほか、握りやすいサイドラバー付きグリップなど実用性が高く、誰でも簡単に扱えます。収納用ブローケースが便利です。
| 種類 | ラチェット |
|---|---|
| 締め付け完了の合図 | デジタル表示 |
ロコミを紹介
デジタル値でトルク設定出来るのでとても使い易いです。
エマーソン
Amazon売れ筋ランキング DIY・工具・ガーデン トルクレンチ部門 4位
（2024/03/31調べ）
デジタルトルクレンチ
トルクレンチに定評あるメーカーのデジタル版
トルクレンチに定評あるメーカーエマーソンが提供するデジタルトルクレンチです。簡潔で無駄のないデジタル表示が見やすいので、簡単にトルク設定ができます。豊富なソケット類やエクステンションも付属しているのが便利です。
| 種類 | ラチェット |
|---|---|
| 締め付け完了の合図 | デジタル |
ロコミを紹介
無駄に力を入れて絞めなくても良くなりタイヤ交換が楽になりました！
TONE
プレセット形トルクレンチ(ダイレクトセットタイプ)
シンプルで使いやすいプレセット型
シンプルで使いやすいTONEトルクレンチです。メカニカル機構のデジタル表示値により、直接数値を読み取ってトルク設定を行います。シンプルな作りで扱いやすく、設定ミスの防止や締めすぎ・ゆるすぎなどトルク管理に便利です。
用途に応じた規定トルク値をあらかじめ設定すると、トルク値に達した時点でカチッという音、または手に軽いショックで知らせてくれます。トルク値や差し込み角など種類も豊富で便利です。
| 種類 | ラチェット |
|---|---|
| 締め付け完了の合図 | 音・振動 |
口コミを紹介
設定値が見やすいです!
操作性に関しては普通のトルクレンチと変わりません。
SK11
デジタルトルクレンチ
右ネジ・左ネジ両方向の測定ができる価格の安い製品
藤原産業のメインブランドSK11によるデジタルトルクレンチです。大きめのデジタル表示器が搭載されているので、デジタル部分を見ながら力の調節ができます。デジタルが見えにくい場合も締付けトルク音と光で通知されるので安心です。
右ネジ・左ネジの両方向で測定が可能なのでこれ1本でマルチに活躍します。また、設定トルク値と測定トルク値をN·m以外にもさまざまな単位に換算できるので、規定トルク値の書かれている通りに設定しやすいです。
| 種類 | ラチェット |
|---|---|
| 締め付け完了の合図 | デジタル・音・LED |
口コミを紹介
バイクの整備用に購入しました。主にオイルのドレンボルトとか小さい物に使用していますが！
思ったより使いやすいです。
Pro-Auto
差替式デジタルトルクレンチ
場面や用途に合わせて各種ヘッドを交換できる
老舗工具メーカースエカゲツールによる最上位プライベートブランドPro-Autoのデジタルトルクレンチです。ヘッドは差し替え式になっているので、さまざまな場面や用途に合わせて各種ヘッドを交換できます。
右ネジ・左ネジ問わず両方向での測定が可能なのでプラスで逆方向のものを買う必要がありません。設定トルク予約機能がついていて、よく使う設定トルク値を最大9件まで保存可能な点も便利です。
| 種類 | 交換式 |
|---|---|
| 締め付け完了の合図 | LEDランプ |
口コミを紹介
ヘッド交換を簡単にすますことができて重宝してます。
京都機械工具(KTC)
デジラチェ
高耐久で高い操作性のKTCデジタルトルクレンチ
京都機械工具(KTC)のデジタルトルクレンチです。軽くて強くて使いよいのコンセプト通り、重量はわずか400gと非常に軽量な作りと固定グリップが高い操作性を実現しています。また、高耐久なのも魅力です。
よく使うトルク値なら最大5件まで登録できるメモリー機能や、N･m以外の換算値表示など使い勝手も抜群です。設定トルク値に達するとLEDの点滅とブザーで完了をお知らせしてくれます。
| 種類 | ラチェット |
|---|---|
| 締め付け完了の合図 | LED・音 |
口コミを紹介
音で指定値を教えてくれます。間違えません。使い易さ最高です。
イーバリュー(E-Value)
Amazon売れ筋ランキング DIY・工具・ガーデン トルクレンチ部門 5位
（2024/03/31調べ）
プレセット型トルクレンチ ETR3-25
カチッという感覚と音で楽々締め付け
業者ではなく一般ユーザーの目線に立って、使い勝手を追求したトルクレンチです。締め付け完了を「カチッ」という音と感覚で確かめることができたり、色付きの目盛りがついていたりと嬉しい機能満載です。
右ネジと左ネジの両方に回転しており、また専用の持ち運びケースもついてくるのが嬉しいポイントです。
| 種類 | ラチェット |
|---|---|
| 締め付け完了の合図 | 音・バイブ |
口コミを紹介
今まで力任せにナットを締付けていたが、楽々安心な作業になりました！感謝感謝！
TONE
ハンディデジトルク
手持ちのハンドルに使えるTONEのデジトルク
すでにラチェットハンドル・スピンナハンドルなどハンドルを持っている方におすすめのTONEのデジトルクです。アナログのトルクレンチとソケットの間に取り付けて使用します。左右両回転の方向に対応可能です。
ピークモード・トラックモードの2種類の測定モードを切り替えできます。オーバートルク防止機能は断続的なブザー音でお知らせしてくれるほか、設定したトルクの50％〜95％の範囲でブザーが鳴るように設定可能です。
| 種類 | ハンディ |
|---|---|
| 締め付け完了の合図 | ブザー |
口コミを紹介
目的のトルクに近づくと電子音が鳴るのですがピッタリで止めるのが難しいです。この点では普通のトルクレンチの方が使いやすいと思います。
SK11
デジタルトルクレンチ
高精度・簡単操作なSK11のデジタルトルクレンチ
藤原産業のメインブランドSK11によるデジタルトルクレンチです。大きめのデジタル表示器が搭載されているので、デジタル部分を見ながら力の調節ができます。デジタルが見えにくい場合も締付けトルク音と光で通知されるので安心です。
設定トルク値と測定トルク値をN·m以外にもさまざまな単位に換算でき、正確・高精度なトルク管理が可能です。長さのあるタイプなので、短いものでは届かなかった箇所などの作業もこなせます。
| 種類 | ラチェット |
|---|---|
| 締め付け完了の合図 | LED・音 |
口コミを紹介
初めてトルクレンチを購入しましたが、しっかりした作りで作業もしやすく満足です。
