成人男性の3～4人に1人は早漏などのいったデリケートな悩みを抱えていると言われています。早漏は男性にとってデリケートな問題で、なかなか他人には話しづらいですよね。

早漏は薬剤の注入や処方薬の服用で改善できます。「早漏かも」と思ったら、まずは医療機関で相談してみましょう。この記事では、新潟周辺でおすすめの早漏治療クリニックをご紹介します。早漏治療のクリニック選びで迷われている方は、ぜひ参考にしてください。

早漏の定義と種類について解説します。早漏の原因は一種類ではないため、自分にどれが当てはまるのかを知り、適切なケアを行うことが大切です。

早漏の定義には諸説ありますが、国際性医学会議（ISSM）では以下のように定義しています。

1. 常に挿入前、または挿入して1分以内に射精する
2. 膣への挿入で射精時間を遅らせることができない
3. 性行為に苦痛を感じたり、性行為を回避したりといった消極的な結果となる

つまり、1分以上であっても、射精のタイミングをコントロールできないために本人が苦痛を感じている場合、早漏と考えられます。ちなみに、「早漏の定義と目標挿入時間(第93回日本泌尿器科学会総会)」によると、女性が希望する挿入時間の中央値は15分です。

早漏は、体調や精神面といったさまざまな要因がありますが、大きく分けて3種類に分かれます。ここでは、早漏の種類や原因を詳しく説明しますので、自分がどれに当てはまるのかを確認しましょう。

過敏性早漏とは、少しの刺激を受けただけで射精してしまう状態を指します。通常は、脳が性的な刺激を受けることで射精の準備が始まり、脊髄にある射精中枢が反応して射精するといった仕組みです。脳から射精中枢の順番で刺激を受けるため、すぐに射精してしまうということはありません。

過敏性早漏の場合は、脳が性的な刺激を受ける前に射精中枢が反応してしまうので、短時間で射精してしまったり、挿入と同時に射精してしまいます。このような症状は、亀頭や陰茎が刺激に慣れていないことが原因とされています。

主に、普段から亀頭が包皮に覆われている包茎の方に多くみられるのが特徴で、亀頭を強化する治療や包茎治療によって改善することができます。

ストレス性(心因性)早漏は、実際に刺激を受けることなく射精してしまうことを指します。通常は、性的行為によって徐々にお互いの気持ちを高め合って射精をするといった仕組みですが、ストレス性早漏は妄想や想像だけで射精してしまうのが特徴です。

すぐに射精してしまった経験や、過去のトラウマといった不安要素によって交感神経が活性化するのが原因といわれています。交感神経が活性化することで興奮状態になりやすく、射精しやすくなってしまいます。

ストレスや過去のトラウマが原因ですぐに射精してしまう状態ですが、亀頭や陰茎の治療を行うだけでなく、精神的な不安を取り除くことでも改善できます。

衰弱性早漏とは、年齢を重ねるごとに射精をコントロールする「射精管閉鎖筋」が衰え、射精を我慢できなくなることを指します。歳をとれば、腕や脚といった身体のあらゆる筋力が衰えるのと同じく、射精管閉鎖筋も低下するため早漏になりやすくなります。

射精管閉鎖筋が衰え始めると、これまで我慢できていた状況でも射精を我慢することができなくなるのが特徴です。また、射精の勢いも弱くなりだらっとした発射になることがあります。

主に40～50代の方や、運動を日課としていないデスクワークの方に多くみられますが、射精管閉鎖筋を鍛えることで改善することができます。

ED(勃起不全)とは、勃起を維持できる時間が短いという症状ですが、EDで悩んでいる方の約3分の1が早漏にも悩んでいることがわかっています。EDで悩んでいる方は、勃起している状態を維持しようと強い刺激を与えますが、勃起は維持できるものの強い刺激によって射精を我慢できなくなってしまいます。

刺激に弱いという理由ではなく「陰茎が萎えたら射精できない」という不安や焦りから、すぐに射精してしまう可能性が考えられます。EDの治療方法は主に治療薬を服用することで改善されますが、EDだけでなく早漏の症状も軽減されたという声が多くみられます。

