今年はマスコミの間で40歳前後の女性を指す 「アラフォー」という言葉が頻ぱんに使用されましたが、40歳という年齢を人生の区切りと感じている人は多いようです。古代中国の思想家・ 孔子の言葉をまとめた 『論語』の一節にある 「四十而不惑」(四十にして惑わず)によると、40歳になれば自分の人生に迷いがなくなり、生き方に確信を持つようになってゆくものだそうです。 「人生の後半戦」とも言われる40歳——。その時を迎えるまでに、人は何をなしておきたいと考えているのでしょうか?

 「40歳になるまでにしておきたいことランキング」で1位に選ばれたのは、《お金や保険についての知識を身につける》でした。 「四十がったり」という言葉があるように、例え健康な人でも40歳を過ぎると急激に体力の衰えを感じるようになるもの。人生の後半戦を豊かに過ごすために貯金をしたり、自分がケガや病気で入院した時にも家族が満足な生活を送れるように保険をかけておこうとするのは自然な考えなのかもしれません。

 続く2位に入ったのは《結婚》。最近になってテレビや雑誌、書籍などで「就活(=就職活動)」ならぬ 「婚活」という言葉を見かけるようになりましたが、30〜40歳代を中心に合コンやお見合い、結婚相談所に足しげく通う人が増えているようです。特に《結婚》に関して男性以上に明確なビジョンを持つ女性の方が積極的とのことですが、男性側に年下を求める傾向が強いため、うまくいくケースはあまり多くないのだとか。

 ちょっと意外な結果となったのは、11位にとどまった《自分の子どもを得る》。5位に入った《親孝行》をするための最も有効なものと思えますが、「若いうちは《資格取得》や《外国語を使えるようになる》ことによって自分を磨きたい」という理由で出産をあまり急がない人が増えているようです。近年、 周産期医療の発展によって高齢出産の安全性が以前より高まっていることも《自分の子どもを得る》の優先度が低い一因なのかもしれませんね。