デジタルトルクレンチのおすすめ商品比較一覧表
| 商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 種類 | 締め付け完了の合図 |
|---|---|---|---|---|---|
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楽天 Amazon ヤフー |
高精度・簡単操作なSK11のデジタルトルクレンチ |
ラチェット |
LED・音 |
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楽天 Amazon ヤフー |
手持ちのハンドルに使えるTONEのデジトルク |
ハンディ |
ブザー |
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Amazon 楽天 ヤフー |
カチッという感覚と音で楽々締め付け |
ラチェット |
音・バイブ |
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Amazon 楽天 ヤフー |
高耐久で高い操作性のKTCデジタルトルクレンチ |
ラチェット |
LED・音 |
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|
Amazon 楽天 ヤフー |
場面や用途に合わせて各種ヘッドを交換できる |
交換式 |
LEDランプ |
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|
Amazon 楽天 ヤフー |
右ネジ・左ネジ両方向の測定ができる価格の安い製品 |
ラチェット |
デジタル・音・LED |
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Amazon 楽天 ヤフー |
シンプルで使いやすいプレセット型 |
ラチェット |
音・振動 |
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楽天 Amazon ヤフー |
トルクレンチに定評あるメーカーのデジタル版 |
ラチェット |
デジタル |
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楽天 Amazon ヤフー |
ケース付きが便利な車やバイクのタイヤ交換・整備用 |
ラチェット |
デジタル表示 |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック！
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
デジタルトルクレンチの使い方
ここではデジタルトルクレンチの使い方について説明します。最初に電源を入れますが、このとき水平な場所に置いて電源を入れましょう。電源を入れた際はデジタルトルクレンチが水平に検知するため、手の上で電源をつけてしまうと正しく測定できません。
まず、デジタルでプレセットモードか計測モードかを選びましょう。プレセットはあらかじめ規定トルクを入力するもの、計測モードは締め付け状態を確認しながら作業するものです。規定トルク値は作業するものの取扱説明書などに記載があります。
ボルトやナットにヘッドをはめ込んだら、ゆっくりと締まる方向に回しましょう。設定したトルク値に到達すると製品ごとのお知らせ方法で完了がわかります。急いで行うとお知らせ後も回してしまいオーバートルクになるので注意が必要です。
デジタルトルクレンチの精度
製品にもよりますが、デジタルトルクレンチの精度はプラスマイナス2〜3%ほどのものが多いです。ボルトやナットを締める際のトルク誤差は規定のプラスマイナス10%であれば範囲内ともいわれる場合があるので、非常に高い精度を誇っています。
製品にもよるといった通りで、ほかにもメーカーはもちろん、左右回転方向に対応しているものだと左右で差があるものなどもあります。製品の説明欄に必ず記載があるので、チェックするようにしましょう。
なお精度を気にするのであればやはり名の知れたメーカーの製品を買うのがベターです。できるだけ安いものを買いたい気持ちはわかりますが、ノーブランド品の安いものを買うと精度が低く無駄な買い物をしてしまう恐れがあるので気をつけましょう。
デジタルトルクレンチのデメリット
ボルトやナットを締めるのに最適なデジタルトルクレンチですが、逆にボルトやナットを緩めるのには適していません。締めるのも緩めるのもできるスパナや六角レンチなどに慣れている方にとってはデメリットになる場合があるので覚えておきましょう。
なお、緩めるのに使用してしまうと精度が落ちてしまうので気をつけましょう。
デジタルトルクレンチの校正方法
デジタルトルクレンチなどの精密な電子機器は長く使っているとずれが生じるようになってしまうので校正で正しく戻す必要があります。特に規格や規定などがなく、各々の判断で構成をしないといけないので周期を決めるなどで対応しましょう。
校正は購入したメーカーに依頼するのがベターです。メーカーに出すので費用がかかってしまう点やしばらく使えない点はデメリットですが、確実に校正されるので精度重視の方は依頼するようにしましょう。
ほかのボルト・ナット締め工具もチェック
今回はデジタルトルクレンチを紹介しましたが、ほかにもボルトやナットを締める工具は多くあります。値段が高いのでほかの工具を検討したい方向けに以下ではモンキーのおすすめ商品を紹介しているのでチェックしてください。
まとめ
今回の記事ではデジタルトルクレンチの選び方とおすすめ商品を紹介してきました。高い精度でオーバートルクなどを防いでくれるデジタルトルクレンチにはさまざまな種類があるので、自分の用途に合ったものを選びましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年05月25日)やレビューをもとに作成しております。
藤原産業のメインブランドSK11によるデジタルトルクレンチです。大きめのデジタル表示器が搭載されているので、デジタル部分を見ながら力の調節ができます。デジタルが見えにくい場合も締付けトルク音と光で通知されるので安心です。
設定トルク値と測定トルク値をN·m以外にもさまざまな単位に換算でき、正確・高精度なトルク管理が可能です。長さのあるタイプなので、短いものでは届かなかった箇所などの作業もこなせます。