声がかっこいい！70代男性俳優ランキング！藤岡弘、舘ひろしを抑えて1位に選ばれたのは…

俳優としてだけではなく、声優やナレーターとしても活動する「藤岡弘、」。2008年公開のアニメ映画『真救世主伝説 北斗の拳 ZERO ケンシロウ伝』ではナレーションを担当し、「世界を覆った核戦争は文明を葬り去り、世は暴力と無秩序に支配された」という物語のプロローグ部分などを語りました。
1997年から1998年にかけては、テレビゲーム機「セガサターン」を宣伝するマスコットキャラクターとして登場したせがた三四郎を演じ、同時期にせがた三四郎を主人公とするゲームソフトが発売された際には声優も務めています。せがた三四郎は、情熱的な俳優であり、武術家でもある藤岡のキャラクター性をモデルにしたもので、「セガサターン、シロ！」などのせりふを口にしています。

テレビドラマとして1986年にスタートし、軽妙なやり取りを繰り広げる刑事たちの活躍を描いたヒットドラマ『あぶない刑事』シリーズ（日本テレビ系）でダンディーな刑事・鷹山を演じている「舘ひろし」。
『あぶない刑事』が代表作である一方、声優としても有名なアニメ作品に出演しています。それが、さいとう・たかを原作の『ゴルゴ13』。同作は、クールなすご腕の殺し屋・デューク東郷がさまざまな依頼に応えていくもの。2008年にテレビ東京系でアニメシリーズとして放送された際、デューク東郷の声を担当。館にとって初の声優仕事だったのですが、原作者のさいとう先生に「館君で良かった」と言ってもらえたと振り返っていました。

遊郭街・吉原を舞台に後の江戸の“メディア王”とも呼ばれた蔦屋重三郎（横浜流星）の奮闘を描いた大河ドラマ『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』（NHK／2025年）で、女郎屋「扇屋」の主人・扇屋宇右衛門を演じている「山路和弘」。
そんな山路は声優としても数々のキャラクターを担当。「海賊王」を目指す若者の奮闘を描いた映画『ONE PIECE FILM GOLD』（2016年）では物語の鍵を握る「黄金帝」ことギルド・テゾーロ役を演じ、趣味でヒーローを始めた男・サイタマのバトルを描いたシリーズ『ワンパンマン』（テレビ東京系）では鍛え抜いた肉体で強敵を撃破するシルバーファングを演じました。また洋画の日本語吹替声優も務め、ジェイソン・ステイサムの声などを担当しています。