ヨガにフラダンス、フラワーアレンジメント——世に星の数ほど講座はありますが、日本に生まれたからには、やはり日本文化を扱った講座で一度は学んでみたいもの。「習ってみたい日本の伝統文化の講座ランキング」の1位を獲得したのは《書道》でした。このほか、3位の《茶道》や5位の《華道》など、日本文化の “侘・寂(わび・さび)”を堪能できる講座に人気が集まりました。
 江戸時代から寺小屋で 「読み、書き、そろばん」の一環として 習字を教えていたこともあり、《書道》は古くから庶民に最もポピュラーな習い事の1つと言えるでしょう。現在でも文部科学省の 学習指導要領により、小学校3年生以上の国語の授業で毛筆を使った 書写を指導することが定められています。6位に入った《剣道/柔道/弓道》も、部活動だけではなく、学習指導要領の保健体育の項目(剣道、柔道は中学以上、弓道は高校から)で正式に採用されています。そのためみなさんも一度は授業で習ったことがあるはずです。
 2位に入った《陶芸》は、 セカンドライフを充実させたい団塊の世代を中心に最近ブームとなっています。全国各地の有名な窯元や都市部にあるカルチャースクールでも陶芸教室が盛んに開催されており、2006年には玩具メーカーのタカラトミーから電動式の家庭用轆轤(ろくろ) 「ろくろ倶楽部」が発売されて話題となりました。
 最近注目を集めているコミックに、 侘び数寄(わびすき)を扱った 『へうげもの』がありますが、こうした作品が人気を集めているのも、日本の伝統文化に興味を持つ人が増えてきたことの現れなのかもしれませんね。