社会に出て多くの人と同じ職場で働くようになれば、望むと望まざるにかかわらず周囲の言動に何かしらの影響を受けてしまうもの。これは自分が迷惑だと感じることについても同様です。このような迷惑行為は相手に対して気軽に「やめてほしい」と言えるものもありますが、相手の事情を察して、あるいは関係の悪化を懸念してといった理由で言いづらいものもあります。


 そんな迷惑行為の中でも、特に言いづらいと感じる人が多かったのが、《咳やくしゃみがひどいのにマスクをしない》です。冬場はインフルエンザやノロウイルスをはじめとする感染性胃腸炎など、飛沫感染するウイルスが猛威を振るう時期。昨年末にも全国各地で感染性胃腸炎の流行警報が出されています。そんな状況の中、同じ空間で多くの人が働く職場でマスクをしないまま咳やくしゃみをすれば、感染の危険が高くなるのは言うまでもありません。職場全体を巻き込んだ大事になる可能性を考えると本来は「マスクをして」と伝えるべきではありますが、「相手が気を悪くするのではないか」と考えてしまうと、なかなか言いづらいのかもしれませんね。

 続いて多かったのは、《きつい香水をつけている》や《タバコ臭い》など臭いに関するものでした。おのおのが好みに合わせた香水をつけてくる職場では、もともといくつもの香りが混ざり合って複雑な臭いが充満しているものですが、きつい香水ともなるとそこに刺激が加わって、自分の仕事に集中できなくなってしまいます。タバコについては近年進められている受動喫煙防止対策によって職場で煙害を被る可能性こそ低くなりましたが、吸わない人にとっては臭いだけでも不快なもの。喫煙行為自体を「やめろ」と言えるほど近しい関係ではないだけに、何とも悩ましい問題ですよね。

調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の「NTTコム リサーチ」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2013/10/31〜2013/11/1
有効回答者数:1,060名