カップリング曲が魅力だと思うジャニーズグループランキング

2014年4月23日に『ええじゃないか』でCDデビューしたジャニーズWEST。関西ジャニーズJr.出身のメンバーで結成された7人からなるグループで、これまでにシングル18作、オリジナルアルバム7作、ミニアルバム1作をリリースしています。表題曲は明るく熱いメッセージソングが多いものの、カップリング曲では印象をがらりと変える彼ら。2019年にリリースした『アメノチハレ』の通常盤に収録の『儚（はかな）』では、Aサイドとは対照的にしっとりとした叙情的な世界観を、『パチもん』ではまた違った歌声を披露しており彼らの歌唱力の高さがうかがい知れる作品となりました。

2020年1月22日に『Imitation Rain』でCDデビューしたSixTONES。グループ名には“6つの音色”という意味が込められているように、音楽に対する愛やこだわりがひときわ強いグループです。2枚目のシングル『NAVIGATOR』のカップリング曲から、早くもそのこだわりを発揮し、通常盤に収録されている『Hysteria』『You & I』『love u…』の3曲は、これまでの男性アイドルグループの印象をがらりと変えるセンセーショナルな楽曲となっています。ポップにロック、壮大なバラード、EDM、ラテン…などジャンルレスに歌い、全編英語詞もなんのその。彼らの音楽に一度でも触れれば、夢中になってしまうことでしょう。

2018年5月23日に『シンデレラガール』でCDデビューしたKing & Prince。楽曲の雰囲気や衣装も相まって、キラキラとした王子様系アイドル路線の印象が強かったものの、カップリング曲ではメンバーの歌唱力が切なく響くバラード、ダンサブルなナンバーなど、作品ごとにさまざまなジャンルに挑戦しています。2020年12月リリースの『I promise』通常盤には、カップリング曲に『Winter Love Story』と『Glad to see you』の2曲が収録されており、3曲全てが胸キュン必至の冬にこそ聴きたいラブソングとなっています。現在までにシングル8作をリリースしているKing & Prince、今後の展開が楽しみですね。