「少女漫画」といえば、一部の男性ファンをのぞけば女性が読むものというイメージがあります。確かに、本屋で少女漫画をレジに持っていくのが恥ずかしいという男性は少なからずいそうですが、自分の部屋で楽しめる少女漫画原作のアニメとなると話は別。結構な数の男性が楽しんでいるようです。


 そんな男性たちから熱い支持を獲得しているのが、2001年から2010年までコミック誌『Kiss』で連載されていた二ノ宮知子の代表作《のだめカンタービレ》。指揮者を目指すエリート大学生と、その後輩で自由奔放な天才女性ピアニストの成長をコミカルなタッチで描いた作品です。アニメに先だって2006年に上野樹里玉木宏主演で放送された実写ドラマも大きな話題を呼びましたが、翌2007年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で始まったアニメ版も幅広い層に支持され、最終的には3期にわたって計45話が放送されました。ちなみに、同じノイタミナ枠では、3位の《はちみつとクローバー》や、《坂道のアポロン》、《海月姫》、《Paradise Kiss》などの少女漫画原作アニメもこれまでに放送されています。必ずしも少女漫画原作の作品がメインというわけではありませんが、ファンであればチェックしておきたい放送枠と言えるでしょう。

 この《のだめカンタービレ》に次いで人気が高かったのは、1996年から2000年にかけて『なかよし』で連載されていたCLAMPの《カードキャプターさくら》です。原作の対象読者層は小中学生女子でしたが、1998年から2000年にかけて3期放送されたアニメ版は男性ファンのハートもガッチリとつかみ、放送終了から10数年が経過した現在でも高い人気を誇っています。このほかにも多数の少女漫画原作アニメがランク・インしていますが、アニメという形を取ることで、本来のメインターゲットではない層にまで作品の魅力が広がっていくというのは素敵なことですよね。

調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の「gooリサーチ」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2013/4/4〜2013/4/5
有効回答者数:1,101名