携帯電話を持ち歩く小学生や歩きタバコ禁止の張り紙など、最近になってやけに目に付くようになったものって結構ありますよね。そんな「最近増えすぎなんじゃないの。」と多くの人が感じるものでトップに選ばれたのは、バラエティ番組はもちろん、情報番組、スポーツ中継のゲストなどでも盛んに出演するようになった《おバカタレント》でした。

 《おバカタレント》と言えば、現在注目を集めているのは人気ユニット 「羞恥心」の つるの剛士野久保直樹上地雄輔や、 「Pabo」の スザンヌ木下優樹菜里田まいなどでしょうか。7月30日にはこの6名によるスーパーユニット 「アラジン」が応援ソング 『陽は、また昇る』をリリースするなど、まだまだ《おバカタレント》熱が冷める気配はなさそうです。この6人が《おバカタレント》として人気を集めるきっかけになったのが、4位の《芸能人参加型のクイズ番組》。彼らが出演する 『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)をはじめ、週1回のレギュラー放送をしている番組だけでも 『勉強してきましたクイズ ガリベン!』(テレビ朝日系) 『ザ・クイズマン!』(テレビ朝日系) 『今すぐ使える豆知識 クイズ雑学王』(テレビ朝日系) 『全国一斉! 日本人テスト』(フジテレビ系)……と数え上げればきりがありません。その一方で視聴者参加型のクイズ番組は1980年代後半から減少の一途をたどり、地上波の全国ネットで現在レギュラー放送が行われているのは 『パネルクイズ アタック25』しかないそうです。視聴率獲得のためにはやむを得ない部分もあるのでしょうが、ちょっと寂しい気もしますね。

 3位に入った《タレント議員》も、「増えすぎじゃない?」と思ってしまうものの代表。1974年に全国区で当選した現・参議院副議長の 山東昭子など、古くから《タレント議員》は存在しましたが、2001年に知名度の高さが有利に働く 非拘束名簿式比例代表制が施行されたのをきっかけに、その注目度はさらに高まりました。現在も厚生労働大臣の 舛添要一をはじめ、 蓮舫丸川珠代荻原健司神取忍など多数の《タレント議員》が現職として活躍しています。

 このほかにも、《伝説のポケモン》や《ご当地キャラグッズ》、《コンパクトデジカメの解像度》など、さまざまなものが登場した今回のランキング。進化・発展の過程で増えていくのはやむを得ないことですが、あまりに増えすぎてはありがたみが薄れてしまうのもまた事実。何事もほどほどが一番、ということでしょうか。