社会に出てある程度の経験を積むと、多くの大人が職場の新入社員や街で身の回りにいる若者を見て「今どきの若い人は常識が無いなあ」なんて愚痴モードに突入してしまいがちです。振り返れば自分たちもまたそうした若者の一人だったわけですが、大人になるとそれをつい忘れてしまいますよね。

 若者が知っていると思わず感心してしまう「大人の常識」を聞いた今回のランキングで1位に選ばれたのは、《電話の応対の仕方》でした。社会人としては基本中の基本ともいうべき電話の応対ですが、同世代の友人や家族との会話が中心だった若者にとって電話の応対を正しく行うのは難しいもの。もし身近な若者が正しい言葉使いで電話のやり取りをしていたら、多少たどたどしいところがあったとしても「アイツやるなあ」なんて感心してしまいますよね。

 取引先と食事に行った際などの《テーブルマナー》も、若者が知っていると感心してしまうものの一つ。《テーブルマナー》とひと言で言っても、和洋中それぞれ独自のマナーが存在し、大人でもちゃんと身に付けている人というのはなかなかいないものです。何かと小難しいイメージがありますが、「公の場で周囲に不快感を与えないようにする」というポイントさえ押さえておけば最低限のマナーで十分とのことなので、これから社会に出るという方は今から身に付けておくと良いかもしれません。

 《電話の応対の仕方》と同様、社会に出たらまず覚えておくべきとされているのは《上座と下座》の違い。会議室や応接室、食事の席、新幹線の座席などいずれのケースでも基本は入口から遠い方が上座、近い方が 下座ですが、かならずしもこのルールに当てはまらない場合もあります。そんな時に、若者が臨機応変に《上座と下座》を判断して行動ができたら、上司だけでなく取引先からも好印象を持たれること間違いなしです。