昔は「子どもが見るもの」とされていたアニメ。その後、世代を問わない家族向けの作品や、はじめから10代後半以上の年齢層を対象した作品が次々と制作され、今では大人でも十分に楽しめる作品が毎シーズンのように放送されています。


 そんな大人アニメの中でも、特にお薦めする人が多かったのは、《宇宙兄弟》。週刊コミック誌『モーニング』で連載中の同名コミックを原作とする作品で、アニメは2012年から放送が開始されています。物語は宇宙飛行士を目指す主人公、南波六太と、兄よりも一足早く宇宙飛行士として活躍する弟・日々人の二人を中心に進みますが、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の全面協力によって実現したリアルなストーリー展開、南波兄弟や彼らを取り巻く仲間、協力者の人間関係を丁寧に描いた深みのあるエピソードの数々は、「大人だからこそ」分かるクオリティーの高さです。

 続いて評価が高かったのは、発行部数3,000万部(2014年現在)を誇る同名コミックが原作の《進撃の巨人》でした。原作コミックが掲載されている『別冊少年マガジン』は少年向けコミック誌ですが、作品自体は突如出現した謎の巨人によって滅亡のふちに立たされた人類が傷つきながらも巨人に立ち向かうダーク・ファンタジーで、大人が読んでも十分楽しめるものとなっています。残念ながらアニメの放送はすでに終了していますが、原作コミックは現在も連載が続いており、再度のアニメ化も期待できそうですね。

 アニメオリジナル作品としては、一大ブームを巻き起こした話題作《魔法少女まどか☆マギカ》や、《あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。》などがランク・インしましたが、いずれもじっくりと練り込まれた世界設定やストーリーで、大人アニメとしての実力は文句無し。機会があればDVDやブルーレイでチェックしてみてはいかがでしょうか?

調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の「NTTコム リサーチ」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2013/12/24〜2013/12/27
有効回答者数:1,076名