「金は天下の回りもの」という言葉がありますが、残念ながら2009年の日本経済は不況まっただ中——。ついつい「(お金)今どのあたりを回ってるのかなあ……?」なんて、あたりを見回してしまいそうになります。

 「なったことがある、○○貧乏ランキング」の1位に選ばれたのは《ご祝儀貧乏》。どんなに景気が悪くても「じゃあ節約を……」とはいかないのが、冠婚葬祭にまつわるお金。会社の同僚への結婚祝や出産祝、親戚への進学祝や就職祝など、嬉しい気持ちとはうらはらに懐が寂しくなるイベントはなぜか続くことが多いもの。社会人であれば誰もが一度は経験しているのではないでしょうか?

 仕事で転勤になった、環境を変えたいなどの理由で引っ越しをした人を待ち受けているのは、3位の《引越し貧乏》。引越し業者への支払いはもちろん、不動産屋への敷金・礼金なども準備しなくてはいけないため、まとまったお金が一度に出ていくのは何とも痛いものですよね。最近では敷金や礼金がかからない、いわゆる「ゼロゼロ物件」に人気が集まっていますが、家賃滞納時や退去時の違約金トラブルも続発しているので気をつけましょう。

 思いのほか下位にとどまったのは、10位の《携帯貧乏》。これは、最近のコミュニケーションの主流が携帯メールになり、長電話をする人が少なくなったことが理由のようです。話した分だけお金がかかる音声通話と異なり、携帯メールは同じ携帯会社間であればパケット定額サービスで一定以上のお金がかかることはありません。声でのコミュニケーションが少なくなったのはちょっと寂しい気もしますが、パケット代を気にせずにすむ時代になったのはうれしい限りですよね。