いよいよ夏も本番。映画業界でも、サマーシーズン向けの大作や話題作が続々と公開されています。そんな夏に見たい映画と言えば、やっぱり“海”を舞台にした作品。今回のテーマは、「思い出に残る『海を題材にした映画』ランキング」です。1位を獲得したのは、 ディズニーランドのアトラクション “カリブの海賊”をモチーフにした《パイレーツ・オブ・カリビアン》でした。洋画が上位を占める中、人命救助に命を懸ける若き海上保安官たちのドラマを描いた邦画《海猿》が3位に入る健闘を見せました。
 《パイレーツ・オブ・カリビアン》は、2007年5月に3部作の完結編となる 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』が公開されたばかりの人気シリーズ。美しいカリブ海を舞台に繰り広げられる海賊 ジャック・スパロウと仲間たちの波乱に富んだ冒険活劇は、大画面、大音響で見る映画のだいご味を思う存分味わえること間違いなし。同シリーズで人気を不動のものにした ジョニー・デップの怪演も見ものです。
 2位の《タイタニック》は、1912年に北大西洋で沈没した豪華客船・ タイタニック号の悲劇を描いた作品。1997年に レオナルド・ディカプリオ主演で公開されたものを含め、これまでに4度映画化されており、7位の《ポセイドン・アドベンチャー》と共に海洋パニックものの代表作と言ってよいでしょう。
 先日の 「思い出に残る『夏』をイメージさせるドラマランキング」でも4位に入っていた《海猿》。原作は 『ブラックジャックによろしく』でおなじみの 佐藤秀峰が 『週刊ヤングサンデー』で連載していたコミック。2004年に公開された映画と、その続編となるテレビ版が有名ですが、実は初めての映像化は、2002年に放送された NHKハイビジョンサスペンス版(主演:国分太一/永作博美)でした。
 このほか、潜水器具を一切使わない素潜りの達人、 ジャック・マイヨールをモデルにしたヒューマンドラマ《グラン・ブルー/グレート・ブルー》や、イギリスのBBCが4年の歳月を掛けて制作した海洋ドキュメンタリー《ディープ・ブルー》など、海の持つ神秘性や美しさに迫った作品にも人気が集まりました。