教師役が最高にハマっていた俳優ランキング！反町隆史、仲間由紀恵を抑えて1位に選ばれたのは？

大人気漫画の実写版として、1998年に放送されたドラマ『GTO』（フジテレビ系）で、元暴走族のリーダーから高校教師になった鬼塚英吉を演じた反町隆史。同作ではさまざまな問題を抱える生徒たちと向き合い、型破りな方法で指導し解決していく姿が大きな反響を集めました。
学校を立て直すべく奮闘する姿はハチャメチャで豪快ながらも、真摯（しんし）に生徒と向き合う姿に心を打たれた人が多数。最終話では35％を超える視聴率を記録し、“オニヅカフィーバー”を巻き起こしました。1999年には劇場版が公開され、2012年と2014年にはEXILE のAKIRA主演で連続ドラマとしてリメイクされています。

2002年放送の第1シリーズを皮切りに第3シリーズまでテレビ放送され、2009年には劇場版も公開された同シリーズで、任侠一家で育った高校教師・山口久美子を演じた仲間由紀恵。「ヤンクミ」の愛称で親しまれる久美子が、「友情、家族、信頼、思いやり」をテーマに、無気力でやんちゃな生徒と真正面からぶつかり、問題を解決していく姿が描かれます。
2020年6月10日に放送された『ごくせん（第1シリーズ）』の「2002特別編」第2話では、教え子たちが自分の仲間を助けようとしない姿に「人ってのはな、一人じゃなんにもできないんだよ。だからツルんでんだよ。けどな、だったらどんなことがあったって、最後まで一緒にツルんでろよ。仲間見捨てたりすんなよ」と熱いメッセージをぶつけ、視聴者の心をつかみました。

1979年に放送された第1シリーズを皮切りに全8シリーズまで放送されたドラマ『3年B組金八先生』（TBS系）で、学校で起こるさまざまなトラブルに真正面から向き合う教師・坂本金八を演じた武田鉄矢。同作の特徴は、生徒の妊娠や出産、ドラッグの使用など放送当時の社会や教育の問題を物語に織り込むところ。それらの題材は視聴者に大きな衝撃を与えました。
そして毎回、シリーズの最後を飾るのは卒業式のシーン。金八は生徒一人一人に言葉をかけますが、実はその言葉は全てアドリブなのだそう。第6シリーズで生徒役を務めた本仮屋ユイカは「台本には生徒の名前しか書いてなくて、あとは全部まっ白。そのあとは、武田先生がご自身で考えられる」「本番でしか、その言葉は聞けない」と明かしています。