「平成の無責任男」、 「芸能界一いいかげんな男」など、幾つもの呼び名を持つお笑いタレント・高田純次。自らの名を冠した番組こそ多くはありませんが、神懸かり的なほどいいかげんかつ適当な彼のキャラクターを愛する人は多く、若いアイドルから大御所タレントまで「あんな人になりたい!」「いや、あんな人にはなれない」と賛辞(?)を贈る業界人も少なくありません。そんな彼の魅力は何と言っても「適当発言」。これまでに彼がさまざまな番組で披露してきた適当発言は、ファンの手によってまとめサイトが作られるほどで、その総数はすでに1,000を超えています。珠玉の適当発言の中で、多くの人々が「聞いてみたい!」と思ったものは果たして何なのでしょうか?

 「生で聞いてみたい、高田純次の名ゼリフランキング」で1位を獲得したのは、番組などで登場する時のキメ台詞《こんにちは。いつもステキな高田純次です》。下ネタトークが多く、お世辞にも上品とは言えないキャラクターですが、昨年還暦を迎えたとは思えない若々しさと、黙っていれば二枚目キャラクターでも通ってしまう端正なルックスは、こんな台詞でも不思議と似合ってしまいます。今回のランキングには入っていませんが、 「ごめんなさいね、いい男で」と共に、高田純次というキャラクターを語る上では外せない台詞と言えるでしょう。

 続く2位に入ったのは、《キミ、松嶋菜々子に似てるって言われない? 言われないの? じゃぁ、似てないんだね》。3位の《パリは寒い時に行くとイイよ。行ったことないけど》や8位の《あなた、何かスポーツやってたの? え!? やってないの? やっぱりね》のように、興味津々と見せかけて、次の瞬間には「どうでもいいや」と突き放すこの流れは、彼の得意とするところ。《オレはトシだからオーラのかわりにオナラを出すんだ》や《オレは1947年生まれなんだ。「いくよなめるよ」って覚えてほしいんだ》のようにちょっと下品な台詞も面白いですが、適当発言の真骨頂を味わいたいなら、やはりこの突き放しパターンがお薦めです。

 同世代のお笑いタレントが年を重ねて落ち着きを見せる中、「えっ、何? 落ち着くって?」とばかりに変わらぬテンションの高さと自由さを保ち続ける高田純次。その唯一無二の適当ぶりを、80歳になっても100歳になっても維持し続けてほしいものですね。