日本では2005年12月に発売された「W-ZERO3」登場をきっかけに、徐々に一般層への認知が広がり始めたスマートフォン。その後、2008年7月に発売された「iPhone 3G」の大ヒット、翌2009年から始まった各社Android OS採用端末の攻勢などを経て、最新の調査結果では国内携帯電話の出荷台数のうち、実に半数近くをスマートフォンが占めるになるまでになっています。

 こうして我々の生活に身近な存在となったスマートフォンですが、登場からまだ日が浅いこともあり、関連用語の意味を知らないという人も少なくありません。中でも「今更この言葉の意味を聞けない」と多くの人が感じているのが、《ドロワー》です。これは英語の「drawer(=引き出し)」に由来する言葉で、スマートフォンではアプリの一覧画面がこれにあたります。Android端末などではホーム画面に目的のアプリがない場合、画面上部のバーを上から引き出すような動作でアプリ一覧画面を呼び出しますが、意味を知ってみると「確かに引き出しだ!」と納得する方も多いのではないでしょうか。

 続いて多かったのは、《フリック入力》でした。「フリック」とは2007年のiPhone3G発表時にAppleが提案した、下に長いホームページや表組みをスクロールさせる際に指で画面を払う動作で、この動作を用いた文字入力の方法を《フリック入力》と呼びます。同じくiPhone 3G発表時に提案された用語としては《ピンチイン・ピンチアウト》もありますが、こうした用語は現在他のスマートフォンでも普通に使われるようになっており、iPhoneが大きな影響力を持った製品であるのかがよく分かりますね。