テレビに新聞、雑誌にネットニュースなど、リーマンショック以後いたるところで「不況」の字を見かけるようになりました。不況慣れしそうになる昨今ですが、日常生活のちょっとした瞬間にあらためて「あぁ、今ってやっぱり不況なんだな……」と感じること、ありませんか? 調べてみたところ、不況を実感するときは《ニュースで会社倒産の話や業績悪化の話題をよく目にするようになった》とき、という人がダントツという結果となりました。

 2008年は建設・不動産業を中心に倒産が相次いだこともあり、上場企業の倒産件数は過去最高を記録しました。その後も大手企業の減産や業績悪化が毎日のように伝えられる現状では、日本経済の景況を悲観的にとらえたくなるもの。最近は「ベアゼロ」や「賃下げ」といったキーワードから、企業の業績悪化を目の当たりにする人も多いはず。

 より身近なところでは、出費を抑えるために《以前よりもまして何かを買うときに値段の比較をするようになった》が2位に。同時に収入は減っているのか《貯金の残高が少なくなった》《給料が下がった》が続いています。

 総額2兆円規模の定額給付金の給付が決まり、一部自治体ではすでに給付が始まっていますが、日本景気に関する明るい話題はなかなか聞こえてきません。ただ、『経済は感情で動く』という本があるように、私たちの気持ちの持ちようが経済に与える影響もまた大きいよう。不況のときこそ、個人の気持ちを明るく保って消費を楽しむ姿勢が重要なのかもしれません。