連載当時「未来の野球・サッカーのスターとなるべき素材をバスケットボールに流出させてしまった」と言われるほど絶大な人気を誇った漫画と言えば、ご存じ『スラムダンク』。『週刊少年ジャンプ』での連載終了からすでに十数年を経ていますが、今なおその人気には衰えが見えません。

 『スラムダンク』といえば、作中に登場する男性キャラクターがみな個性的で魅力にあふれていることもよく知られています。そんな男性キャラクターの中でも、特に男性から「漢(おとこ)として認めたい」と支持を得たのは、やはり主人公の《桜木花道》でした。バスケットボールを始めた動機こそ不純なものでしたが、まったくの素人だった《桜木花道》が努力に努力を重ねて一流のプレーヤーたちと渡り合うまでに成長する様は、学生時代にスポーツに打ち込んだ男性ならグッとくるものがあります。作者の井上雄彦は《桜木花道》同様に高校からバスケットボールをはじめたそうですが、読者の共感を呼ぶリアルな人物描写は、作者の体験があるからこそなのかもしれませんね。

 続く2位には《桜木花道》と同じ湘北高等学校に所属するチームメイト《流川楓》がランク・インしました。天才型でクールな人物として描かれている《流川楓》は《桜木花道》とは対照的な存在ですが、バスケットボールへの真摯な思いや、強いプレーヤーへの対抗意識を燃やす見た目に反したアツい性格など、単なるスポーツ漫画の二枚目キャラでは終わらない魅力を秘めています。

 ライバル校の登場人物で最も上位にランク・インしたのは、陵南高校の天才オールラウンダー《仙道彰》。神奈川県ナンバーワンプレイヤーである海南大附属高校の《牧紳一》に匹敵するほどの才能を持ちながら、一歩コートを離れるとチームメイトもあきれるほど間の抜けたところも見せる愛すべき性格で、男女を問わず人気が高い人物です。

 予想に反して5位という微妙な順位にとどまったのは、湘北高校の《三井寿》。「彼氏にしたい『スラムダンク』の登場人物ランキング」では堂々2位に選ばれ、男性からも「俺が女なら彼氏にしたい!」と声が上がるほど人気の高い登場人物だけに、この結果はちょっと意外ですよね。