早漏治療のため医師に相談したいと考えていても、自分ひとりで探すのは難しいですよね。ここでは、早漏治療のクリニックを選ぶ際のポイントを詳しく説明しますので、是非参考にしてください。

早漏治療のクリニックを選ぶ際に、重要なのが治療方法です。陰茎の状態や、早漏の症状によって治療方法が異なりますので、自分にはどのような治療方法が当てはまるのかを考えながら選びましょう。

過敏性早漏で包茎でない方は、亀頭を強化する必要があります。一般的に、局所麻酔を用いて亀頭に直接ヒアルロン酸やコラーゲンを注入する方法です。ヒアルロン酸やコラーゲンを注入したことにより、亀頭部分が少し硬くなり強くなるのが特徴です。

そのため、性的な刺激に過敏だった状態が緩和し、すぐに射精してしまうという症状を防ぐことができます。亀頭が強化されただけで、感度が悪くなったということではないので今まで通りパートナーと楽しむことができるのが魅力です。

早漏で包茎の方は、亀頭増大の治療を行うのではなく、包茎治療によって早漏が改善されます。包茎は「仮性包茎・真性包茎・カントン包茎」と先端の締め付け具合や、癒着によって分類されます。

包茎は、亀頭が包皮に覆われているため、刺激に弱くすぐに射精してしまう傾向があります。包茎治療は、普段から亀頭が刺激を受けやすい状態にするのが目的です。刺激に慣れることで、性行為中の刺激にも耐えることができ、早漏も改善されるのがポイントです。

早漏治療は、1～2回の通院では終わりません。しっかりと改善させるためにも、安心して長く通える自分に合ったクリニックを見つける必要があります。ここでは、クリニックの選び方を詳しく説明します。

早漏治療のクリニックを選ぶ際は、実績が豊富な医師がいるかどうかを確認するのが重要です。早漏治療や包茎治療は、陰茎部に手を加えるため傷跡が残る場合があります。男性にとってはデリケートな部分なので、なるべく傷跡は目立たない方がいいですよね。

傷跡の具合や効果の持続性は、クリニックや担当医師の技術によって異なるので、実績が豊富な医師や頼りがいのある医師がいるクリニックを選びましょう。また、しっかりと話を聞いてくれたり、アフターケアの体制が備わっているかどうかも事前に調べましょう。

早漏は男性にとってデリケートな問題なので、女性にはあまり聞かれたくないものですよね。クリニック内に女性がいては、安心して通うことができないという方は男性スタッフで構成されているクリニックを選びましょう。

また、友人や家族にも知られたくないという方は、プライバシーが守られている完全予約制・完全個室のクリニックがおすすめです。長く通うことを考えたうえで、安心して治療を受けることができるクリニックを選びましょう。

ほとんどのクリニックでは、無料カウンセリングや事前相談を行っています。情報を調べただけでクリニックを決めるのは不安と感じる方は、無料カウンセリングを受けましょう。また、早漏はトラウマや不安による精神的影響が大きいので、早漏治療をせず医師に相談するだけで改善する場合もあります。

早漏治療で行われている亀頭への注射は、局部麻酔を行い直接亀頭に注射するので内出血を起こす可能性があります。陰茎部分は、繊細な部分で数多くの血管が通っているため、慎重に治療を行わなければいけません。

しかし、慎重に治療を行っても注射針が血管にあたってしまい、内出血を起こす場合があります。軽度の内出血の場合は1週間程度で治りますが、まれに2週間程度かかることもあります。

内出血を防止するために、治療当日はお酒や暴飲暴食、運動、湯船につかることは避ける必要があります。注射をした部分はなるべく刺激を与えず、医師の指示に従って安静に保ちましょう。また不安な事があれば、必ず医師に相談して安心して治療を受けましょう。

今回は、早漏治療の選び方や新潟のクリニックのおすすめをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。早漏は、クリニックの治療だけでなく自分でも改善できる場合もあります。一人で悩まずに、自分に合ったクリニックを見つけて医師に相談して改善しましょう。