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EDの治療には基本的にED治療薬というものが用いられ、現在日本で承認されているED治療薬はバイアグラ、レビトラ、シアリスの3つです。

以下ではそれぞれの特徴や価格相場について紹介します。

ED治療薬は別名PDE-5阻害薬といい、勃起を抑える働きを持つPDE-5という酵素の働きを阻害することでEDを改善させます。

世界初のED治療薬で、日本でも最初に承認されたのがバイアグラです。その後開発されたレビトラでは即効性が上がり、食事などの影響も受けにくくなりました。

3つの中でED治療薬の中で最後に開発されたシアリスは大きく性質が異なり、長時間効果が持続し食事などの影響もさらに受けにくくなりました。

以下では各薬の特徴についてまとめました。これを参考に、自分に合った薬を見つけてみてください。

　※ レビトラは製造会社による生産の遅延により、現在出荷が停止しており、代替品として同様の有効成分を含むジェネリック品が流通しています。

ED治療は基本的に健康保険の適用外です。しかし、不妊治療目的のED治療であることが認められた場合のみ健康保険が適用されます。

以下は自由診療の場合の各ED治療薬の費用相場になります。バイアグラ、レビトラ、シアリス共にジェネリック品が存在します。少しでも出費を抑えたい方は医師にジェネリック品を希望する旨を伝えるようにしましょう。

「買いたい薬が決まったから個人輸入で安く買ってしまおう」そんなふうに考えてはいませんか？確かに個人輸入では病院の処方より安価に手に入ることは多いですが、その分非常に大きなリスクが存在します。

それは偽造品を掴まされる可能性が非常に高いという点です。ED治療薬を製造する4つの会社が合同で行った調査では、インターネット通販を通して個人輸入したED治療薬の55.4%が偽造品であったことがわかっています。

また、EDの原因によっては治療薬が有効でない場合もあります。近年ではオンラインでの診察をおこなっている病院も数多く存在するので、まずは医師の診断を受けるようにしましょう。

ここでは、札幌周辺のED治療薬を処方する病院を12院紹介します。ED治療薬を処方する病院は、オンライン診療を行なっている病院も多くあるため、「来院がめんどくさい」と感じている方はオンライン診療も検討してみましょう。

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ここではED治療薬を服用する際の副作用や、そもそもED治療薬を服用できない方について説明します。

ED治療薬の主な副作用は、顔のほてり、目の充血、頭痛などが挙げられます。

これらはED治療薬の作用によって血管が拡張されることに関係しています。副作用が生じる可能性は低いですが、生じる場合もほとんどが軽度の症状で、薬効が切れるにつれて副作用もおさまります。

以下のような方はED治療薬を服用できない可能性があります。

これに当てはまる人や、不安な点がある方は医師に相談してみましょう。

「ED」とは「Erectile Dysfunction（勃起不全・勃起障害）」の略で、性行為時に十分な勃起をしなかったり、勃起の持続時間が短い症状を指します。

以下では、EDの原因と原因別の治し方について説明します。

EDの原因は「器質性」「心因性」「薬剤性」の3つに分かれます。

器質性EDは、身体的な要因によって物理的に勃起が阻害されるEDのことを指します。動脈硬化や神経障害、男性ホルモン量の低下などが原因で、ED治療薬による治療が推奨されています。

心因性EDは、心理的な要因からくるEDのことを指します。過去のトラウマや日頃のストレス、うつ病などが原因となり、心理療法とED治療薬の併用による治療が推奨されています。

薬剤性EDは、常用している薬の副作用で起こってしまうEDのことを指します。薬剤性EDであると診断された場合は常用薬の服用をどうするか、医師と相談しましょう。

日本性機能学会と日本泌尿器科学会の編集した「ED診療ガイドライン[第3版]」によると、生活習慣の変更はEDの改善に有効であるとされています。ただしEDの原因には様々な種類があり、必ずしも生活習慣の改善でEDが改善されるとは限りません。

精力剤は、根本的にED治療薬とは効果と目的が異なります。勃起のサポートをしEDを改善させるED治療薬に対し、精力剤は疲労回復や滋養強壮を目的としています。中には勃起力の改善を謳う精力剤もありますが、実際の効果は不明確です。

きちんとEDを改善したい方は、まず初めに病院を受診した上で自分のEDの原因がなんなのか、どんなED治療が有効なのか詳しく診断してもらうことが大切です。

衝撃波治療は、血流の悪くなった陰茎の海綿体に衝撃波を当てることで血流を改善を図るED治療法です。

日本では未承認であるため保険が適用されず高額な治療費がかかりますが、気になる方は検討してみてください。

実際にED治療を受ける際の流れについて説明します。ここでは薬を用いたED治療を想定しています。

カウンセリングの予約を行います。クリニックのホームページの指示に従って、電話やLINEなどで予約しましょう。

オンライン診療を希望する場合はオンライン診療に対応しているクリニックを選びましょう。

実際に来院したら受付を済ませます。事前に予約している場合はその旨を伝えましょう。

問診票では、勃起力や性行為に関すること、持病、内服中の薬やアレルギーなどについて回答します。もし内服中の薬などがあれば、処方箋やお薬手帳などを持参すると良いでしょう。

問診票の内容をもとに医師の診察を受けます。患者の現在の状況や希望に沿って治療に適した薬を提案してくれます。EDやED治療薬に関して気になることや悩みがあったら包み隠さず医師に相談しましょう。

なお、診察の際にパンツを脱いだり触診されたりすることはありません。

診察とお会計が終わったら調剤薬局にて薬を受け取ります。服用の際の注意点などを説明されるのでしっかりと聞いておきましょう。

また、薬の処方を院内で行っている病院もあります。調剤薬局でEDの薬を受け取るのが恥ずかしいという方は院内処方に対応している病院を探してみましょう。

いいえ、ED治療薬の効果が続いている間勃起し続けるわけではありません。そもそもED治療薬の働きは、性的な刺激があった際にペニスが勃起するのを助けることです。

ED治療薬を服用しても性的な刺激がなければ勃ちっぱなしということにはなりません。

EDにはさまざまな原因がありますが、ED治療薬の働きはあくまで勃起の手助けをすることでありEDの原因そのものを治療する薬ではありません。

よってEDを根本的に治療したい方は病院でEDの原因を診断してもらい、その原因に直接アプローチをする必要があります。

EDの診察でパンツを脱がされることは基本的にありません。

しかし、衝撃波治療など薬以外での治療を受ける場合は病院でパンツを脱ぐ必要があります。