難読漢字ではなくとも、意外と読めない漢字も少なくありません。見慣れた漢字であるはずなのに、いざ読もうとすると戸惑ってしまうものも…。そこで今回は、読めそうで読めない漢字について探ってみました。
1位 具に
2位 準える
3位 論う
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1位は「具に」!
具材、道具、器具、寝具といった単語でよく見掛ける「具」。音読みは「グ」であり、読み慣れた訓読みは「そな(わる)・そな(える)」など。「必要なものをそろえる」といった意味を持つ漢字です。日々目にする漢字なだけに、読めると思っている人が多いようです。しかし「具に」と書かれた瞬間、想像していた訓読みが当てはまらないことに気付き、焦った人が多数。実は訓読みで「そな(わる)・そな(える)」の他に「つぶさ(に)」とも読みます。「細かく・詳しく」という意味を持つ「つぶさ(に)」が読めなかった人が多く、1位となりました。
2位は「準える」!
基準、水準、準備といった単語でよく見掛ける「準」。音読みは「ジュン」。「物事をはかるよりどころ」という意味を持つ漢字です。毎日のように見掛ける漢字であるだけに、親しみを感じる人も多いのではないでしょうか。しかし訓読みを知らない人が意外と多いよう。準備という漢字のイメージが強いことから、「準える」と書いて「そな(える)」と誤って読んでいる人も多数。正しくは「なぞら(える)」と読みます。勘違いしていたという人が多く、2位となりました。
3位は「論う」!
世論、持論、正論といった単語でよく見掛ける「論」。音読みは「ロン」。「物事の道理をのべる」という意味を持つ漢字です。こちらもよく目につく漢字ではありますが、音読みで使用している人がほとんど。訓読みは知らないという人が多い結果に。訓読みでは「あげつら(う)」と読みます。普段の生活で「あげつらう」という単語を使う機会があまりないことから、読めなかったという人が多数。3位となりました。
このように、身近にありながらも音読みばかりが有名な漢字が上位に選ばれる結果となりました。気になる
4位~56位のランキング結果もぜひご覧ください。
みなさんは、どの漢字が読めそうで読めないと思いましたか?
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