毎年のように巡ってくる 「梅雨」。水不足の解消、暑さが和らぐなどの良い点もありますが、ジメジメとした日が長期間にわたって続くのは気分の良いものではありません。災害やカビの発生、食中毒の増加など問題も多く、「早く終わってほしい」というのが正直なところですよね。そんな梅雨のうっとうしさを最も感じる場所といえば……やはり 「満員電車」ではないでしょうか?

 「満員電車で困ることランキング」の1位に選ばれたのは《雨の日の湿気》。雨の日に、一歩足を踏み入れた途端に感じる「モワッ」とした車内の空気は何とも言えない不快なもの。足の踏み場も無いほどの満員電車ともなれば、不快指数はさらにうなぎ上りです。2位には《汗のにおい》が続きますが、こちらも空気がこもりやすい雨の日には威力倍増。一日働いてたっぷりと汗をかいた人で埋め尽くされる帰宅時の満員電車などは、目的の駅にたどり着く前に下りてしまう人、乗り換え駅で空いた車両が来るのを待つ人も少なくないとか。

 においや湿気は「仕方がない」とあきらめがつくところもありますが、5位の《中につめないで、ドアの周りだけ人がたまっている》や6位の《イヤホンから音が漏れている》、9位の《ドア付近で意地でもおりない》などの迷惑行為はそうもいきません。メディアでは迷惑行為を取り上げる際に若い世代をやり玉に挙げることもありますが、実際には《狭いのに新聞を読む》中年サラリーマン、混雑しているのに買い物の荷物を自分の横に置き《座席に定員で座らない》買い物帰りの主婦など、世代・男女を問わずモラルの低下が目立ちます。ちょっとした周囲への思いやりがあれば解決することではありますが、現在の満員電車はその「ちょっと」もどこかへ行ってしまうほどの、過酷な戦場のようなものなのかもしれませんね。

 ちなみに、海外では鉄道係員がギュウギュウと満員電車に人を押し込むラッシュ時の様子が 「YouTube」などの動画配信サイトで流されているそうです。海外の人たちには物笑いの種にしか思えない日本の満員電車——。いつの日か私たちも「そんな時代があったよね」と笑える日が来るのでしょうか……?