140文字という限られた文字数の中で、自分の今の気持や身の回りで起きた出来事などを気ままに「つぶやく」マイクロブログミニブログ)サービス「Twitter(ツィッター)」。2006年7月に米国で誕生し、日本語に対応したのが2008年というまだ新しいサービスではありますが、シンプルなシステムと文字数制限ゆえの《ブログ・SNSほど「自分が書く」ことにこだわらなくて良い》といった特徴が評判を呼び、ユーザー数を着々と増やしています。

 Twitterのどこに魅力を感じて使っているのか——その理由は人それぞれですが、最も多くの人があげたのは《公式ブログでも見せないような有名人の素顔が見られる》でした。Twitterの有名人といえば一番に名前があがるのはやはり歌手・広瀬香美。音楽番組を見ているだけでは知ることのできなかった陽気でフレンドリーな彼女の人柄にTwitterで触れ、ファンになったという人も少なくないようです。また、俳優・監督として活躍する田辺誠一はドラマや映画で見せるまじめそうでもの静かな印象に反して、Twitterではマニアックな話題とだじゃれを繰り返す「にぎやかでおもしろい人」キャラが定着しています。ちなみに、2010年の元日には鳩山由紀夫首相もアカウントを取得。大きな話題となりました。

 続いて多くの人があげたのが、《Twitterにしか流れていない情報も多い》でした。オープンでリアルタイム性の高いTwitterは、誰かがつぶやいた情報が一瞬のうちに多くの人に届くのも特徴の一つ。何か事件があった時にも、その近くにユーザーがいれば紙のメディアはもちろん、速報性に優れるテレビ中継よりも早く情報が自分のもとに届きます。また、ニュースサイトやRSSリーダーと違って自分で選んだ情報ソース以外からの思わぬ情報が届くことがあるのもおもしろいところです。Twitterの画面上に流れるのは基本的に自分が「フォロー」(RSSリーダーにおける配信元登録のようなシステム)をした相手のつぶやきですが、《悩み事をつぶやくと知らない人から答えが返ってくる》というように、自分のつぶやきを見かけたフォローしていない相手からメッセージが届くことも少なくありません。この偶然性もまたTwitterの魅力の中で大きな割合を占めているのではないでしょうか。