1979年4月7日の放送開始から、40年以上の歴史を重ねてきた『機動戦士ガンダム』シリーズ。宇宙を舞台にした戦争を大きなテーマとしているため、数多くのキャラクターが物語の中で命を落としてきました。
そこで今回は、これまでシリーズに登場したキャラクターで、その死に際が最も印象的だったのは誰なのかについて調査してみました。
1位 フォウ・ムラサメ
2位 エルピー・プル
3位 マリーダ・クルス
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4位以降のランキング結果はこちら!
1位は「フォウ・ムラサメ」!
1位に選ばれたのは、『機動戦士ガンダム』の放送終了から5年以上の空白を経て、1985年~1986年にかけて放送された続編『機動戦士Zガンダム』の「フォウ・ムラサメ」でした。
作中では、地球連邦軍のニュータイプ研究施設で改造を施された4番目の強化人間として登場するフォウ。自らが操るサイコ・ガンダムでホンコン・シティを急襲した際に主人公のカミーユ・ビダンと出会い、互いに強く引かれあうようになります。
カミーユの敵対勢力に身を置くフォウは、味方を裏切ったことでさらなる強化を施されますが、最後には愛するカミーユを敵の攻撃から守るために命を落としてしまいます。記憶を奪われ、戦争に利用され続けた彼女のあまりにも悲しい運命。放送当時は涙を流した人も多かったのではないでしょうか。
2位は「エルピー・プル」!
2位に続いた「エルピー・プル」は、1986年~1987年にかけて放送された3作目『機動戦士ガンダムZZ』に登場するキャラクターです。
主人公であるジュドー・アーシタと敵対関係にある勢力ネオ・ジオンの、ニュータイプパイロットとして登場するプル。偶然街で出会ったジュドーに心引かれ、兄のように慕うようになります。その後、上官のグレミー・トトから精神操作を受けて一度はジュドーを敵とみなすようになったプルですが、再会後はネオ・ジオンを離れ、彼と行動を共にします。
物語の終盤では、自分と同じ姿をしたニュータイプ・プルツーの攻撃からジュドーを守るために命を落としてしまいますが、大切な人を守りたい一心で若くして命を散らした彼女の姿は、何とも言えず悲しいものがありました。
3位は「マリーダ・クルス」!
3位には、2010年~2014年にかけてOVA全7巻が発売され、後にテレビ版の制作も行われた『機動戦士ガンダムUC』の「マリーダ・クルス」がランク・インしました。
「袖付き」と呼ばれるネオ・ジオン傘下の反政府組織に所属し、モビルスーツを操るすご腕の女性パイロットとして登場するマリーダ。物語は主人公のバナージ・リンクスと、ザビ家の末裔で袖付きの要人でもあるオードリー・バーン(ミネバ・ラオ・ザビ)を中心に進みますが、マリーダもまた物語における重要なキーマンとして、たびたびバナージたちと関わることとなります。
物語のクライマックスではバナージの危機に駆けつけ、壮絶な最期を遂げますが、彼女が死の間際に発した思念がバナージをはじめとする多くの人々に影響を与えるシーンは、非常に印象的なものでした。
くしくも上位を全て女性キャラクターが占めることとなった今回のランキング。ネオ・ジオンの「プルシリーズ」という共通点を持つプルとマリーダがランク・インしている点も、ファンには興味深いところですね。気になる
4位~56位のランキング結果もぜひご覧ください。
あなたはどのキャラクターの死に際が最も印象的だと感じましたか?
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