1985年の設立以来、数々のヒット作を生み出してきたスタジオジブリ。『天空の城ラピュタ』や『もののけ姫』、『崖の上のポニョ』といった数々のアニメ作品は、「ghibli(=砂漠からの熱風)」の名のとおり、世界中の人々に熱い興奮と感動の風を送り続けています。

 このスタジオジブリのアニメ作品の特徴の一つが、作品中に登場する脇役キャラクターがとにかく魅力的であるということ。ファンからは時に「主人公より好きかも……」という声も聞こえてくる脇役キャラクターの中でも、最も支持を得ているのはどんなキャラクターなのでしょうか?

 歴代のスタジオジブリ作品に登場した脇役キャラクターにスポットを当てた今回のランキングで1位を獲得したのは、『魔女の宅急便』に登場した黒猫《ジジ》。魔女として独り立ちしたばかりの主人公・キキを支える良き理解者として、作品中でも重要な役割を担っています。ちょっと皮肉屋なところはありますが、愛きょうたっぷりの彼のようなパートナーがいれば、退屈しない楽しい毎日が送れそうですよね。

 《ジジ》に次ぐ支持を得たのは、『となりのトトロ』に登場する《カンタのばあちゃん》でした。主人公であるサツキメイのことをいつも気に懸けてくれる彼女は、典型的な優しい田舎のおばあちゃん。声を担当しているのはおばあちゃん役に定評のある名女優・北林谷栄ですが、作品中の「メイちゃあ〜ん」、「カンタァ〜」という、独特のイントネーションを持ったしゃべり方は一度聞いたら耳を離れませんよね。

 3位に入ったのは、『千と千尋の神隠し』に登場した《湯婆婆(ゆばーば)》。「油屋」という湯屋を経営する彼女は、迫力のある大きな顔と配下のキャラクターをどなり散らすこわもての性格が特徴的な脇役キャラクター。《ジジ》や《カンタのばあちゃん》のような親しみやすさはありませんが、妙な人間臭さがあり、どこか憎めないところがあります。『千と千尋の神隠し』の脇役では、この《湯婆婆(ゆばーば)》とは対照的な脇役キャラクター《カオナシ(仮面男)》も4位と人気を集めました。

 このほかにも『ハウルの動く城』に登場する火の悪魔《カルシファー》などが上位入りを果たしていますが、下位にとどまったキャラクターも上位のキャラクターに負けず劣らずの魅力を持っているのがスタジオジブリ作品のすごいところ。次回のランキングでは、また違った結果になるのかもしれませんね。