希望大学への合格や結婚、出産など、人生の節目節目で体験する大きな幸せ。こんな幸せがやってくると思うからこそ、人は長い人生を希望を持って生きていくことができるのかもしれません。でも、幸せとは大きなものばかりではありません。日常生活のふとした瞬間に体験するちょっとだけうれしくなってしまうようなこともまた、幸せといえるのではないでしょうか。

 毎日の暮らしの中で「あ、これって幸せかも」と感じる「小さな幸せ」を聞いた今回のランキングで1位に選ばれたのは、《ジュースの自動販売機で当たりが出た》。自動販売機の当たりの確率は、景品表示法の「景品の限度額は懸賞に係る売上予定総額の2%を超えてはならない」という規制に基づいて設定されており、最も高確率の自動販売機でも50本に1本しか当たらないそうです。宝くじと比べると当せん確率はかなり高いですが、50分の1を引き当てたと考えるとやっぱりうれしいものですよね。

 2位に選ばれたのは、「時間の神様が味方してくれたのかな?」と思わずにはいられない《家に着いた途端に雨が降り始めた》。以下、3位の《横断歩道に付いた途端信号が青になった》から6位の《ドライブで信号に一度も引っかからなかった》まで、「タイミング」にかかわる小さな幸せがズラリと上位に並びました。このほか、8位の《財布の中の1円、5円が支払いでぴったり無くなった》や《デジタルの時計表示を見たら、ちょうどゾロ目だった》など、「数字のきりのよさ」にかかわる小さな幸せも多数ランク・インしています。

 幸せとは数値化定量化することができないきわめて主観的なもの。昔から多くの人が幸せになるための方法論が研究されてきましたが、いまだに結論と呼べるものは出ていません。でも、今回のランキングを見ていると、「幸せになるって意外に簡単なことなのかも」なんて思わずにはいられませんよね。