話し相手の《鞄に時刻表が入っている》のに気づいた時や、《電車の先頭車両に乗って運転席を眺めている》人を見かけた時などに「あれ? この人ひょっとして鉄道ファンなのかな」と思うことってありますよね。

 最も「この人鉄道ファンかも?」と思ってしまうのは、会話をしていて妙に《電車の車両に詳しい》時。ただし、「さっき見た車両って新型なんだよね」と喜んでいる程度であればまだまだ普通の人です。「クハ」と「モハ」の違いについて語り出したり、「東急1000系だけど京急1000形なんだよね」と「系と形」の使い分けをしたりするようなら鉄道ファンの確率は高し。「《時刻表検定試験を受けたことがある》」なんて言いだしたら、かなりハイレベルな鉄道ファンと認定してもよいでしょう。

 鉄道ファンとひと言で言っても「模型鉄」、「撮り鉄」、「乗り鉄」とさまざまなタイプがありますが、《鉄道模型が家にある》模型鉄や、部屋に鉄道の写真を飾っている撮り鉄は比較的わかりやすいタイプ。旅の話題を振る必要がある乗り鉄はわかりにくいタイプに属しますが、観光とは無縁のマニアックな地域に行く人がいたら《廃線跡めぐりが趣味 》の乗り鉄という疑いが濃厚です。《寝台列車についても詳しい》ならまず間違いなしですね。

 また最近は、携帯電話から鉄道趣味が露呈するケースも多いようです。携帯電話は持ち主の趣味が色濃く出るアイテムですが、《携帯電話の着信音が電車の発車メロディー》になっている、《携帯電話の待受画面が電車の写真》、《駅名やトレインヘッドのストラップを付けている》——こんな人がいたらもう疑う余地はありません。

 会話の相手が鉄道ファンとわかった時に「鉄道のことはわからないしなあ……」と心配する人もいるようですが、彼らも知識を披露することを楽しんでいるので、こちらが鉄道に詳しい必要はありません。身の回りに1人いると《乗換案内が完璧(webなどで調べなくてもわかる)》、《全国の駅弁に詳しい》など電車での移動時に活躍してくれるので、機会があれば友だちになってみてはいかがでしょうか。