絵とシンプルな文章でさまざまな物語が展開する絵本。子どもに読み聞かせるものとしてはもちろんですが、近年は大人の間でも想像力を刺激してくれる読み物として人気なのだとか。
そこで今回は、シリーズとして刊行されている絵本の中で、一番好きだったのはどれなのかについて調査を行い、ランキングにしてみました。
1位 バムとケロシリーズ
2位 ぐりとぐらシリーズ
3位 かいけつゾロリシリーズ
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4位以降のランキング結果はこちら!
1位は『バムとケロ』シリーズ!
1位に選ばれたのは、1994年に刊行を開始し、全5冊が販売されている『バムとケロ』シリーズでした。
しっかり者で穏やかな犬・バムと天真らんまんで食いしん坊のカエル・ケロの日常を描いた本シリーズ。チャーミングなバムとケロの二人はもちろんですが、ちび犬のヤメピやアヒルのかいちゃんなど、魅力的なサブキャラクターが多く、彼らのやり取りを見ているだけで楽しい気持ちになれますよね。
舞台となる部屋や家具、小物に至るまで細かく描き込まれた絵も見逃せないポイントの一つで、読み直すたびに新たな発見をしている人もいるのではないでしょうか。
2位は『ぐりとぐら』シリーズ!
2位に続いたのは、1963年に雑誌の読み切り作品として掲載され、同年から絵本としても刊行を開始した超ロングセラー『ぐりとぐら』シリーズです。
料理を作るのも食べるのも大好きな双子の野ネズミ、ぐりとぐらが主人公の本シリーズ。おいしい料理を作るためには労をいとわない彼らの生き生きとした姿や、森の仲間たちとの交流が何とも楽しげで、1作目で二人が大きなカステラを作るエピソードを読んで、「自分も作ってみたい!」と思った人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、本シリーズの文章を担当する中川李枝子と、絵を担当する山脇百合子(旧姓:大村)は、実際の姉妹なのだとか。そんな二人の関係性が、ぐりとぐらのキャラクターに反映されているのかもしれませんね。
3位は『かいけつゾロリ』シリーズ!
3位には、1987年の1作目から30年以上にわたって年2冊を刊行し続け、テレビアニメ化もされている『かいけつゾロリ』シリーズがランク・インしました。
いつも前向きでどんな目に遭ってもくじけないいたずら好きのキツネ・ゾロリと、彼の弟子である双子のイノシシ・イシシとノシシの活躍を描く本シリーズ。発明家でもあるゾロリが作るユニークなアイテムの数々に驚いたり、彼の恋愛模様にハラハラしたりと、飽きの来ないストーリー展開が魅力となっています。
突然現れる迷路や隠し絵など、絵本自体の仕掛けも満載で、子どもはもちろん、大人の心もしっかりとつかんでいるようですね。
誰もが一度はタイトルを目にしたことのある有名なシリーズ絵本が上位に並んだ今回のランキング。子どもの頃に読んだことがあるという人も、もう一度読み返してみてはいかがでしょうか。気になる
4位~58位のランキング結果もぜひご覧ください。
あなたが大好きだったシリーズものの絵本は、何位にランク・インしていましたか?
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