今となっては触れられたくない、無かったことにしたい思春期の行動を表現するときに、しばしば「黒歴史」というスラングが使われることがあります。まだ精神的に成熟していない若かりしころの黒歴史は誰しも持っていると思いますが、はたしてどんなものがあるのでしょうか。

 「これは本当に無かったことにしてほしい」と感じている黒歴史を聞いたところ、最も回答が多かったのは、《自分は他人より複雑な人間だと思っていた》でした。多感な中学時代などは、自分が学校の教師やクラスメートよりも複雑な人間なのだと考えたがる傾向が強いようですが、大人になれば自分が案外単純な人間であることに気付いてしまうものです。このような時期には「自分はなぜこうなのだろう」と悩むことも多いですが、それもまた大人になれば《悩んでいる自分に酔っていた》だけだと分かってしまうのが、何ともまた恥ずかしいですよね。

 意外にも挙げる人が多かったのは、《こっそりポエムを書いていた》という黒歴史。《自分は他人より複雑な人間だと思っていた》や《悩んでいる自分に酔っていた》などは、何かのきっかけでポロリとほかの人に告白してしまうこともある黒歴史ですが、ポエムに関してはなかなか表に出てこない「真の黒歴史」という印象が強いだけに、今回の結果に「こんなに多くの人がポエムを書いていたのか!」と驚いた人も多いのではないでしょうか。